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2013/09/09

2013夏の帰省 - 暴食編

さて、福岡帰省の最後として、食ったものを列挙しておきます。

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8/24は昼に福岡空港に着きました。
一旦天神まで出てきて、何を食おうかと調べてみたら、久留米ラーメンの「大砲ラーメン」が天神にありました。
昔はIMSにあったのですが、今は警固神社から国体道路を渡ってちょっと入ったところに移っていました。

今回思ったんですが、大砲ラーメンって店に入った瞬間(というか店の前にいる段階で)けっこうしっかりとトンコツの匂いがあって、濃厚だけどあっさりしたスープというイメージだったのですが、なんか今回食ったのは「単にあっさり」というものでした。
ちょっと残念。

夜は実家でオフクロの手料理です。
帰省して手料理食べて「これぞ地元のオフクロの味」となるのが普通なんでしょうが、ウチはオフクロがずっと働いていて、料理はバアさんがずっと作っていたので、全くもって「オフクロの味」という感慨が無いんですよ。

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8/26の午前中は荷物整理で出てきた大量の廃棄物を処分しに色んなところに行ってました。
で、ランチ時間になったんで、ウドンを食うことにしました。

大体、福岡でウドンを食おうとすると、車の場合は「牧のうどん」か「ウェスト」になることが多い(そしてこの2店とも俺は好き)なんですが、今回はチェーンではない個人経営のウドン屋に行きました。
随分前にバアさんの葬式で帰ったときに食って美味かったので、もう一度食いたいと思いまして。

丸天ウドンにゴボ天トッピングで、あとはカシワメシのオニギリという俺の最後の晩餐メニューです。
これでいつでも死ねるっす。

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8/27は朝から前夜に釣ったアジを刺身にして食いました。
朝からビール飲んでるし。

その後、昼を目安に中州に行きました。
目的は、イカの活造りを食うというものです。
前日に予約しておいた「河太郎」のランチです。

水槽に泳いでいるイカ(ケンサキイカ)をすくってすぐに調理ります。
ゲソの部分とかはまだ動いています。

Ikasuiso Ika

活造りのイカ、イカのすり身(?)が入った薩摩揚げ(?)の煮物、イカシューマイ、ゲソやエンペラのテンプラ、ご飯、味噌汁、香の物というランチメニューでざっと2000円です。
あとは追加で塩辛を注文。
またまたビールを2杯くらい飲んでしまいました。

夜は適当に天神で買って行った惣菜をドームに持ち込んで、野球観戦をしながら食いました。

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最終日の8/28は、オミヤゲやその他買い物のために午前中から天神に出ていました。
で、最終日のランチと言えばラーメンでしょう。

暑い中、天神から長浜まで歩いて「元祖長浜屋」です。
うまいかどうかは問題じゃなく、一番馴染んでいる味です。
400円だったラーメンが500円に値上がりしていました。

帰りのフライトは21時くらいだったので、夕食も食っておくことにしました。
何か忘れてる、と思ったら、サバやヤキトリを食ってませんでした。
適当にぐるなびとかで検索して、18時くらいから親不孝通り(親富孝ってなんじゃい!)の西側のエリアにある居酒屋に行きました。

この店が大当たりで、サバの刺身、胡麻鯖、サバの茶漬け、ヤキトリ(基本のバラ、ズリ)、サガリ、などなどを堪能しました。
羽田からは車運転して帰らないといけないので、酒が飲めなかったのが残念です。
また戻ってきたら行きたいと思います。

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とまあ、羅列になってしまいましたが、こんな感じです。
今回も良く食いました。

今までは数年に1回くらいしか帰省しなかったのですが、今年は正月(友人の葬儀)、3月(バアさんの法事)と3回目です。
その都度、こんなに盛り沢山で食うってのも贅沢な話ですね。

***

「食」とは関係ないのですが、博多手一本という、手締めがあります。
山笠などで、櫛田入りの前とか後とか、あるいは飲み会の〆とかそういう色んな場面で博多で行うものです。
いわゆる三本締めとかと同じです。

3回目のリズムがちょっとツッコミ気味でおもしろいのですが、これってずっと昔からやっていてリズムはわかっていても何て言ってるのかしっかりと理解していませんでした。

で、実家で新聞を読んでいると、この三本締めに関する記事があり、東京と大阪と博多それぞれの掛け声とリズムが書いてありましのでついでに。

Teippon

なるほど「祝うて三度」って言ってたのか。
今までは、「いよー(パンパン) もひとつ(パンパン) ゴニョゴニョ(パパンパン)」ってしてましたもん。
40数年目にして、初めて理解しました。

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以上、2013夏の帰省でした。

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2013/09/07

2013夏の帰省 - 野球編

福岡への帰省話、次は野球編です。

今まで、帰省のたびに何度かヤフオクドーム(福岡ドーム)に足を運んでいました。
が、両親と行くことが多く、チケットを頼んでおくと大抵内野指定席ということばかりでした。

今年は俺の中ではホークス応援強化年(今年だけじゃないつもりですが)です。
ファンクラブも久々に入りなおしたし、試合は毎日チェックしているし。
なので、せっかくのホークスの本丸に行くので、今回はライト側外野スタンドで応援したいと思っていました。

よって、両親の分も含めてこっちでチケットを取りました。
ヤフオクドームの外野席というのは指定席なので、ネットで申し込み、セブンイレブンとかで発券することができます。
ファンクラブ会員なので、1枚800円、しかも会員だけでなく、会員が取れば全員分が800円で購入できます。
そりゃあ地元にいれば、1枚800円なら全試合とは言わなくてもちょっと時間があればしょっちゅう行くことできるよなあ。

そんなわけで、8/27のマリーンズ3連戦の初戦にヤフオクドームに出撃しました。

この週は、ペナントレース2位のマリーンズ3連戦+ペナント1位のイーグルス3連戦と、現在3位のホークスにとっては大事な大事な6連戦です。
金曜には田中マー君が出てくるので、この6連戦を勝ち越すには金曜以外の5試合で1回しか負けれません。
つまり、この6連戦の初戦であるこの試合はとても大事なわけです。

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16時半に開場なので、天神で食料などを購入してちょっと早めにホークスタウンに着き、買い物を終えて16時半過ぎに球場入りしました。
平日の試合だというのに、こんな早い時間から結構多くの人がいます。
指定席なのに、まったくもって博多の人間はせっかちです。
まあ、俺もそうなんですけどね。

で、この試合開始までの1時間半って、思ったよりあっという間に経つんですよね。
飲んだり食ったり双眼鏡で色々見てたりしてたらほどなくプレイボールです。

***

先発は前週に久々の勝ち星を上げた新垣渚です。
今週も頼むぜ、と期待した立ち上がりは三者凡退に押さえる上々の滑り出しです。

ところが悪いことに、2回表に捕まります。
新垣は1回2/3でノックアウト、続く中継ぎ陣も乱調で、この回で5点を与えてしまいます。
さらに3回表にも1点を与えてしまい、序盤で0-6とほぼ勝負を決められてしまいました。

両親は3回表で球場入りしたのですが、すでに0-5、すぐに0-6になっていたので、早くも帰りたそうになっています。
これまたせっかちなんですよ。

せめて打線が爆発して、追いついたり逆転したりはできないまでも、追い込むくらいをしてくれれば見ていて面白いんですが、この日は1回裏にヒット1本と四球1つ、2回裏にヒット1本が出ただけで、あとは3回以降すべて三者凡退というテイタラクでした。

ものすごく楽しみにしていたホームゲームだったんですが、終わってみれば試合が動いたのは2回表3回表のみで0-6で負けました。
今年のダメなときのホークスを象徴するような、投手陣乱調&貧打という試合でした。

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今年のホークス、ほんとに投手陣が壊滅ですね。
エース攝津以外、当初の先発陣はいなくなりました。
その後、入れ替わり立ち代り現れる先発要員にも試合を作れる選手がいません。
中継ぎ陣は悪くは無いのですが、一昨年のような完璧さも無い。

野手にしても、打撃にムラがあります。
無駄に大量得点を挙げる日もあれば、沈黙する日もある、と日替わりです。
首位打者の長谷川をはじめとして、リーグ最強の打撃陣のはずなんですが、これでチーム順位が上がらないというのは投打がかみあっていない理由ですね。

***

ホークスが博多に来て25年近くが経とうとしています。
しばらく弱かったですが、段々と常勝軍団に成長しました。

博多の人間は特に熱しやすく冷めやすいところがあるので、ダメになったらあっというまに捨てられます。
そういう危機を越えて、今ではすっかり地元に根付いてますね。

帰京する直前に飲み屋でメシを食っていたら、隣の座敷にサラリーマンが3人くらい飲んでいたのですが、ごく普通にホークスの話題です。
俺が上で書いているようなシロウト評論合戦を繰り広げているのです。
店の中ではテレビでホークスの試合を流しているし、ごく自然に「鷹の祭典」仕様のウチワが客用においてあるし。
ローカル局の朝の情報番組では、7時から20分間くらいはホークスの話題ばかりを流しています。

今回の試合など、帰宅してもまだ怒りが収まらないくらいのクソ試合だったんですが、やっぱり翌日には見てしまいますし、爽快な勝ち方をすれば気分いいし、と見放すことができないのです。

なんというか、ダメ男にいつも振り回されていて、いつもイライラしているのに、たまに優しくされると「やっぱりワタシにはこの人がいないと・・・」と思ってしまうバカ女になった気分です。

Uchikawa

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2013/09/05

2013夏の帰省 - 釣行編

また更新間隔が開いてしまいました。

今年の夏は色々と忙しくて、夏合宿で伊豆に行った2週間後に福岡に帰省しました。
主な理由は実家から倉庫などに入っている荷物の大幅な整理をしたいから帰ってこい、というものです。
要は人足として徴募されたというわけです。

ただ、せっかく帰省するので、肉体労働だけではなく、野球を見に行ったり、美味いものを食ったり、そして釣りにも行くことにしました。

予定としては

  • 8/24(土) 午前のフライトで福岡に移動。
  • 8/25(日) 終日自宅で肉体労働。夕食後、0時くらいの到着を見越して釣り場へ移動。
  • 8/26(月) 未明から朝マズメにかけて釣り。帰宅して調理・休息後に廃棄物の処理。
  • 8/27(火) 午前中にあれば残作業。午後から出かけて買い物などをした後18時からヤフオクドームでナイター観戦
  • 8/28(水) 昼過ぎに実家を出て、買い物などをした後、21時近くのフライトで帰京。

というものでした。

まずは釣りについて書いてみます。

***

釣行先は6年前に夏合宿番外編として行った佐賀の唐津近くの地磯です。
釣果を調べてみると、アジが釣れていて、ヤズ(イナダ)、ネリゴ(ショゴ)、ヒラゴ(ヒラマサ幼魚)、シイラなどの青物もちょこちょこは回遊しているようです。
また、アオリやヒラスズキも有名なポイントのようですが、季節的には厳しいようです。

ちなみに前回は夜釣りでマメサイズから尺サイズくらいまでのアジが80匹ほど釣れました。

今回も親父と一緒に行くのですが、基本的には夜中に行って一晩アジを狙って帰ってくる、というつもりのようです。
前回は明け方に弓角をやってみてカスリもしなかったので、今回はジグやプラグで狙ってみようと思いました。
また、アジに関しては、あの魚影の濃さなので、今までしっかりと狙ったことの無かったルアーでやってみようと考えました。

当然実家にはルアータックルはありませんので、タックルは持っていくことにしました。

  • 青物用
    さほどでかいのは出なさそうなので、いつもの9ft6inショアジギングロッド+4000番リール+PE2号+フロロリーダー8号の組み合わせに、30~60グラムのジグにポッパーやダイビングペンシルやスキッピング用のミノーシェイプジグ、メタルミノーなどを準備しました。
    水深はそこそこあるのですが、さほど潮流が速くはないようなので、ジグはおそらく40グラムが中心になると想定しました。
  • アジ用
    本流トラウト用7フィートロッド+2500番リール+5ポンドナイロンという、本流そのまんまの組み合わせに、メバル用のワーム類を準備しました。

    ロッドに関しては、本流トラウトロッドはライトソルト用万能ロッドと化してしています。
    真夏の伊豆以外の季節では常に持って行って、本流トラウトにメバルにカサゴにメッキにカマスにと大活躍です。
    今回も出番です。

    ワームのリグですが、基本的にはメバルやカサゴと同様、フライフックにストレートワームを刺し、1グラム~4グラムくらいまでのガンダマをフックのアイ近くに装着するというジグヘッドリグを模したリグでやるつもりでした。
    また、ポイントが遠かったり深かったりした場合にジグヘッドでは難しい場合のためにMキャロの6.3グラムと11グラムも持っていくことにしました。

ロッドは、10年近く前にアメリカに行った時に買ってきた、150cmから200cmくらいまで伸縮するプラノのロッドケースに入れて持っていきます。
このケース、滅多に使わないのですが、飛行機で釣具を運ぶときとかには便利なんですよ。
直径15センチくらいあるので、ロッド2本は楽に入りますし。
今までも、沖縄屋久島、以前の福岡帰省など数回フライトしています。

その他のタックルや小物は普段メインに使っているショルダーバッグにコンパクトにまとめて、スーツケースの中に入れて送りました。

***

福岡に着いた24(土)の夕方から、秋雨前線に伴う雨が降り始めました。
山陰地方に未曾有の降水量を記録したあの雨です。
これが、明けて25(日)になっても降り止みません。
まさにサゲチンの面目躍如!
結局、予定の25日夜に出発して26日未明~朝マズメまでの釣りは断念しました。

が、これで諦めるわけにはいきません。
ウチの親父も、遊びに関しては執念深いところがあります。

25(日)はフルフルに作業をして、トータルの予定量+αを完了させました。
そして26日の昼過ぎまでに廃棄物の処理を完了しました。

これで残りの数日は作業がありません。
頃合い良く、26日の昼過ぎには完全に雨も止みましたので、夕マズメをやってから日付が変わるくらいまでアジを狙うということにして15時前に実家を出発しました。

親父は明るいうちは遠投カゴ+付けエサ(アミ)でチヌなどを狙い、暗くなってからは遠投カゴ+サビキでアジを狙うとのことです。
そこで、途中にエサを買うために釣具屋に寄りました。

6年前もこの釣具屋に寄ったのですが、深夜でエサと氷だけを買ってさっさと移動したので店の中をちゃんと見なかったのですが、今回は少しゆっくり見てみました。
なんと、このあたりはマル/ヒラ両方のスズキや青物、アオリ、アジ、根魚など、俺が好むソルトの釣りモノほとんどが活発のようなのです。
それに伴い、ルアー類も豊富に置いてあります。

ちょっと青物のルアーを見てみると、まさに地磯仕様のプラグ類も伊豆の量販店以上の品揃えです。
夏合宿でロストしたヤマリアのポップクイーンの105mmも売っています。
合宿最終日のカヌーで使うために急遽通販で探しても即納できるものが見つからなかったのに、ここでは普通に数色売っているのです。

「パパァ、ボクが欲しいルアーが売ってるんだけど買っていい?」とは言いませんでしたが、さりげなく買い物カゴに忍ばせておき、まんまとスネカジリでゲットです。
40代も中盤に差し掛かろうというのに、情無い話です。

***

そんな感じで多少時間がかかってしまいましたが、車を止め、20分ほど歩いてポイントに到着しました。
この時点で17時半、日暮れまでは1時間半の青物勝負開始です。

まずは、親父(の財布)に敬意を示して、ポップクイーンからキャスト開始です。

かなり横風が強いので、多少飛びは悪いです。
また、完全に目の前に太陽があり、ほぼ泳いでいるルアーは見えません。
が、まわりにほとんど人がいない(親父以外)地磯から、大海原にフルキャストして、いつドカンとアタックしてくるのかと期待を高めながらする釣りは最高です。

最高ですが、数10投(実際は10数投)もすれば飽きてきます。

次はダイビングペンシルです。
なるべく大味にならないように心がけたアクションを心がけます。
ダイビングさせるごとにいつバイトがあるかハラハラしますが、何せ逆光でルアーが見えないので「いつバイトがあるか」どころか「いつダイビングしているか」さえも見えませんが、細かいことは気にしてはいけません。
暮れなずむ磯に二本足で立ちはだかり、玄界灘に向かってフルキャスト。
これぞ海の漢(おとこ)という気分での釣りは最高です。

最高ですが、数10投(実際は10数投)もすれば飽きてきます。

さて本命のジグ、いきますか。
6年前、この場で玄界灘で初めての弓角を投げた漢(真偽不明)と言われた俺ですが、所詮弓角は主に表層付近の釣りです。
大マサや大カンパは底を取ってナンボです。
やはりジグで深いレンジ、広いレンジを探るべきだったと後悔しているのです。

まあ、つい最近は弓角よりジグの方が面白いってのもあるので、後悔したのもつい最近なんですけどね。
あと、このエントリの上の方ではネリゴとかヒラゴとか言ってるのに、いつのまにかターゲットが大マサに大カンパになっているのは、磯+玄界灘+海の漢から来る補正がかかっていると、賢明な皆さんはおわかりでしょう。

そんなわけで、潮流はさほど速くなさそうなので、まずは40グラムのロングジグをチョイスです。
普段、ショアジギングではロングジグよりもショートジグをチョコマカやるのが得意なんですが、何せ地磯です、玄界灘です、海の漢です、大マサ大カンパです。
何の根拠もなく、ロングジグなのです。

親父のカゴには、10センチくらいのマメアジがごくまれにヒットしています。
マッチ・ザ・ベイトからするとまさに平べった目のショートジグなんですが、そのときは全く考えも及びませんでした。
何せ、地磯です、玄界灘です・・・(以下略)

横風を切り裂きジグをキャスト、ラインの放出量で大体80~90メートルくらいです。
底を取り、ロングジャーク、ワンピッチ、ハイピッチ、ショートジャーク、スロージャーク、ジャカジャカ、タダ巻き棒引きと手の内をすべてさらけ出しています。

何10投かして、底を取り、シャクリを入れた瞬間、ガツンときました。
オリャー!ヒーット!でかい!
俺のオタケビが玄界灘に響き渡ります。
ガッツリとアワセを入れてファイトに移ります。

もちろん、根ガカリでございました。
確かに生命反応があったはずなのになあ。

PE2号とはいえ、ガッチリとイっちゃってます。
さらに、数10m先なので、ロッドをあおって外れる気配もありません。

しょうがなく、切ることにしました。
何10mもロストしたらPEラインが勿体ないし、システム組み直すのメンドクサイから、できればルアーの結束とかで切れないかなあ、と思って手袋をしてラインを引っ張りました。
かなり難儀して、やっと切れたのは、リーダーとの結束部分でした。

まあ、PEそのものがゴッソリ減らなくて良かったとポジティブに考えて、システムを組み直しました。

この時点で時刻は18時半を過ぎています。
そろそろ日が暮れるので、これからがラストチャンスです。
さて、何をやるか、と考えて、選んだ選択肢はダイビングペンシルです。

必死でキャストとアクションを繰り返していたのですが、結局何も起こらずに日が暮れました。
一瞬、手前で、ベイトがピチャピチャっとしたのでチャンスかと思ったのですが。

***

暗くなってきたのでアジ狙いにスウィッチです。

だいぶ収まってきたとはいえ、まだそこそこ風があります。
また、40グラムのジグをフルキャストして、底を取るまで大体20カウントくらいだったので、ジグに比べてかなり手前とはいえ、そこそこの水深はあるようです。
親父に聞くと、ウキ下は竿2本とのことなので、10mくらいっすね。
そこで、ジグヘッドモドキリグではなく、Mキャロを使うことにしました。

11グラムのMキャロだと、ちょっと重過ぎる気がしたので、6.3グラムを使うことにしました。
リグは、Mキャロを通してウキ止めゴムを介して小さいスイベルを結び、その先に0.8号のフロロリーダーを50センチくらい付け、その先にワームの付いたフライフックを結びました。

で、しばらくはキャストしてカウントダウンをしてタダ巻きをしていたのですが、まったく釣れる気配がありません。
つか、こんな使い方ならメバトロボールでもいいやん。

というわけで、地磯の上でスマホを駆使してMキャロの使い方を検索です。
俺って情報強者!と自画自賛です。
今まで何も考えずに使ってきたボクのバカ!

で、調べた結果によると、Mキャロはキャストして任意のところまで沈めたら、2-3回巻きながらシャクって、フリー/テンションフォールさせたり、リトリーブしたり、ロッドでサビいたりする、というアクションだそうです。
その際に、特にフリーフォールの場合はゆっくり沈下するMキャロそのものをワームが追い越してテンションを保ちながらフォールするために、ワームはフックだけではなく、0.5グラムくらいのジグヘッドを使う(俺の場合はガンダマを打つ)のが良いそうです。

ちょうど、リグを修正した頃、親父が20センチちょいのアジをキャッチしました。
スワ(死語)!時合いか!と思い、親父の近くに立ち位置を変えてキャスト開始です。

しかし一匹出てから後が続きません。

しばらくは黙々と、Mキャロの練習を兼ねて色々なアクションを試してみました。
そういうときは飽きないんですよ。

すると数10分した後に、また親父が同サイズをキャッチです。
今後こそチャンスタイムかも、と思い、シャクリの後にテンションフォールというパターンをやっていると、フォール中にコツっとアタリらしき感じがあります。
が、乗せることができません。

そうか、なぜにアジンガー(ダサい総称)が細いPEを使うのかというと、このアタリに反応してアワセるためなんやね。
ナイロン5ポンドなんて使ってるボクのバカ!

ただ、この玄界灘に面した地磯の上で、俺が持っているラインといえばこのリールに巻かれている5ポンドナイロンかショアジギリールに巻いてあるPE2号か、フロロ8号のリーダーか20mくらいしかない0.8号のMキャロ用のリーダーしかありません。
無い袖は振れないので、このまま5ポンドナイロンで続行です。

さて、感度が期待できないのであれば、あとは勘しかありません。
キャストして、沈めて、シャクッて、テンションフォールをしながらカウントダウンをしました。
すると、4カウントくらいでコツっと来ます。

もう、頼れるのはこれしかないので、バカの一つ覚えのように、テンション開始イチニィサンシィはいアワセ!とやってみました。
すると、何回かキャストした後、明確にアタリがありました。
スウィープに合わせてみるとなかなかの引きです。
見事にキャッチしたのは、やはり親父が釣ったのと同じくらいのサイズの20センチちょいのアジでした。

よっしゃ、狙いどおり!
ついに時合いキタ!と狂ったようにキャストを続けました。

結局、その後しばらくしてから親父がもう1本同じくらいのサイズをキャッチしましたが、23時くらいからまったくアタリがなくなりました。
俺もしばらくはゴクまれにコツっというアタリはありますが、乗せることができません。

時刻も0時を越えたので、まだ親父のエサは残っていましたが終了することにしました。
結果として、明るいうちに親父が10センチくらいの豆アジを4匹、その後暗くなってからは20センチちょいのアジを親父3匹、俺が1匹という(7年前に比べると)貧果でした。

まあ、とはいえ、初めてマジメにアジをルアーで狙い、キャッチすることができたのでヨシとしましょう。
さらに、息子がルアーフィッシングを始めてから30年以上が経つというのに、初めてルアーで魚が釣れるところを親父に見せてやれたのも冥土の土産(コラコラ)になったんだとヨシとしましょう。

以上です!

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2013/07/24

New Vintage

先週金曜に、店長Qの新しい店がプレオープンしました。
その日は招待客のみのパーティで、俺も少し遅れて行ってきました。

店長の新しい挑戦を祝う意味で、数人でプレゼントをしました。
モノは、ブルーズハープ用のマイクです。

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最初は現行モデルではなく、ビンテージを探してみたのですが、イマイチ程度がいいものがありません。
奇しくも、現行モデルが初期モデル(1940年発売)と同じ部品を採用して当時のサウンドを継承しているとのことでしたので、新品の現行モデルとしました。

古くからの伝統をベースに、新しいことをスタートする店長にはむしろこの方がいいのかな、と思いまして。
と、深イイ話風にキレイにまとめてます。
もちろん、後付けの理由なんですけど。

ほとんどの客が帰って、ダラダラと飲んでる数人が残っている中で、ちょっとアンプを通して音を出してみました。
今までのマイクよりパワーあって、太くていい感じです。
久々のブルーズセッションをやりました。

半年振りに、ベースとなる店がオープンして、まずは一安心です。

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2013/06/03

2連続

書くことが色々と溜まっているんですが、書く時間を確保していません。
1週間以上前の話です。

前日のスタジオでまさかの録音内容が飛んでしまったのです。
つまり、MTRに挿さっているSDカードはカラッポのままです。
そして苦労が消し飛んだ俺のココロもSDカードのようにカラッポなのです。

***

そんな5/24金曜、昼ごろ店長Qからメールが来ました。

新しい店ですが、契約が完了し、6月末くらいにはオープンできそう、とのことです。
その報告というわけじゃないけど、何人か旧常連を誘って飲みましょう、という話です。
何人かに声をかけたところ、結局参戦してきたのが店長と俺、それにフライマンのN氏という古参の3人ということになりました。

店長とは2日連続で顔を合わせています。
どんだけ仲良しなんだよ。

集合し、立ち飲みで軽く飲んだ後にアイリッシュパブで2時間ほどコッテリと話が弾みました。
お互いの状況が変わる前は、深夜にこの3人で濃い話をしていたもんです。

***

20時過ぎに別件の予定があったN氏が離脱です。

2人でサシで飲むのって、カウンターを挟んでいたらなんてこと無いんですが、そうじゃなかったら妙に照れくさいもんです。
そんなときはキャバクラとか音楽聴けるとことかがいいだろう、ということでブルーズバーに行くことにしました。

何軒か俺が知っているところを調べてみたら、金曜夜なのでどこもライブをやっています。
音楽は聴きたいけど、がっちりとライブしているところでアタリかハズレかわからないのを聴くのもなあ、という気分です。
中央線沿線まで行けば色々あるんでしょうが、それも移動が面倒だし、とりあえず山手線沿線で、ライブはやらないだろうという小さい店に移動です。

***

この店、20年近くは行ってるんですが、年に1回とか2回しか行かないんで、店の人と顔見知りというわけではないです。
カウンターに座り、少しバンドの話をしつつ音楽を聞き、腰を落ち着けて飲んでいました。

すると、こんな狭いとこで、という中でライブが始まりました。
もちろんドラムはいませんが、3人編成のブルーズでした。
なんか、雰囲気のある(いろんな意味で)面白い人たちでした。

店を出るときに少し話しをして、機会があったら対バンしましょう、ということになりました。

なんか、ジュークジョイントってわけじゃないですが、こういう小さいハコでやるのも楽しそうです。

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2013/04/02

濃縮福岡

先週木曜3/28の午後から昨日月曜4/1まで、バアさんの7周忌で福岡に帰省していました。

法事自体は土曜の1日だけだったんですが、少し早めに福岡入りし、遅めに福岡を発ったので今回は色々と行きたいとことか満喫してきました。

ざっと駆け足で書いときます。

***

[3/28 木曜]

午前中で仕事を無理やり終わらせて、15時半くらいのフライトで福岡に飛びました。
実家には戻らず、市内のホテルに18時くらいにチェックインし、早速街に繰り出しました。

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まずは魚です。
ヤリイカの活造りにサバの刺身、カンパチにウニに姫サザエの刺盛だけでは飽き足らず、炙り+刺身+ゴマサバのサバ3点セット、さらに飽き足らずにゴマサバを追加し、他にも色々と食いました。

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それから屋台に行き、ヤキトリ(バラとズリ)、おでんに加えてラーメンまで。
すでにオーバーカロリー確定です。

***

[3/29 金曜]

前夜が23時くらいに寝たからなのか、朝4時半くらいに目が覚めてしまいました。
もうちょっと寝ようと思ったのですが、目が冴えて眠れなかったので、せっかくウェアとかシューズを持ってきていたので走りに行きました。

高校生の頃は天神から西に走り、高校生の頃部活で走らされてあれほどイヤだった大濠公園を2周した後、福岡ドーム(ヤフオクドーム)まで走って長浜を通ってホテルに戻りました。
1時間ちょっとで11.6kmでした。

で、走りながら長浜を通ったので、またしてもラーメンが食いたくなり、朝食は長浜に決定です。
当然「元祖長浜屋」に行くつもりだったのですが、危なく「元祖ラーメン長浜家」という店に入ってしまいそうになりました。
なんか雰囲気が違ったので気付くことができたのですが。

それからレンタカーを借り、一旦実家に荷物を置いた後、糸島半島方面に走りました。
目的は、釣り、と言いたいところですが、残念ながら違います。

この糸島では、牡蠣小屋と言って、いくつかの漁港で数点ずつ、牡蠣を浜焼きのように食べさせてくれる店があります。
大体10月くらいから3月くらいまでしか営業していないので、開いている店があまりなく、なんとか探して入店できました。

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牡蠣1キロ(800円)にハマグリにホタテにウチワエビにと堪能しました。
車だったので、酒が飲めないのが苦痛でした。

そして、糸島を出て、レンタカーを返してからヤフオクドームに向かいました。
この日は、プロ野球の開幕戦だったので、チケットを取っていたのです。
そのために法事は土曜なのに早めに福岡入りしたのです。

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試合はエース攝津が好投し、細川の逆転ホームランに本田の満塁ホームランなど、珍事が揃って7-1と劇勝でした。
これでホークスにはマジック143が点灯です!

もっとも、土曜日曜および今日火曜はすべて負けているんですけどね。

***

[3/30 土曜]

この日は朝から法事です。

昼前に寺に行き、お経と坊主のありがたい話を夢ウツツで堪能しました。
墓というか、納骨堂では、4歳になった甥っ子に「もうすぐここにお前のジイサン(俺の親父)が入るんやけん、ちゃんと場所を覚えとけよ」と叔父らしいところを見せておきました。

その後、料亭で親戚一同で会食をし、ホロ酔いになったあたりで西鉄電車に乗って移動です。
両親と姉の家族とで柳川の温泉に旅行です。

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川下りでは、落ち着きの無いバカ甥が水に落ちないかなあ、と期待してたのですが、落ちてくれませんでした。
夜はこれまた宴会で焼酎をガブガブ飲んで落ちてしまいました。

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[3/31 日曜]

朝から柳川をブラブラして、ランチでは名物の鰻のセイロ蒸しです。

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相当久しぶりに食べたのですが、こんな味だったっけ?という感じでした。
香ばしくてふっくらであっさりで美味いのですが、なんか卵の味付けが甘いのが減点でした。

その後午後早めに実家に帰りました。
メールには仕事の催促がびっしりと入っていたので、午後はおとなしく野球を見ながら仕事です。

結局夜は近所の中国料理屋でこれまたタラフク食って飲んでしまいました。
まずいことに帰宅してマージャンとかしながら酒を飲んでたんですが、ツマミに美味いテンプラ(サツマアゲを博多ではテンプラと言います)があったもんですから散々食って飲んでしまいました。

体重計乗るのが怖いです。

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[4/1 月曜]

流石にオーバーカロリーが気になるので、朝から近所を走ってきました。

ウチの実家はもう博多にはおらず、電車で30分くらいの田舎に引っ込んでいます。
もう、そこらじゅう田んぼです。
とりあえずナマズがいそうな川をチェックしながら1時間半、16km走ってきました。

帰宅したら辛子高菜に明太子に竹輪にと美味い朝食があったので、せっかく控えていたライスを食ってしまいました。
なんか、常に満腹感ってのがマズイ状況です。

帰りのフライトは19時半くらいだったので時間があるので、とりあえずドライブに行くことにしました。

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着いたところは、秋月という町で、渓流のそばにあるオープンエアの店でヤマメと地鶏を食いました。
つか、まだ食うんかい。
さすがにランチはこれだけにして、小石原という陶器の村に行き、柚子胡椒などを買い込んで実家に戻りました。

帰宅後は荷物をまとめて、両親に少し早めに空港に送ってもらいました。
チェックインしてオミヤゲを買おうかと思ったのですが、思ったより時間があります。

どうしたかというと、地下鉄で市街地に戻り、元祖長浜屋に突撃です。
もう狂っています。

最後のラーメンを堪能し、胃の重みを後悔しながら、羽田に戻ってきました。

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ここ10年くらい、たまに帰省はするのですが、色々と行きたいところに行くことができなかったのですが、今回は濃厚に楽しみことができました。

うちの両親、まだまだ元気なんですが、それでもいい加減歳を取りました。
年に数回は帰ってきて荷物の整理とかの力仕事を手伝え、と言うんで、今後はちょくちょく帰ろうと思います。

さて、減量開始。

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2013/02/27

パリ雑感

先週金曜に無事パリから帰国しました。

月曜夕方に着いて、火曜水曜と終日ミーティングで、毎晩ちょっとメシを食いにいって、23時くらいからちょうど日本の時間に合わせて仕事をする、という不毛な毎日でした。

帰国は現地木曜23時20分発のフライトだったので、木曜は夜までフリーのはずだったんですが、別件で仕事になってしまい、午前と午後にそれぞれ2箇所でミーティングをしてきました。

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結局、観光は全くナシ。
エッフェル塔とセーヌ川は見ました。
見えた、という方が正しい。

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シャンゼリゼ通りは、歩きました。
歩いただけ。

凱旋門も見えただけ。
あ、凱旋門の真下にある駅から地下鉄でミーティングの場所に移動しました。

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パリの中心街は、建物の高さや概観に規制があるみたいで、どこに行っても同じような景観です。

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しかも、道路が碁盤の目のようになっていないので、すぐに迷います。

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食べ物は、毎晩シャンゼリゼ近くだったので、要は銀座で食っているようなもんなので、安いかどうかはわかりません。

が、ホテルの朝食とかカフェとかでちょっと食ったりしているものから考えると、やっぱりパンとチーズとワインは美味いです。

あとコーヒーが美味いっす。
皆カフェオレばかり飲んでるかと思ったら、エスプレッソを飲む率が非常に高いです。

最終日の最後のミーティングを終えた後、ミーティングを一緒にやっていた現地のヤツとオペラ座近くのカフェに一杯やりに行きました。
こいつは生粋のパリジャンなんで「シャンゼリゼのカフェとかちゃんちゃらおかしい、普通飲みには行かねえだろ」というスタンスでした。
とは言っても、オペラの近くも十分高級地区なんですが、シャンゼリゼに比べると生活観がありました。

カフェのビールは、25cl(250ml)、50cl、100clの3サイズが選べるのですが、俺はポンニチ丸出しの「可も無く不可も無く」路線で50cl(要は中ナマ)を頼んだのですが、こいつに言わせると100cl飲むのは観光客(すなわちヤツらの感覚で言うとオノボリサン、田舎モノ)だけで、パリっ子は理由は無いけど25clを飲む、最近では50clを飲むケースも増えてきたけど、とのことでした。
なんか、中途半端に田舎モノ扱いされた気がしたので、二杯目は25clを頼んだりました。

***

治安は良くないそうです。

安全に見えますが、特に地下鉄はとにかくスリが多いらしいです。
だからリュックは体の前に抱える、ポケットにモノは入れない、スマホは地下鉄の中で取り出すな、とのことでした。

特に観光客に見える異人種、すなわちアジア系っすね、は狙われやすいです。

ただ、俺はどの国に行っても気配を消すというか馴染むというか、仕事で行っているときはそういう危険な目に遭ったことって無いんです。
プライベートでは結構あるんですが。

どこに行っても(アメリカでもベトナムでもヨーロッパでも)観光客の日本人や中国人などに、良く道を聞かれたりするのです。
これは自慢しているんじゃなくて、そういう防衛本能が自然に働いているのかもしれない、と思っています。

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いわゆる通信環境について書いておきます。

渡航前にauショップで聞いてみたところ、俺のスマホはそのまま海外でローミングして使えるとのことでした。
ただ、通話に関しては電話がかかってくると自動的に1分で110円かかる(俺が払う)とのこと、かけたりしたら言わずもがなです。

ネットに関しても、まともにパケットあたりいくらでやるとベラボーな額になるので、定額プランが使えるキャリアにローミングすれば1日3000円くらいです。

これはバカらしい。

というわけで、通話もネットもローミングをしないことにしました。
ホテルではWiFiが使えるし、オフィスでもWiFiが使えるし。
それ以外の移動中とかメシ食ってるときは、同行の同僚がモバイルルーター(1日1500円くらいで使い放題)をレンタルしていたので、この代金を折半して使うことにしました。

よって、スマホもPCもWiFiでほぼ常時接続。
かつ、通話に関してはLINEやSkypeを使うことで無料、まあ、誰とも話してませんけどね。

そんな感じで不自由の無い5日間でした。

***

言葉に関しては、ほとんどの人が英語で話せます。
なので、買い物や会話に関しては全く不自由しませんでした。

ただ問題なのが、レストランとかカフェのメニューや駅名など、ほとんどの単語が意味がわからない発音できない、ということです。

切符を買うとき(メトロは自動販売機なんですが、RERという高速地下鉄は窓口なのでした)、行きたい駅名はわかるのですが発音できないのです。
結局、スマホ画面に駅名を出して、「アン チケット シルブプレ」とチケットは英語な無理やりな買い方をしました。

フランス語の会話は別にできなくてもいいですけど、単語のボキャブラリくらいは少しは持っておきたいと思いました。

***

人が仕事をしている木曜一日をエッフェル塔に登って凱旋門に登ってルーブルでモナリザを見てきた同僚は観光客丸出しで沢山の紙袋を抱えてベラベラとその日の思い出をコーフン気味に話していました。
俺も一日観光したらああなるのかなあ、と、ちょっと戦慄。

ちなみに、釣具屋楽器屋登山道具屋に行きたかったのですが、まったく見当たらなかったです。
まあ、日本でも銀座にこの手の店は(ほとんど)無いっすからね。

そんなわけで、雑感でした。

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2013/02/19

パリ到着

現時時間の17時ごろ、日本時間の1時ごろにパリに着きました。
今、午前0時です。

ホテルに着いてメシに行くまでの間、シャンゼリゼをブラブラしてきました。

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シャンゼリゼ通り、要は銀座っすね。
奥にあるのが凱旋門です。

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凱旋門に近づいてみました。
まさにオノボリサンです。

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スーパーの食材もなかなか魅力的です。
これはコジャレた瓶に入ったスパイス。
5ユーロくらいです。

現地のヤツとメシを食って、ホテルに戻ってきました。
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これはスーパーで買った500缶で0.96ユーロのフランスビールです。
普通にビールでした。

そんなわけで、ほとんど機内で眠れず映画を4本も観たので寝ます。
明日からはキューキューのスケジュールなんで、エントリとかできないかもです。 

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2013/02/18

おフランス

あと数時間してから、フランスに出張してきます。

1月末にフランスからジンガイ呼んで1週間ぶっ通しでWokshopをやっていたんですが、今度は俺が行かないとならなくなりました。

この出張も決まったのが2週間前。
急すぎます。
出張言い渡されて、気づいたのがパスポートが切れていること。

前職で2001年に10年モノを作ったのですが、この会社に入ってからは海外出張の気配が無いんで更新していなかったのです。
とりあえずパスポートができたのが先週の水曜。
ギリギリでフライトの発券ができて、今に至ります。

今日月曜昼の便で発って、同日の夕方にパリに着きます。
そして火曜水曜と仕事をして、木曜のフライトでパリを発って金曜夕方に日本に帰ってきます。

なんてハードなんだろう。
木曜は夜遅いフライトなんで、多少の観光とかはできるかもしれませんが、上記1月に呼んだジンガイに拉致されて仕事になるかもしれません。

もしフリータイムがあったら、とりあえず釣具屋とか楽器屋を探してみようと思います。
エッフェル塔とか凱旋門とかルーブル美術館とかは、観光で来たときに行けばいいや。

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ちなみにパリ、20年以上前に一度来たことあります。

当時学生だったんですが、バックパッキングでドイツを巡っていました。
金が無いので、ユーレイルパスという乗り放題の周遊電車チケットでユースホステルを泊まり歩くというものです。

旅行の目的は、ちょうどベルリンの壁が無くなったんで、歴史の証人として立ち会っておこう、というのはもちろんウソで「ドイツに行ったらビール飲み放題で、朝から飲んでも怒られんらしいぜ」というのが真相です。
まあ、朝からベロンベロンで怒られたんですけどね。

で、そのバックパッキングの最中にミュンヘンにいるとき、宿がどこも取れませんでした。
そこで、ミュンヘン発パリ行きの夜行列車に乗り、パリに向かったのでした。
ヨーロッパの列車というのは特急列車であればコンパートメントなんで、席を全部フラットにすると2人くらいは伸び伸び寝れるのです。
寝台車とかに乗る必要なし、指定席も取る必要なし、なのです、当時は。

で、翌朝パリに着き、またミュンヘン行きに乗って帰ってきました。
滞在時間、25分でした。

今回はこの記録を破ることができるんでしょうか?

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2013/01/18

Next Step

先週土曜の営業をもって、店長Qのバーが閉店しました。

経営難でトンズラとかではなく、店舗の賃貸契約の更新とか設備の改修とかを色々と考えた結果、11年3ヶ月続いた店をたたむことにしたらしいです。
そして、次は店名も変え、営業スタイルも少し変えて新しい挑戦をするそうです。

最終営業日は日曜の朝8時過ぎまで飲んだくれました。
最後はほとんど記憶が無くなっているんですが。

最近では俺がなかなか店に行けない分、店長とはバンドや釣りなどプライベートでのつながりの方が多いので、特に何が変わるということは無いわけです。
が、俺の充実した30代のほとんどを過ごしたこの店が無くなるのはやはり寂しいもんです。

問題は、店においてある大量のCDとかVHSとかその他モロモロを引き取らないといけないことです。
運ぶのがめんどくさいなあ。

店長の次のステップの成功を縁もユカリも無い皆さんも祈っておいてください。

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