渓流編に続きまして夏合宿のラップアップ、海のオカッパリ編です。
俺の中で、今年の弓角初戦でのファンタジスタS君への惨敗が相当悔しかったとみえて、オカッパリ青物に関してはヤル気マンマンでした。
また、毎年この時期のポイントの混み具合にはかなりうんざりですので、できるだけ人が少なくて回遊がある場所を探すこと今年のテーマにしました。
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軽井沢から伊豆に移動した翌日、8/10火曜は朝から弓角で出撃しました。
穴場調査はともかく、まずは1本獲っておきたかったので、人が多いのを覚悟でメジャーポイントに行くつもりで朝3時ごろ起きました。
すると、雨がガッチリと降っており、マズメまでの場所取りのためにわざわざ濡れに行くのももったいないので二度寝です。
再度起きたのが5時過ぎで、すでに雨は上がっています。
早速出撃です。
6時くらいに到着した現場は思ったより混んでなく、カゴ師数名とジグ師1名、ツノ師が数名いるくらいなので、無理ない間隔で立ち位置をキープできました。
18号ジェット天秤にリーダーは船ハリス6号を2ヒロ、白で内側にラメの入ったツノをキャストします。
が、周りも含めてヒットがありません。
射程距離外の沖にはソウダガツオらしい小さめのナブラがありますが、寄ってくる気配もありません。
しばらく表層でスピードを何種類か変えて試していたのですが反応が無いので、タナを変えていく方針にしました。
底を取って何投目かで、着底後の巻上げの直後になんとなく重くなりました。
かといって魚が引いている感じも無いので、そのまま寄せてくるとエソがヒットしていました。
サイズは25センチ程度です。
しかしエソってのは凶暴そうに見えてなんかマヌケな顔つきですよね。
こんな感じでスピードやタナを色々と変化させながら投げ続けること1時間、7時過ぎにアタリがありました。
着水してそのまま巻いたのでタナは表層近くだと思います。
スピードは中速よりもやや速めでした。
小気味良く抵抗しますがそれほど大きくなさそうです。
抜き上げたのは35センチあるかないかくらいのマルソウダでした。
ヒラソウダが食いたいモードだったのでちょっと残念ですが、今年の弓角初釣果(エソは除く)なのでまずは喜ばしいです。
すかさず同じパターンで何投もしますが、後に続くことはなく単発でした。
その後は堤防先端でカゴ師に2,3本散発でマルソウダが上がっていましたが、俺には以後ヒットはありませんでした。
8時が近くなると続々と人が帰っていきます。
なんでもこの日は夜に花火大会があるそうで、朝8時から設営のために釣りができなくなるとのことです。
そのため俺も8時ちょっと前にマルソウダ1本の釣果で終了しました。
前の週末くらいから雨が降り続いている雨のせいなのか、例年に比べて(去年のURL)全体的に渋い状況でした。
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翌日8/11水曜は最初雨だった予報が、前日に曇りに変わりました。
3時半くらいに起き、4時過ぎに到着しました。
この日は2年前に宿敵TやKidと行ってなかなかの釣果を得た小さめの漁港です。
到着直後はまだ薄暗く堤防には誰もいません。
すかさず沖方向の角の立ち位置を確保しました。
この日は速報でも書いたように、ショアジギングをメインで勝負をするつもりで、マズメからガンガンとキャストしてガンガンとシャクり倒します。
25グラムくらいのジグから始めて、最終的には35グラムくらいまで、ロングジグを使ってみたりカラーも色々と変えたりと試行錯誤をしました。
また、シャクり疲れたら弓角を投げて、とりあえずは常にルアーが海中にいることに努めました。
で、3時間ほど黙々と投げ続けたのですが、結果は何も起こらずの異常なしでした。
メールで部隊長さんと話した感じだと、海水温がイマイチ上がっていなくて回遊がシブいのかも、という推測を聞きました。
また、このポイント自体、上記宿敵Tと行ったとき、Kidと行ったとき、そして秋にイカをやっててナブラが立ったとき、すべてが早朝ではなくて正午前後でした。
もしかしたら早朝勝負はダメで、時間をミスったのかもしれません。
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次の日8/12木曜は元々渓流をやるつもりでした。
が、渓流編で書いたように移動中に結構な量の雨が降ってしまい、入渓点がちょっと厳しい状態だったのでパスしました。
で、移動中に雨が上がるのを待ちながら思ったのが、河津川河口のヒラスズキです。
今年の春合宿の最後にファンタジスタS君が釣りやがったもんですから、どこか頭にひっかかっていたのでした。
しかも時間的に下げが始まったくらいの潮汐です。
シーバスルアーは持ってきていませんが、メタルジグと一緒にトップウォーターにミノーにバイブレーションは持ってきていますので、ルアーはこれでいけるでしょう。
また、装備はフェルトソールですがウェーダーを履いてライジャケ(宿敵Tに借りた自動膨張のヤツ)を来ればなんとかなりそうです。
そんなわけで、渓流に行く前に河口で様子を見てみました。
が、前回S君が結果を出した最河口部の石積みのあたりには人が入っていて、割り込みにくい状態、さらにもうちょっと上流部は思ったより下げが効いていなくてタプタプな状態だったのを見て、戦意が喪失しました。
結局、準備もせずに渓流に向かったのです。
その後、上記のように渓流を諦め、向かった先は前日のポイントです。
雨が降ったり止んだりで人が少ないかもしれない、さらに昼に近い時間でもしかしたらアタリクジを引くかもしれないという期待を持ちました。
で、到着したのですが、テトラにショアジギ師が一人いるだけで堤防は誰もいません。
さっそく車を停めて準備をして到着すると、タッチの差でリゾート系釣りダブルカップル(男女2名ずつ)が入ってしまいました。
テトラに入ろうかと思ったのですが、俺が履いているクロックスのソールがだいぶ減っているのでちょっと濡れたテトラは怖いので躊躇しつつ待っていました。
弱い雨が降ったり止んだりしていたので待っていると、結構強い雨に変わりました。
しばらくリゾート系カップルズが帰ってその後に雨が止むのを待ちましたが、どちらも気配がありません。
雨も強くなるので、結局このポイントを諦めました。
そんなわけでこの日は3箇所3種類(渓流含む)のターゲットすべてに縁がありませんでした。
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8/13金曜は部隊長さんとお待ちかねのカヌーフィッシングを敢行し、残る8/14土曜が釣りをする最後のチャンスです。
前日のカヌーの疲れ、というよりは激しい日焼けでつらいかと思って前夜はアラームをかけずに寝ました。
もし目がさめて、程よい時間だったらその時間に合わせた釣りに行こう、という意図です。
目が覚めたのが5時です。
お、渓流行けるかな、青物にしようかな、と思って起き上がったら日焼けが痛くて痛くて。
ガックリして二度寝をしました。
昼前には起きたのですが、なんだかんだと用事をこなしていたら時刻はすでに14時半です。
このまま何もせずに合宿終わりました、ってのはイヤなので、ポイント調査を兼ねて、まだ行ったことのないところに下見に行きました。
この場所はポイント本にたまに「青物イイヨ」みたいに載ってはいるんですが、あまり華々しい実績を聞かないところです。
数年前はすごかったみたいですが。
いずれにせよ、買わない宝くじは当たらないので、まずは宝くじ売り場を視察というわけです。
車を停めて、釣り場に行ってみると、ウワサには聞いていたのですがテトラです。
それも結構大きめのテトラなのです。
まず、クロックスでは無理です。
が、ちょうどメガメバルポイントと同じようなテトラなので、スパイクシューズ履けばいけそうな感じです。
あと、テトラは(磯場もそうですが)バックが取れないのでここは弓角は厳しいでしょう。
去年の夏に一回試してその一回で断念した「ウキゴムひっかけ作戦」を実用化できればいけるかもしれませんが。
海の感じは悪くないので、機会があればショアジギングメインで試してみようと思います。
そんなことをやっているのでもう時間は16時です。
17時にはあがらないとならないので、比較的すぐいける第二戦で行ったメジャーポイントに行きました。
堤防の上は思ったより人がいません、つまり回遊無いわけやね。
ここでもジグメインで投げまくりました。
しばらく30グラムくらいのジグでやっていたのですが、だんだんと爆風になってきてライン処理や底取りが難しくなってきたのでロッド負荷ギリギリくらいの40グラムまでウェイトを上げました。
遠投して底を取った直後にハイピッチジャークで一気に巻き上げ、また底を取るという作戦にし、数投やってみました。
しかし40グラムくらいになるとハイピッチは疲れますね。
で、5投目くらいに底を取ってハイピッチを開始した直後にガツンときました。
よっしゃー、カンパ確定!グラッチェグラッチェ、とランディングをしたらもちろんマルソウダです。
この後、散発ですが、同じパターンでやはりマルソウダが2本あがりました。
サイズはどれも第二戦と同じくらいの35センチいかないくらいとイマイチ冴えません。
もうちょっと薄暮になるまでやりたかったのですが、結局タイムアップで17時過ぎに終了しました。
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そんなわけで釣行回数が最も多い海のオカッパリでした。
釣果は弓角でマルソウダ1、ジグでマルソウダ3とマルソウダばかりでした。
あ、エソも釣れたんだった。
ポイント開拓に関しては、実戦をやっていないのでなんとも言えませんが、一度勝負してみてもいいかも、と思っています。
いつも言っていますように、俺の中での釣りのメインって渓流とイカと並んで青物なんですよ。
青物、実際には年間を通した回数で言うとそれほど多くは無いんですが、なんか「大事」なターゲットなんです。
毎年、オカッパリに関しては大体夏合宿くらいからスタートして秋の東京湾で終了するパターンなので、まだ始まったばかりです。
さあ、これからどんどん熱くなってくるっすよ!
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