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2013/07/18

プレ夏合宿2013: 準備編

クソ暑くなってきました。
もう完全に夏モードです。

というわけで、先週末の3連休、プレ夏合宿として伊豆に行ってきました。

今回は3日間のうち、月曜(祝)は滞在先の用事に付き合わないとならないので、実質釣りができるのは土曜日曜の2日間になります。
また、日曜はおなじみ部隊長さんがお付き合いくださるとのことです。
よって、土曜に誰か一緒に伊豆入りしないかと誘ってみたところ、宿敵Tが参戦することになりました。

実はこの時期、毎年結構な確率でTと一緒に伊豆でトライアスロンをしているのです。
ところがこれまたかなりの確率で雨にやられているのも事実です。
今年はどうなんでしょう。

***

当初の予定は、こんな感じです。

  • 7/13(土)
    05:00 河津川入渓、尺アマゴの入れガカリに漢泣き。
    08:30 退渓し、一路西伊豆に向かう。
    10:00 西伊豆の堤防でショアジギング&弓角、サバソウダイナダワラサカンパマサの猛烈な引きに腕が痛くて漢泣き。
    13:00 南伊豆の堤防でショアジギング&弓角、サバソウダイナダワラサカンパマサの猛烈な引きに腕が痛くて漢泣き。
    16:00 東伊豆のゴロタで遊び半分でヒラスズキ狙い。80アップ数本のヒレで体を傷つけられて漢泣き。
    18:00 釣りを終わり、温泉であまりの極楽に漢泣き。
    20:00 滞在先に行き、本日の獲物に舌鼓。あまりの美味に漢泣き。
  • 7/14(日)
    午前 部隊長さんとカヤックで伊東湾に出航。巨大シイラに300mくらい引っ張られて漢泣き。

そうなんです。

今回は、渓流とショアジギングと弓角に加えて、部隊長さんが最近仕入れたカヤックでのオフショアもやるのです。
約3年前、インディアンカヌーもといカナディアンカヌーで沼津西浦の海を荒しまくったパイレーツオブスルガワンが、カヤックに身を転じてパイレーツオブイトウワンとして復活ロマンポルノです。

***

さて、持ち込んだ装備です。

渓流は

  • 5フィートロッド+2000番ハイギヤリール+4ポンドナイロン+ルアー
  • ウェーダー+ウェーディングシューズ
  • タックルベスト
  • ランディングネット

と標準的なものです。

ただ、ウェーディングシューズが今回新品となりました。
春合宿が終わった段階で、ウェーディングシューズを見てみると、俺の歩き方の癖なのか、フェルトの外側(両足ともに小指側)がかなり減っていました。
なるほど、歩きにくいもんだ、と思い、約2ヶ月半、どうするのか考えていました。

とりあえず釣具屋に行って、ソールの張替えの値段を聞いてみてもらうと、7000円ほどするとのことです。
それなら自分で張り替えた方がマシじゃボケェと思ったのですが、何せ雑な俺のこと、一回で成功するとは思えないのです。
よって、まず新たに一足買っておいて、ゆっくりと張り替え方を調べたりしながらスペアとして旧シューズを仕上げていくことにしました。

次は青物タックルです。

  • ショアジギング:9.6フィートライトショアジギロッド+4000番リール+PE2号+フロロ30ポンドリーダー+ジグ(30~40グラム)/トップウォーター
  • 弓角:3.9m投げ竿+弓角リール+ナイロン4号+天秤+フロロ6号ハリス+弓角
  • ライジャケ
  • スパイクシューズ
  • クーラー

そして最後はカヤックフィッシングタックルです。
部隊長さんに何を釣るのか聞いてみたら、「何が釣れるかなあ」との返事です。
まだ、カヤックの処女後悔が終わっていないらしく、よってあまり明確に狙いどころが無いみたいです。

何せ部隊長さんは、カヌーを一度「沈」させている剛の漢です。
沈になれて、むしろ沈をしにいくんじゃないだろか。
俺も沈するのかなあ、やだなあ。
タックルとか無くなるのやだなあ。

もしかして、今回は釣りじゃなくて、前回沈して奉納したタックルをサルベージしに行くのかも!
しかも部隊長さんが鵜匠で、俺が鵜の役割なのかも!
一応、シュノーケリングの道具も持っていっとこうかなあ。

で、タックルを聞くと、部隊長さんはベイトのライトジギングタックル2セットで、ジグとタイラバ、あとは一応エギを持っていく、とのことでした。
よって、俺は青物一本槍にすることにしました。

  • 6フィートジギングロッド+4000番リール+PE2号+フロロ30ポンドリーダー+ジグ(30~40グラム)/トップウォーター
  • ライジャケ

もし沈したときに、ロッド以外を気にしなくていいように、ジグもプラグもその他もすべてライジャケに装備しました。
ジグの重さでライジャケが浮くのか心配です。

***

そんなわけで、準備は万端です。
いよいよ実釣編です!

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2013/05/10

[春合宿2013] 5/1-2 運命の2日間

春合宿が終わって1週間近くが経ちます。
シャバに戻ってからガッツリと仕事モードに入ってしまったので、まだエントリを書ききれていません。

すでにエントリしている4月28日と29日(および少しだけシャクった30日)は連休前半、休日の結果です。
俺の中では、連休の間の平日の5月1日と2日、ここが勝負ドコロだと思っていました。

そんなわけで、この2日間はギッチギチに命を削ってきました。
合宿中のひとりトライアスロンです。

***

まず5月1日です。

早朝目を覚ましたら、雨が降っていました。
この雨の中を突撃する元気はなく、二度寝をし、再度8時ごろに目が覚めたら雨が止んでいました。

すぐに家を出て狩野川に向かいます。
まずは9時半から11時半まで一箇所目、12時から14時までの二箇所目と本流をやりました。
とにかく集中を切らさずにキャストし続けましたが、ノーチェイスノーバイト。
しかも二箇所目では、スタメンクラスのルアーを3ロストしてしまい、本流戦力に大きなダメージを受けてしまいます。

せっかく雨が降ったので、雨だと爆発する支流に行ってみるとすでに先行者がたっぷりです。
平日だぜ?どいつもこいつも、仕事しろ!

それから上流部の渓流域に行きましたが、この後の予定を考えると1時間も無いんで、ものすごいハイスピードで撃てるとこだけを撃っていきました。
そんな雑な釣りしているから、もちろんノーチェイスです。
この時点で16時です。

***

ここから、河津川河口でヒラスズキを狙うべく、天城越えです。
車内で「天城越え」のサビ部分のみを熱唱しながら河津に向かいます。

河津川の河口部に到着し、ブーツフットのチェストハイウェーダー、ライジャケに着替え、ライトショアジギロッドと格好だけはイッチョマエのハードコアソルトマンです。
上げ1分くらいの17時半から上げ6分くらいの20時まで黙々とルアーをキャストし続けました。
いえね、数年前の春合宿でファンタジスタS君がヒラスズキ釣ったもんで、俺にも釣れんじゃねえかと思いまして。
結構周りに釣り人もいたんで、最近調子いいのかと思いましたが、もちろん異常なしでした。

ついでに、ウェーダーのソールが左右ともワニさんになってしまいました。

***

それから、一気に北上です。
東伊豆のあたりでポツポツと雨が降ってきたのですが、さらに北上すると雨は降っていません。
なんて強運!
21時半にメガメバルポイントに入り、22時過ぎの満潮に備えます。

最初の立ち位置で波の感じとか藻の感じとかをチェックしていると数投で小気味良いアタリです。
あまりにも引かないので気のせいかと思ったのですが、キャッチしたのはネンブツダイでした。

それから払い出しを探して何箇所か、メガメバルのためにメガテトラを上がったり降りたりをしていると、釣りを始めて30-40分くらいでポツ、ポツ、と雨を感じました。

うわあ、どうしようかな、と思っているうちに雨足が強くなってきます。
このメガテトラが濡れたら通常の3倍怖いんで、速攻で一旦車に戻ることにしました。

車に戻った瞬間くらいにドバーっと本降りです。

南下してイカができそうなところを探したりと2時近くまでウロウロしましたが、結局この日はこれにて終了でした。

***

そして5月2日です。
「運命の平日」2日目です。

朝5時半くらいに起き、この日は河津川に向かいました。

何せ、今回の合宿、いや、今年の俺のトラウトの主目的は「ザ・本流でザ・本流タックルを使って、ザ・本流アマゴをキャッチする」というものです。
なので、3月からずっと河津には入っていなかったのです。

でも、このままだと河津やらずに終わりそうな気がしたので、午前中に入渓することにしました。
7時半にいつもの大堰堤コースから入ったのですが、渓相がかなり変わっています。
水は相変わらずのジンクリア(は言い過ぎか)、流れも申し分なし。

でも、なんかコケっぽいのです。
そしてヌルっとした岩も多い。
途中で、水中のなんてことない平たい岩に普通に足をついたら、そのままヌルーっと滑って右半身チンしちゃいました。

で、魚の様子ですが、ダウンでしかチェイスがありません。
途中からアップでのチェイスやフックに触るようなこともあったのですが、結局、12時までの4時間半と言う近来マレなほどじっくり時間をかけて攻めてみたのですが、チェイス多数でノーキャッチでした。

魚の警戒の仕方とかを考えると、先行者がいたのか、連日攻められててタフっているのかと思いたいです。
でも、おそらくこの日は朝から俺しか入ってないでしょうし、連休とは言え平日の3日目です。

途中、川沿いで木が倒れていたり切られていたりと多数目撃したので、それらが環境を変えたんじゃないかと不安になります。
それによって、上記のようにコケっぽくなっていたり、などなど。

***

さてお昼になりました。

このまま河津の下流部の本流をやろうかと思ったのですが、駐車場所とか入渓地点がイマイチわからないのです。
またもや天城越えをして狩野川本流に行こうかとも思いましたが、前日のルアーロストで戦力的に不安があります。

何よりも、午前中の集中と沈水でもう一度川に入る気力が少し萎えていました。
というわけで、アオリを狙うことにしました。

13時から開始しました。
風向きも風量も悪くなく、釣りやすいのですが、なんか潮がノッペリとして期待感が薄いです。
堤防ではコマセメジナ師がポツポツと釣っているので、決して悪い潮ではないのだと思うのですが。

2時間ほどシャクり続けましたが、やはり異常なしでした。

***

一旦帰宅し、満潮に合わせて22時から河津河口で部隊長さんとヒラスズキ狙いです。
2時間ほどで諦めたのですが、満潮付近の潮の感じは実に期待感を煽るイイ感じでした。

ただ、この夜はものすごく気温が下がり、かつ冷たい風も吹いていたので、少し風邪気味だった俺には相当ツラかったです。
何も起こらずに、1時くらいに帰宅しました。

***

そんなわけで、「運命の2日間」ですが、ネンブーが1匹とフックタッチを含むアマゴのチェイスが1回だけ、あとは何も起こらないというトライアスロンでした。

ちなみに、俺の中では多種類の釣りを1日とか2日とかで行うことをトライアスロンと行っていますが、「トライ」ってのは「3」という意味なので、3種類の場合だけがトライアスロンなんですね。
なので2種目の場合はバイアスロンって言うんすね。

今回は、トラウト(本流+渓流)+ヒラスズキ+根魚+アオリなんで、テトラアスロンとかペンタアスロンとか言うのが正しいのかもしれないです。
が、今後もトライアスロンで統一しますね、今さら変えれねえ。

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2012/12/08

プチ合宿初冬2012 - 最終日

さて、初冬のプチ合宿の最終日です。

元々、この合宿は数週間前に行くつもりだったのでした。
そして、テーマとしては、メッキをマジメに狙うというものでした。

とりあえずこの日は平日で、単独釣行なので、しっかりとメッキを狙いに伊豆半島を南下することにしました。

***

[12/3 4:30-7:00]
メッキをマジメに狙うといいながらも、アオリの誘惑はあるわけなので、まずは朝マズメにエギをやることにしました。

予報からも相変わらずの北東爆風と大ウネリは予想できたので、ちょうど風裏にあたるポイントに入りました。
堤防には俺しかいません。

風裏とは言え、風が巻いて色んな方向から吹いてくるのでラインを出しすぎると釣りになりません。
よって、キャストして着水してラインを回収してまっすぐになった時点で、いつものようにフリーフォールにはせず、テンションフォールをしました。

そして2投目、最初のフォール中に違和感を感じたので、すかさずアワセてみると乗りました。
なかなか引いた気がしたのですが、足元まで寄せてライトで照らしてみるとガッチリフッキングしていて、かつあまり大きくありません。
ちょっと高さがある堤防ですが、慎重に抜き上げました。

Imgp1793_h480

キャッチしたのは400グラムでした。
今年の正月以来のアオリの釣果にテンションがあがりました。

もしかしたら、荒れた外海を避けた群れが入っているのかもしれないと、白目を剥いてキャストを続けましたが、結局この1杯だけでした。

途中、近くの港の様子を見に行って、やっぱりダメなのを確認して戻ってきたら、時々ナブラが沸いています。
あまり派手ではない、規模の小さな高速ナブラだったのでソウダなのかもしれません。

堤防目の前の30メートル程度の距離だったので、慌ててショアジギタックルを車に取りに行ってミノーを投げてみました。
が、良いタイミングでナブラに遭遇できず、わりとすぐにナブラは収まってしまいました。

***

[12/3 8:30-10:30]
エギを終了し、南下開始です。

今年の正月に楽しめた川に着いて、早速ミノーのトゥウィッチングです。
河口から釣り上がり、ある程度上がってから対岸を釣り下る予定です。

南の海もどこも爆風とウネリですが、川は風もなく水面も穏やかでポカポカと暖かいです。
これは期待できます。

水中にはイナっ子の群れが大量にいますが、肝心のメッキのチェイスはありません。
折り返してちょっとしたくらいに、かなり小さいメッキのチェイスが数回ありましたが、どれも群れではなく、単発のチェイスでしたので後が続きません。

もうそろそろ終了か、というころ、高速トゥウィッチをしてそろそろピックアップというころに、ものすごく小さい何かがミノーに突っ込んできました。
もしかしたら、単に飛び出してミノーに轢かれただけかもしれません。

Imgp1794_h480

奇跡的に口元にフッキングしたのは、全長3センチくらいのフグでした。
おそろしくアグレッシブなヤツです。

結局、ショボいチェイスのみでこの川は終了となりました。

***

それからさらに事前に調べていたいくつかのポイントに行ってみましたが、漁港は爆風で釣りができず、川はどこから手をつけていいのかわからないような状況なので、北上しながら寄れそうな場所をチェックする作戦にしました。

***

[12/3 11:00-11:30]
途中にあるサーフの駐車場で海を見ていると、サーフの端にある地磯でイイ感じのサラシが立っています。

Imgp1795_h480

波が来ると、この写真に写っている一面が炭酸シュワーって感じになるのです。
そして、地磯そのものも、波をかぶるわけではなく、簡単にアプローチできそうです。

脳内に「ヒラスズキキャッチ!」という文字が浮かびました。
ライジャケとかスパイクシューズは用意していないので、危険の無い範囲で狙ってみることにしました。

気分はムラコシセイカイという感じでサラシに向かってミノーをキャストし続けました。
が、良く見ると大荒れの影響か、かなり底が巻き上げられているようで、にごりがあり、かつミノーに毎回ゴミがついてきます。

結局ヒラスズキどころか、まともにルアーを泳がせることができなかったので、30分で終了としました。

***

[12/3 13:00-14:30]
そのまま北上を続け、結局たどり着いたのが朝イチにアオリをキャッチした港です。

相変わらずの風裏ですが、朝以上に風が巻いて釣りにくいです。
結局、1時間半ほど粘ってみましたが、気配さえも感じることなく、プチ合宿を終了しました。

***

というわけで、プチ合宿兼トライアスロンの結果です。

  • アラカブ:20センチ×1、15センチ×1
  • メッキ:チビのチェイスが数回
  • カマス:ラインを切られただけ
  • ヒラメ:何も起こらず。ルアーロスト1
  • アオリ:400グラム一杯
  • 青物:気配は感じたが、ヒットなどはせず
  • ヒラスズキ:ゴミに悩まされる

すなわち、アラカブ2匹にアオリが1杯、どれもサイズはこじんまり、という感じです。

とは言え、丸2日とちょっと、みっちと釣りをするのがかなり久しぶりなので、その意味では楽しかったです。
もうちょっとコンディションが良くて、できることをすべてやって、出せる技をすべて使ったのでしたら「やり切った」と言えるんですが、そこまでには至りません。

次はおそらく年末年始の恒例冬合宿です。
そこでギャフンと言わせてやります。

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2011/10/24

鱸と蒟蒻と鯵と。

なんか、週末ごとに天気悪いっすね。

週末の夜はナマズに行こうとは思っていたのですが、情報では増水しすぎて話にならないとのことでした。
どうしようかな、と思ったら、ふいにシーバスが釣りたくなりました。

思い立ったら行くしかない、ということで出撃です。

若潮明けの朝マズメの一発に期待して4時45分から開始しますが、横風があり、しかもベイトっ気がなく、かつ周囲も釣れていません。

なんか、あっという間に気合いがしぼんで6時15分くらいに撤収です。

***

帰宅して軽く寝て昼です。

ふと思い立ったのが、蒟蒻作成です。
いきなりかよ、とお思いでしょう。

実は、畑のご近所さんに、取れたての蒟蒻芋をもらったのです。
で、ついでに炭酸ナトリウムももらったんで、じゃあ作ってみようということになりまして。

作り方はネットで適当に調べただけなんですが、簡単と言えば簡単、難しいと言えば難しい。
要は、わりと取っ掛かりは楽だけど、その分、奥が深くてヒダがある、というワケです。
もっとも、蒟蒻を使っても(何に?)ヒダはありませんが(何の?)。

蒟蒻芋を皮を剥いて芽を取り除いて卸金でおろして、水を加えてコトコト煮ると最初は白かったトロロ蒟蒻芋がだんだんねずみ色の糊みたいになってきます。

30分くらいして、かなりネットリしたら、今度は少し冷ましてから、炭酸ナトリウム水溶液を混ぜます。
これが凝固剤みたいです。

で、混ざったら型に入れて少し置き、取り出して蒟蒻サイズに切ったら湯がいてアク抜き、これで完成です。

凝固剤入れる前の混ぜこみが足りなかったのか、あるいは凝固剤が少なかったのかはわかりませんが、いわゆる蒟蒻のプルプルというよりはすこしフワフワした感じになりました。
ちょうど刺身蒟蒻くらいの固さです。

せっかくなんで夕食はおでんにして、この蒟蒻を入れました。
普通の蒟蒻よりも味が沁みて、うまかったっす。
ついでに作ったごぼうと一緒のピリ辛炒めもうまかったです。

***

夕方、おでんを煮ているとファンタジスタS君から連絡がありました。

知り合いが走水に鯵を釣りに行ったらしく、大アジが30匹くらい釣れたので10匹ほどおすそ分けをもらったらしいです。
さらにその中から俺に4匹くれました。

つまり、俺は33%の40%で、トータル13%くらいを入手したことになります。

この鯵、35センチくらいあるような大物で、かつ浦賀水道の急流でもまれているからか、非常に身が締まって美味しゅうございました。

***

と、写真の1枚もない、取りとめもない週末でした。

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2011/07/17

トライアスロン2011

6月の終わりごろ、宿敵Tから連絡がありました。

T「来週、2-3日休めない?」
俺「さすがに翌週に2-3日は無理。どこ行くん?秘境?」

Tは、秘境と呼ばれるどっかの奥地の渓流にやたらと行きたがるのです。
携帯も通じないし行って帰ってくるのにマジで3日とかかかるようなところみたいです。

T「決めて無いんだよね。来週一週間休みなんだけど、どうしようかと思って。」
俺「何釣りたいの?」
T「お、食いついてきたね。それを相談しようと思ってさ。」
俺「1日なら無理すれば、もしかしたら・・・」

この時点で俺はスケジュールを見て、休めそうな日をピックアップしていました。

T「土曜夜に出て日曜と月曜一杯とか木曜夜に出て金曜と土曜とかにならない?」
俺「休めるとしたら、木曜のみ。だから水曜夜に出て木曜一杯かな。」

というわけで、無理矢理に木曜に休みを取りました。

さて釣りモノです。
時期的に、渓流がメインなんですが、せっかくだからトライアスロンです。

***

こうなると、Tは一切人任せになるので、俺が企画することにしました。
渓流もやりたいし海もやりたい、となると伊豆ですな。

まず、イニシャルプランが以下の感じです。

21:00 集合&出発
21:30-23:00 第1戦:ナマズ@ファンタジスタ川
1:00-3:00 第2戦:アオリイカ
6:00-9:00 第3戦:河津川中流コース
9:30-12:30 第4戦:河津川大堰堤コース
15:00-18:00 第5戦:青物(ショアジギング&弓角)

今までで、一番多くの種目をこなしたのが、去年のGWファンタジスタS君とやったメバル→イカ→イカ→ヒラスズキ→渓流→ヒラスズキという全4種目6戦です。
今回は6戦は無理だとしても、種目を増やすために無理矢理ナマズを入れました。

そんな感じで週末には、消耗品購入、パッキングなどを行っていました。
タックルだけでものすごい量になりました。

***

そして、翌週に入ったくらいから部隊長さんKid、あるいは現地の釣具屋やネットなどで情報収集を開始しました。
その時点でわかったのが、

  • イカ
    ほぼ終わってて、出合い頭の一発くらいしか期待できない
  • 青物
    堤防からならサバ、ワカシ、ショゴが回っていたが、型が小さくなってきた。

ということでした。
この時点でイカは諦めることにしたのですが、Tが「シーバスやりたい」と言い出したのです。
しかし、潮やタイミングは悪すぎます。
また、水曜の夕方に俺が会議が入ってしまい、21時出発がかなりきびしくなってきました。

そんなわけで、ナマズは諦め、できるだけ早めに伊豆入りし、下げ止まりまでのワンチャンスでヒラスズキをやることにしました。

この時点でのプランが以下の感じです。

22:00 集合&出発&移動
1:00-2:30 第1戦:ヒラスズキ
6:00-9:00 第2戦:河津川中流コース
9:30-12:30 第3戦:河津川大堰堤コース
15:00-18:00 第4戦:青物(ショアジギング&弓角)

***

そしていよいよ出発の日(決行前日)です。
予報を見ると、伊豆は一日中雨です。

伊豆はやめて、サバ船とかあるいは北関東あたりの渓流などを考えてみました。
が、結局どこも天気は良くないみたいですので、大して強い雨にならないことを期待して、伊豆決行としました。

最終プランが以下の感じです。

22:00 集合&出発&移動
1:00-2:30 第1戦:ヒラスズキ
7:00-11:00 第2戦:渓流
15:00-18:00 第3戦:青物(ショアジギング&弓角)

渓流に関しては、まず川を見てみて、入れそうなら入る。
無理そうなら、狩野川に逃げるようなアバウトな感じにしました。
そして持ち込みタックルですが、弓角は取りやめにし、かなり減らすことができました。

さて、いよいよ出発を待つばかりです。

***

帰宅したのが20時半くらい、それからバタバタと夕食と荷物の入れ替えなどをして、やっと22時に出発です。
小田原を過ぎたくらいからポツポツと雨っぽくなってきましたが、あまり雨脚は強くないようです。

休憩無しで走り続け、ヒラスズキのポイントに着きました。
早速準備をしますが、小潮の下げ止まり1時間半前という条件なので、そこそこしか潮が動いていません。

Tは川の中の橋桁付近、俺は河口から外向きを攻めました。
サラシなんかは期待できないので、大きめのミノーを遠投して広く探ります。
時々突風や強い雨に打たれます。

離岸提と突堤の隙間が結構強い流れになっているようで、そこを通しているときに一瞬押さえ込まれるような感触がありました。
これがアタリかどうかはわかりませんが、シーバスのアタリかも、と思えなくもない感触だったので、モチベーションを無理矢理上げて付近を攻め倒しました。

1時間ほどやっていると、さらに潮が下がって毎回何かがひっかかるようになってきました。
そのころは雨も強くなってきて、モチベーションも下がったことだし、2時半くらいに終了としました。

まずは第1戦、共にボーズです。
想定内想定内。

***

ツマミと酒を買ってきて軽く宴会をしてから仮眠をしました。
雨なので車の中にずっといたんですが、結構強い雨が車を叩く音とTのイビキの音でイマイチ寝付けません。

2時間近くウトウトした6時過ぎにTも目を覚まし、とりあえず移動することにしました。

***

サイポスで確認してみると、10センチ近く増水しているようです。
途中で川を見ると、下流部は結構濁っているようです。

まずは現場を見てから判断しようと大鍋川の出合いに行ってみると、増水してはいるようですが、濁り具合はササ濁りといった感じです。
これ、行けんじゃね?ということで、入渓しました。

とは言っても、増水はしていますし、流れは強くなっています。
そうなると、狙える場所は大きな岩の裏とかの流れのポケットになって必然的に絞り込まれるのです。

Kc3i0106_640

何度かチェイスはあるのですが、なかなかヒットには至りません。

しばらくすると、Tにヒットです。
前回GWではバラシまくっていたTですが、今回はきちんとキャッチできていました。
20センチちょっとのアマゴでした。
なんだよ、釣れるじゃん、と2人ともモチベーションを上げて、先に進みました。

落ち込みからのヒラキで淵のようになっているポイントで、かなり押しの強い流心の向こうの岩盤にアップクロスでキャストし、ポーズを入れたトゥウィッチで引いてくると、流心に入る手前でヒットしました。
そのまま流心を下られたので、ドラグを鳴らして抵抗します。
やや焦りながらキャッチしたのは24センチのキレイな体の朱点のほとんどないアマゴでした。
俺もトライアスロンでのボーズを逃れることができました。

写真を撮ろうとしたら、暴れられて逃げられました。

さらに同じ落ち込みで、少し流れが緩まっている岩盤のエグレにキャストするとすぐにヒットしました。
あまり引かないのでゴミかと思ったのは、15センチくらいのマメアマゴでした。

だんだんと雨も強くなり、水量もいくらか増えてきたみたいです。
かつ、Tのウェーディングシューズのソールのフェルトが剥げかけてきました。

あまりモタモタせずに、急いで要所だけを撃ちながら上がっていくと、途中でTがマメを1キャッチです。

そして最後のポイントで、Tがナイスサイズをヒットさせますが、足元でバラシ。
多分、俺の同じくらいのサイズ、24センチくらいだったそうです。

これ以上続けるとさらに増水しそうなので、11時くらいに迷わず退渓しました。

***

予定ではこの後ランチをして昼寝をして、夕マズメ前からジグを投げ倒す予定でした。
が、Tも俺もカカリ気味で、早く釣りをしたくてたまらないわけです。

コンビニでランチを買い、釣具屋に寄ってから13時に堤防到着です。
小雨のせいか、誰もいません。
小雨の誰もいない午後の堤防で爆釣・・・・6年前のセンチメンタルジャーニーを思い出し、テンションが上がりました。

もう気合い入れてジグを投げまくっていたら、地元のオッサンが来ました。
「ここ数日、ルアーでもカゴでもなにも釣れてないら。
XXが調子いいみたいだけどね。」

それを聞いて一気に力が抜けたのですが、姑息な俺らはそのオッサンがいなくなるや否や、現場を小一時間で撤収して、そのXXに向かいました。

***

現場に着いたのが15時くらいですが、結構強い雨が降っています。

ただ、雨宿りしているアングラーもいて、堤防の上では血抜きをするためにバケツに入れられているサバが2本ほどあります。
さあ準備は整った。

雨を避けるヤツは避けろ。
Tはウェーダー履きっぱなしにレインジャケット、俺も上下レインスーツで濡れるてナンボです。
つか、渓流でたっぷり濡れてるからね。

それから3時間。
雨は強くなったり弱くなったりします。
鳥が近づいてきたり、アタリっぽいのもあり、モチベーションは落ちませんでした。

一体何100投したでしょう。
3時間経って、わかりました。
今日、このあたりにいるサバは2匹だけで、すでに捕獲された後である、と。

そんな調子で、18時に終了としました。

明け方にほんの少し眠っただけなのに、その後温泉に入って回転寿司を食い、仮眠もせずにボーイズトークで盛り上がりながら帰宅しました。
まるでシャブ中のように元気でした。

***

久しぶりのトライアスロン、アマゴを各自2キャッチのみという、まさに想定内の結果でした。
一日中雨が降り続くという、コンディションは悪い以外の何者でもない状況でした。

そのわりに、なんか楽しかったです。
渓流はもちろん、ショアジギングがヤケに楽しかったです。

最近、夏の青物は弓角に偏重していましたが、今年はちょっとショアジギをがんばってみようかと思いました。

さて、次に伊豆に行くのは夏合宿かな。
リベンジしたります。

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2011/05/07

春合宿2011 - 雑感

木曜夜、正確には日付が変わった後なので金曜未明、伊豆から戻りました。

以前のように、長々とラップアップを書くんではなく、サクっと雑感を書いてみたいと思います。
結局長くなってしまうかもしれませんが。

***

まず渓流ですが、回数は沢山行きました。
4日間で19匹のキャッチ、バラシを含めると30ヒットという結果でした。

3割以上のバラシがあるというのは問題ですね。
これは、全体的に魚が小さかった(最大で24センチ、20オーバーは5匹くらい)というのが原因の一つです。

次に、今回2つのことを意識していたのですが、これも原因だと思います。
まず、ソフトアプローチとソフトアクションです。
特に小場所でのピンポイント狙いの場合などは、柔らかく落として柔らかくアクションさせるというやり方を試してみました。
これって、結構沢山のヒットが得られるのですが、ポロリも多いのです。

また、一旦攻めた後、ダウンやダウンクロス、ドリフトなどで攻め残した場所をネチネチと泳がせる手法を多用しました。
部隊長さんには「ネチネチと中年丸出し」と褒めて?いただきましたが。
このときアタックしてきたヤツはやはり食いが浅いのか、ポロリが多かったです。

あとは、俺が主に使うアレキサンドラですが、これは太軸のバーブレスが付いています。
きちんと刺さらない上にバーブが無くてバレやすいのかもしれません。
宿敵Tが同行した日は、後半Tにアレキサンドラを貸していたのですが、やはりポロポロとバラシていましたし。

逆に、アップやアップクロス、クロスのハードトゥウィッチのときはアクション自体がアワセや巻きアワセになるのか、ほとんどバレることはありませんでした。
つまり、ヒットしてからのアワセ/巻きアワセが不十分だということがわかりました。
これが今後の課題です。

今回、新しいリールで初めてアマゴをキャッチできました。
(前回3月のときはニジのみ)
俺のメインスタイルのアップ/アップクロスのハードトゥウィッチには、ハイギヤのリールは非常に有効です。
さらに、ノーマルギヤのリールに比べて巻きが思いので、小さい魚が大きく感じられるというメリット?もあります。

渓流は、ゲップが出るくらいやったつもりですが、もうイキたくてたまらなくなっています。
渓相で言えば、狩野川支流の渓相も悪くは無いんですが、俺はやっぱり河津が好きです。
全盛期を知っている部隊長さんは、色々と失望しているところもあるようですが。

宿敵Tは、伊豆の渓流ってのは人が多くてゴミっぽい、という先入観を持っていたようです。
が、終了するころにはすっかり惚れ込んでいました。

***

さて本流です。
今回は、部隊長さんと狩野川を数箇所、相方と狩野川を一箇所、あとは河津の下流域をやりましたが、いまだにアマゴ/サツキマスはノーキャッチです。

トラウト類では、レインボーが獲れたのですが、野生味溢れるようなヤツではなく、どっかから逃げ出してきたようなマヌケ面だったんであんまり嬉しくないんですよ。
むしろ、レインボーが出た後に、ガツンときてフッキングしなかった推定尺アマゴの方が嬉しいです。

この滞在期間に、部隊長さんがすばらしい魚を2本キャッチされていました。
俺は現場に居合わせなかったんですが、写真で見ても見るからに本流というイカツい魚でした。

思うに、本流ってのはやっぱり回数行かないとダメだと思います。
もちろん、出合い頭のラッキーヒットはあるでしょうし、経験とかから絞り込むことは(俺には無理ですが)できるでしょうが、やはり小まめに通って傾向を分析して、そしてひたすらキャストをし続けるメンタルとフィジカルのタフさが要りますね。

俺は今年から、本流は専用タックルに専用ルアーを用意して臨んでいます。
そういう意味では気合いは入っていました。
が、やっぱり絶対に一本獲ってやるという執着が足りなかったです。

まだまだ資格が無いということを肝に銘じておきます。
でも、諦めませんよ。

***

イカですが、何回かやりました。
が、例のごとくのサゲチンでモロに逆風を食らうようなコンディションばかりで、まともに釣りになったのは4/30の朝マズメと5/4の朝マズメだけでした。

たまたま1杯獲ることはできましたが、これぞまさにラッキーヒットという感じでした。
簡易アゴリグなど、多少の工夫はしましたが、エギをやる醍醐味である、流れを探し水中を自分のイマジネーションで刻んでいくという楽しさではありませんでしたので。
水温も低かったと思います。

これからハイシーズンに入るので、リベンジをしに来たいと思います。

***

メバルは4/30に一回だけやりましたが、新しいポイントを探さないとダメですね。
ヒラスズキは、タックルをしっかりと準備していたわけではないのもあり、結局一度もやりませんでした。

***

そんな感じで、比較的濃度の高い5日間だったと思います。
が、こんなくらいじゃ全然満足しません。
まだまだやり切ってないです。
毎年言ってますが。

これから、釣りモノも色々と変わってきますが、リベンジすべきところは早めにやっときたいと思います。
以上で、今年の春合宿は終了です。

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2010/11/04

近場ボヘミアン

火曜23時過ぎに自宅を出て多摩川にナマズ延長戦第一戦に行きました。

ところが現場から速報を出したように、台風の影響なのか、釣りをすることができませんでした。
結局1時間ちょっと河原を歩き回り、0時半前から移動を決意しました。
良かった点と言えば、準備の段階でケミホを発光しておかなかったので無駄にならなかったことくらいです。

移動先ですが、ファンタジスタ川に行くか、多摩川下流部に行くか迷っていました。
本来、この延長戦のテーマは多摩川で一本出して今年のナマズシーズンを終えることだったのですが。

***

すごくがんばって口説いてるチャンネエがいます。
このチャンネエ、なかなか落ちてくれません。
まったく箸にも棒にもかからないのであればすぐに諦めて次に行くことはできるのですが、なんとなく気があるような素振りを見せるもんですから諦めきれないわけです。
で、必死にデートのお誘いをして現場に行ったのですが、そこでドタキャンのメールが入ったわけです。

気合いが入っていただけに、がっかりします。
アグレッシブに次のデートのアポを取るのも良いのですが、今の今で、ちょっとココロが折れかけて寂しくなっているわけです。
下半身も寂しん棒なわけです。
そんなとき、大して好きでも無いけど、ほぼ確実にやらせてくれるチャンネエのとこに行ってしまったりするのです。

というわけで、結局ファンタジスタ川に行きました。

今まで、チューニングしたルアーのテストだとか、多摩川の状況が悪い、とか色々と言っていましたが、要はファンタジスタ川はイージーにやらせてくれるチャンネエだったわけです。
オトコってのは、しょうがない動物です。

***

ファンタジスタ川に着き、1時くらいに開始しました。

今回は以前のエントリで書きましたように、ケミホタル25ではなく、ウミホタル25という発光物体を使ってみました。
これは、ストレートな形状のケミホテルに対して、チンコのように片方が膨らんでいるというものです。
そして、この両者、発光時間は3時間と同じなんですが、目視距離が異なります。
メーカー発表ではケミホタルの15mに対してウミホタル30mもあるのです。

通常、ファンタジスタ川は上流コースと下流コース(と言っても2kmくらい離れているだけなんですが)があります。
今回は時間があるので、まずは上流コースから叩いていくことにしました。

川の状況ですが、やはり台風の影響か、水位が通常より10センチくらい高いです。
また、流れも通常よりも強く、苦戦が予想されました。

ウミホタルは、亀頭の部分が大きいためか確かにケミホタルより遠くても見やすい気がします。
今後はウミホタルをメインに使うのが良さそうです。

***

2時半くらいまで上流区間をやり、その後1時間近く下流コースをやりました。
が、なんとノーバイトでした。
ノーキャッチならわかるのですが、ノーバイトです。

これは季節による水温の低下、すなわち今年は終了ということなのか、台風の影響によってたまたまシブかったのか。
要は、やらせてくれるチャンネエが、俺とはしばらくやりたくないと思ったのか、あるいはたまたま生理だったのか、ってことっすね。

***

その後、横浜方面にシーバスを狙いに行きました。

このポイント、サイズは期待できませんが、毎年このくらいの時期にシーバスがかなりの確率でキャッチできるのです。
要は、以前やらせてくれたチャンネエに久しぶりに連絡を取って、あわよくばやらせてもらおうという魂胆です。
オトコってのは、しょうがない動物です。

現地には4時半くらいに到着したのですが、このポイントは朝マズメが調子いいので1時間ほど仮眠を取りました。
5時半に起きて、薄明るい中ポイントに行くと結構多くの人がいて、期待が膨らみます。

釣座を定めて周囲の状況を見てみると、シーバスはキャッチされていないようでした。
満潮が4時くらいなので、もうちょっとすると潮が効いてくるはずです。

隣は餌師で足元にサビキ竿を2本出しています。
たまに小アジやイワシがかかっているのでベイトもいるようです。

まずは表層近くを泳ぐミノーから段々とレンジを落として探ります。

やや向かい風だというのもあるのですが、なんか飛びっぷりに不満です。
また、ルアーの泳ぎを感じながら、中速でタダ巻きするというのも退屈です。
ここ最近メタルジグや弓角など、バカ投げバカ巻きバカシャクリをしていた身からすると、モチベーションが上がらないんですよね。

6時過ぎにファンタジスタS君も合流し、並んで投げ続けましたが、7時過ぎに終了するまで周囲も含めて全く何も起こりませんでした。
良く考えると隣の餌師は「たまに」釣れているだけだということは、大してベイトがいるわけではないのかもしれません。

要は、過去にそういうことがあったからといって、久々に連絡したくらいでやらせてくれるチャンネエはいない、っつーことですね。

***

さて、ナマズですが、ファンタジスタ川で釣れないならば本当にシーズン終了ですね。
今週末にチャンスがあればもう一回行き、結論を出したいと思います。
つか、ファンタジスタ川に行くんかい!

このポイントのシーバスはこれから調子が出てきます。
シーバスに関しては、今年は多摩川の河口とかサーフとか、もうちょっとサイズが狙えるところをやりたいと思っています。

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2010/08/19

夏合宿2010ラップアップ:海のオカッパリ編

渓流編に続きまして夏合宿のラップアップ、海のオカッパリ編です。

俺の中で、今年の弓角初戦でのファンタジスタS君への惨敗が相当悔しかったとみえて、オカッパリ青物に関してはヤル気マンマンでした。
また、毎年この時期のポイントの混み具合にはかなりうんざりですので、できるだけ人が少なくて回遊がある場所を探すこと今年のテーマにしました。

***

軽井沢から伊豆に移動した翌日、8/10火曜は朝から弓角で出撃しました。

穴場調査はともかく、まずは1本獲っておきたかったので、人が多いのを覚悟でメジャーポイントに行くつもりで朝3時ごろ起きました。
すると、雨がガッチリと降っており、マズメまでの場所取りのためにわざわざ濡れに行くのももったいないので二度寝です。

再度起きたのが5時過ぎで、すでに雨は上がっています。
早速出撃です。

6時くらいに到着した現場は思ったより混んでなく、カゴ師数名とジグ師1名、ツノ師が数名いるくらいなので、無理ない間隔で立ち位置をキープできました。

18号ジェット天秤にリーダーは船ハリス6号を2ヒロ、白で内側にラメの入ったツノをキャストします。
が、周りも含めてヒットがありません。
射程距離外の沖にはソウダガツオらしい小さめのナブラがありますが、寄ってくる気配もありません。

しばらく表層でスピードを何種類か変えて試していたのですが反応が無いので、タナを変えていく方針にしました。
底を取って何投目かで、着底後の巻上げの直後になんとなく重くなりました。
かといって魚が引いている感じも無いので、そのまま寄せてくるとエソがヒットしていました。

サイズは25センチ程度です。
しかしエソってのは凶暴そうに見えてなんかマヌケな顔つきですよね。

こんな感じでスピードやタナを色々と変化させながら投げ続けること1時間、7時過ぎにアタリがありました。
着水してそのまま巻いたのでタナは表層近くだと思います。
スピードは中速よりもやや速めでした。

小気味良く抵抗しますがそれほど大きくなさそうです。
抜き上げたのは35センチあるかないかくらいのマルソウダでした。

ヒラソウダが食いたいモードだったのでちょっと残念ですが、今年の弓角初釣果(エソは除く)なのでまずは喜ばしいです。

すかさず同じパターンで何投もしますが、後に続くことはなく単発でした。
その後は堤防先端でカゴ師に2,3本散発でマルソウダが上がっていましたが、俺には以後ヒットはありませんでした。

8時が近くなると続々と人が帰っていきます。
なんでもこの日は夜に花火大会があるそうで、朝8時から設営のために釣りができなくなるとのことです。
そのため俺も8時ちょっと前にマルソウダ1本の釣果で終了しました。

前の週末くらいから雨が降り続いている雨のせいなのか、例年に比べて(去年のURL)全体的に渋い状況でした。

***

翌日8/11水曜は最初雨だった予報が、前日に曇りに変わりました。

3時半くらいに起き、4時過ぎに到着しました。
この日は2年前に宿敵TKidと行ってなかなかの釣果を得た小さめの漁港です。

到着直後はまだ薄暗く堤防には誰もいません。
すかさず沖方向の角の立ち位置を確保しました。

この日は速報でも書いたように、ショアジギングをメインで勝負をするつもりで、マズメからガンガンとキャストしてガンガンとシャクり倒します。
25グラムくらいのジグから始めて、最終的には35グラムくらいまで、ロングジグを使ってみたりカラーも色々と変えたりと試行錯誤をしました。
また、シャクり疲れたら弓角を投げて、とりあえずは常にルアーが海中にいることに努めました。

で、3時間ほど黙々と投げ続けたのですが、結果は何も起こらずの異常なしでした。
メールで部隊長さんと話した感じだと、海水温がイマイチ上がっていなくて回遊がシブいのかも、という推測を聞きました。

また、このポイント自体、上記宿敵Tと行ったとき、Kidと行ったとき、そして秋にイカをやっててナブラが立ったとき、すべてが早朝ではなくて正午前後でした。
もしかしたら早朝勝負はダメで、時間をミスったのかもしれません。

***

次の日8/12木曜は元々渓流をやるつもりでした。
が、渓流編で書いたように移動中に結構な量の雨が降ってしまい、入渓点がちょっと厳しい状態だったのでパスしました。

で、移動中に雨が上がるのを待ちながら思ったのが、河津川河口のヒラスズキです。
今年の春合宿の最後にファンタジスタS君が釣りやがったもんですから、どこか頭にひっかかっていたのでした。
しかも時間的に下げが始まったくらいの潮汐です。

シーバスルアーは持ってきていませんが、メタルジグと一緒にトップウォーターにミノーにバイブレーションは持ってきていますので、ルアーはこれでいけるでしょう。

また、装備はフェルトソールですがウェーダーを履いてライジャケ(宿敵Tに借りた自動膨張のヤツ)を来ればなんとかなりそうです。

そんなわけで、渓流に行く前に河口で様子を見てみました。
が、前回S君が結果を出した最河口部の石積みのあたりには人が入っていて、割り込みにくい状態、さらにもうちょっと上流部は思ったより下げが効いていなくてタプタプな状態だったのを見て、戦意が喪失しました。
結局、準備もせずに渓流に向かったのです。

その後、上記のように渓流を諦め、向かった先は前日のポイントです。
雨が降ったり止んだりで人が少ないかもしれない、さらに昼に近い時間でもしかしたらアタリクジを引くかもしれないという期待を持ちました。

で、到着したのですが、テトラにショアジギ師が一人いるだけで堤防は誰もいません。
さっそく車を停めて準備をして到着すると、タッチの差でリゾート系釣りダブルカップル(男女2名ずつ)が入ってしまいました。

テトラに入ろうかと思ったのですが、俺が履いているクロックスのソールがだいぶ減っているのでちょっと濡れたテトラは怖いので躊躇しつつ待っていました。
弱い雨が降ったり止んだりしていたので待っていると、結構強い雨に変わりました。
しばらくリゾート系カップルズが帰ってその後に雨が止むのを待ちましたが、どちらも気配がありません。
雨も強くなるので、結局このポイントを諦めました。

そんなわけでこの日は3箇所3種類(渓流含む)のターゲットすべてに縁がありませんでした。

***

8/13金曜は部隊長さんとお待ちかねのカヌーフィッシングを敢行し、残る8/14土曜が釣りをする最後のチャンスです。

前日のカヌーの疲れ、というよりは激しい日焼けでつらいかと思って前夜はアラームをかけずに寝ました。
もし目がさめて、程よい時間だったらその時間に合わせた釣りに行こう、という意図です。

目が覚めたのが5時です。
お、渓流行けるかな、青物にしようかな、と思って起き上がったら日焼けが痛くて痛くて。
ガックリして二度寝をしました。

昼前には起きたのですが、なんだかんだと用事をこなしていたら時刻はすでに14時半です。
このまま何もせずに合宿終わりました、ってのはイヤなので、ポイント調査を兼ねて、まだ行ったことのないところに下見に行きました。

この場所はポイント本にたまに「青物イイヨ」みたいに載ってはいるんですが、あまり華々しい実績を聞かないところです。
数年前はすごかったみたいですが。
いずれにせよ、買わない宝くじは当たらないので、まずは宝くじ売り場を視察というわけです。

車を停めて、釣り場に行ってみると、ウワサには聞いていたのですがテトラです。
それも結構大きめのテトラなのです。

まず、クロックスでは無理です。
が、ちょうどメガメバルポイントと同じようなテトラなので、スパイクシューズ履けばいけそうな感じです。

あと、テトラは(磯場もそうですが)バックが取れないのでここは弓角は厳しいでしょう。
去年の夏に一回試してその一回で断念した「ウキゴムひっかけ作戦」を実用化できればいけるかもしれませんが。

海の感じは悪くないので、機会があればショアジギングメインで試してみようと思います。

そんなことをやっているのでもう時間は16時です。
17時にはあがらないとならないので、比較的すぐいける第二戦で行ったメジャーポイントに行きました。
堤防の上は思ったより人がいません、つまり回遊無いわけやね。

ここでもジグメインで投げまくりました。
しばらく30グラムくらいのジグでやっていたのですが、だんだんと爆風になってきてライン処理や底取りが難しくなってきたのでロッド負荷ギリギリくらいの40グラムまでウェイトを上げました。

遠投して底を取った直後にハイピッチジャークで一気に巻き上げ、また底を取るという作戦にし、数投やってみました。
しかし40グラムくらいになるとハイピッチは疲れますね。

で、5投目くらいに底を取ってハイピッチを開始した直後にガツンときました。
よっしゃー、カンパ確定!グラッチェグラッチェ、とランディングをしたらもちろんマルソウダです。
この後、散発ですが、同じパターンでやはりマルソウダが2本あがりました。

サイズはどれも第二戦と同じくらいの35センチいかないくらいとイマイチ冴えません。
もうちょっと薄暮になるまでやりたかったのですが、結局タイムアップで17時過ぎに終了しました。

***

そんなわけで釣行回数が最も多い海のオカッパリでした。
釣果は弓角でマルソウダ1、ジグでマルソウダ3とマルソウダばかりでした。
あ、エソも釣れたんだった。

ポイント開拓に関しては、実戦をやっていないのでなんとも言えませんが、一度勝負してみてもいいかも、と思っています。

いつも言っていますように、俺の中での釣りのメインって渓流とイカと並んで青物なんですよ。
青物、実際には年間を通した回数で言うとそれほど多くは無いんですが、なんか「大事」なターゲットなんです。

毎年、オカッパリに関しては大体夏合宿くらいからスタートして秋の東京湾で終了するパターンなので、まだ始まったばかりです。
さあ、これからどんどん熱くなってくるっすよ!

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2010/08/12

夏合宿2010:ノーフィッシング

今朝は渓流に行く気で4時過ぎに出発しました。

水位は河津水系も狩野川水系もプラス10センチくらいで、かつ弱い雨なら狩野川支流がおいしそうなんですが、万一強い雨になったら他の釣りに逃げれないので、河津に向かいました。

途中で雨が強くなってきたので一旦車を止めて仮眠し、6時前に起きたらまだ降っています。

これは渓流は厳しいと思ってふとタイドグラフを見たら満潮下げ始めくらいです。

これはウェーダー履けばいけるかも、と河津河口のヒラスズキをやることにしました。
現場に着くと石積み先端部に一人入ってて、参戦しにくい状況でしたので結局パス。

雨も止んでいたので渓流を見てみようと大堰堤にいきましたが、すでに水量が増えていて渡れなさそうですので諦めました。

その後、帰り道で青物を狙えそうなところをチェックしていますがどこもイマイチです。
結局昨日と同じ港にいます。
人は少ないですが、強い雨が降っているため、現在車内で待機しています。

今日はノーフィッシュではなくノーフィッシングになりそうです。

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2010/07/07

衣替えとビルダーへの道

先週末にタックルの衣替えをしました。

衣替えをやるということは、結局釣具全体を見渡すことになります。
ライン量や不足している小物や消耗品などのチェックもしますし、すぐに使うものを取り出しやすいところにまとめたりといった収納方法の検討もします。
そういう意味で、持っている釣具をひっくり返したわけです。

***

まず、イカ(エギ&ヤエン)タックルです。
先週金曜のトライアスロンをもって今年春シーズンのイカは終了としましたので、一旦二軍行きです。
秋のシーズンまでは特に動きは無いはずです。

最近全くエギを買っていないので、だいぶ一線級が減ってきました。
よって、新たに買い足すべきものをリストアップしました。
トライアスロン時にPEラインも減ったので買い足さないとなりません。
ヤエンに関しては、ブクブクの電池を抜いたり、ケミホタルやラインなどの消耗品の不足分をリストアップしました。

これらはとりあえずメモっておいて、秋シーズンになった時点で買い物をするときに忘れないようにしておくのです。

***

次に青物タックルです。
これは弓角、オフショア(サバ船くらいですが)、ショアジギング、投げサビキ、遠投カゴなどです。
これから本番なので一軍スタメンに昇格です。

弓角リールですが、去年はPEでトラブル続きだったので、今年はナイロンでやってみようと思っています。
実際、俺がやっているポイントはそれほどまで飛距離がモノを言うようなところではないのでPEでなくても良いと思っています。
今まで巻いていたPE2号が120mくらいあったので、別のリールに一旦巻き取り、下巻きをある程度抜いてからナイロン3号を200メートルくらい巻きました。
去年の終盤は4号を力糸なしで使っていて強度に問題は無かったので今回は3号にしてみました。
強度が心配ですのでまずは安物ラインを巻いてみました。
これを多摩川あたりでフルキャストしてみて確認しようと思っています。

弓角用の竿ですが、今までは5号の遠投磯竿を使っていました。
ただ、先にも書きましたように、俺の行くポイントでは5.3mというのがちょっと取り回しにくいのです。
そこで去年、釣具屋の累積ポイントを使って3.9mの投げ竿を買いました。

で、この投げ竿ですが、去年のシーズン終盤にリールシートの留め具が破損しました。
その頃は自分で修理しようか、とチョコっと思ったのですが、結局何もせずにシーズン到来です。

そんならまずは時間を金で買うのが先です。
というわけで釣具屋に持って行くと、この機種(というよりこのクラスの安竿)は修理をやっていない、とのことです。

確かにもう1本買った方がコスト的には良いのでしょう。
が、竿としては何も問題なく、固さやバランスも気に入っているものなのをみすみす買い足すってのが何か納得いきません。
どっぷりと消費文化に浸かっていながら、たまにはそんなことも考えるわけです。

で、結局思ったのが、自分で修理してみようかというアイディアの再燃です。
ガイドやリールシートなどのFUJIのサイトを見るとそのあたりの方法(PDFをダウンロードできます)が載っています。
時間と初期コストなどを考えて、場合によってはやったろうやないかい。
要はこの方法ってロッドのガイドを交換するのと同じことなので、これがうまくいったら次はロッドイヂリをやるか、とか妄想しています。

ところがところが、月曜にこういう材料とか豊富に置いてある釣具屋に行って相談してみたら、相当な手間がかかるから覚悟しやがれ、と脅されてしまいました。
これまた流されやすい女子のように、やっぱり新規で一本買っとくか、などと弱気の虫が出てきてしまっています。
さあどうする、オレ!

他にはトライアスロン時にアシストフックの針先のナマリが気になったので、一通りチェックをして使えるヤツ使えないヤツの選別をしました。

***

ナマズは相変わらずの一軍スタメンです。

現在、アシストフックを付けているのがイマイチ信用できなくなってきたので、トライアスロンではリヤのみダブルフックを付けてみました。
1バイトも無かったのでフッキングのヨシアシはわからないのですが、ネットとかで調べた結果、スプリットリング→スイベル→スプリットにトリプルのバーブレスフックを付けてみました。
これで少なくとも自由度は上がるはずです。

Kc3i0018

さらに全タックルをひっくり返しているときにバスタックルの中で買っておいて全然使っていないジグスピナーがいくつか出てきましたので、こいつらからブレードをはずしてジタバグのベリーフック部分に付けてみました。
なんとなくアピール上がる気がしてモチベーションが保てそうです。

***

他のターゲットですが、シーバスに関してはほぼ収束しています。
一応、一軍ベンチという位置づけです。

渓流はまだまだ一軍スタメンです。
ミノーのフックを一通りチェックして、替えラインなどをリストアップしました。

今年のGWにかけて熱かったメバルやアラカブはとっくに二軍落ちです。

***

とまあ、なんだかんだと釣具をイヂるのってのは楽しいもんです。
イヂってるとイキたくなる、とどっかで誰かが書いていましたが、まさにそのとおりです。

ああ、イキたい。

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