さて、夏合宿の番外編として、釣り以外のアクティビティについて書いておきます。
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まずは、以前のエントリで書いていたように、天城山のトレッキングをやりました。
伊豆は南北の背骨のような形で山があるのですが、その最高峰は万三郎岳と言って、1405メートルの山です。
「天城山」という山は存在しないわけです。
今回行ったのは、シャクナゲコースと言って、天城高原ゴルフ場から次峰の万二郎岳(1299m)から万三郎岳を経て、涸沢分岐点から天城高原ゴルフ場に戻るという周回コースです。
コースは7.4kmで、コースタイムは4時間半とのことだったので、結構楽なんだろうと思っていました。
ところで、不安定な大気のせいで、連日雨が降ったようです。
この日も麓は良い天気だったのですが、登山中は結構降られました。
雨具を出すほどではないにせよそこそこ濡れましたし、風も強かったです。
しかもこのコース、ガレ場に岩場に丸太の階段が主で、しかもアップダウンが続くというなかなかタフなコースです。
それが雨によって地面は濡れたりぬかるんだりしています。
まあ、渓流で高巻が続くようなもんで、かつコースが示してあるので、いつもの渓流と同じと言えば同じなんですが、同行者達は渓流をやったり普段登山をやったりしているわけではなかったので、かなり苦労しつつ、ビビっていました。
結局、万三郎岳に着いた時点で予定より1時間くらい押していたのですが、結局、トータルで6時間半かかってしまいました。
今回から、トレッキングポール(ストック)を使ってみました。
持ち手がT字型の1本で使うステッキではなく、2本セットのヤツです。
このストックを使うことで随分行動が楽でした。
下りでも膝に負担がかかりませんし。
つか、ストック無いと、結構ツラかったのかもしれません。
とはいえ、いかにも「登山」という雰囲気と、スリルと心地よい疲れで十分楽しむことができました。
写真は万三郎岳の三角点です。
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そして、去年から始めたシュノーケリングです。
今年もガッチリとやりたかったのですが、やはり悪天候と気温があがらなかったので、なかなか機会がなく、結局1回だけ潜ることができただけでした。
去年、水面から底に向かって潜水したときに、やたらと顔(まぶたの上の骨)が痛くなっていたのですが、経験者に話を聞くと、これはマスクを強く装着しすぎとのことでした。
鼻から息を出すとマスクのフチからもれる程度のユルさで良いとのことで、今回はかなり緩めにしてみたら見事にこの痛みは再現しませんでした。
また、去年に比べて、潜水がスムーズにいくようになり、底べったりで随分長い距離を進むことができるようになりました。
これは一説によると、脂肪が減ったことで浮力が落ちたから、とのことです。
去年は潜水がイマイチうまくいかなかったので、フィンの威力を感じることができず、コンパクトフィンだから良くないのかと思っていたのですが、しっかりと水中に入ってキックをするとものすごく推進力がありました。
ちょっとやり足りなかったので、屋久島に行く際にもシュノーケリングのセットを持っていくことにしました。
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合宿中、毎日釣りをして夜は酒飲んで寝るんで、なんとなく運動不足な気がするので、今回は1回だけランニングをやってみました。
今回走ったコースは、ジムのトレッドミル(ランニングマシン)や多摩川河川敷のコースと比べてアップダウンがあります。
というか、上って、上って、また上るというコースです。
これがキツい。
ほんとに心臓破りでした。
でも、懸念の膝の痛みは起きませんでした。
下りメインだったら出てしまったかもしれません。
結局、ヒーヒー言いながらも30分で4.5kmくらいのペース(時速9km)で走ることができました。
それ以降、ジムや多摩川で走っても膝の痛みが出なくなりました。
治ってきたのかもしれません。
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と、それぞれが釣りの合間に行ったものなので、ちょっとずつですが、色んなことを試せた合宿でした。
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