カテゴリー「釣り:淡水の餌釣り」の37件の投稿

2013/03/01

初恋2013

日付が変わってもう3月ですね。
いよいよ渓流解禁ですが、初戦はいつになるんだろう。

さて、パリに行く前日の日曜、店長マネージャーとの3人で今年初のパンプカをやりに多摩川に出撃しました。

まずは定番のポイントですが、工事をしていてポイントがつぶれていました。
それからちょっと下流の堰下をやってみましたが、気配もなしです。

さらに車で移動して、ウチの近所を探ってみます。
歩きながら様子を見ていると、漂っている1匹をみつけました。
まずはパンを投げて様子を見ると、そのパンは食いましたが、すぐにいなくなり竿を出さず仕舞いでした。

さらにさらに、下流の俺の自宅近くで多少魚影が見えました。
しばらくマネージャーの面倒を見ていると、横でスモールを狙ってルアー(バイブ?クランク?)を投げていた店長のロッドがグリングリンに曲がっています。
なんとかキャッチしたのは、60オーバーの鯉、スレでした。

その後、マネージャーがパンをじっくりと流していると一度バイトがありました。
が、流れが少し速いがめか、パン自体を吸い込みきれず、フッキングに至らずでした。

結局、俺は竿を出さずで、3人で2バイト1ヒット1キャッチという結果でした。

ファンタジスタ川といい多摩川といい、俺らの遊び場がどんどんダメになっていきます。

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2012/08/08

プチプチトライアスロン

先週末のことです。

相変わらず、西湘方面に青物狙いに行くか、近場でナマズをメインで手軽にやるのか迷っていました。
結果として、西湘の調子がイマイチなのと、翌日に酷暑になる前の早い時間からをやることにしたので、お手軽コースとなりました。

が、ナマズも調子悪いのは相変わらずなんで、ちょっと趣向を変えることにしてみました。

近所に、バス(スモールが多いらしい)が釣れるという場所があるらしいのです。
じゃあ、未明にナマズをやり、マズメからバスをやってみようと思ったのです。

そこでおなじみ店長Qに連絡してみると、参戦するとのことです。

最近店長は、何を血迷ったのか、ノベ竿によるバスのエサ釣りをやっています。
ついこないだも、20センチクラスのラージとギルを沢山釣っていました。
店長曰く、「エサだとそこにいれば一発」だそうです。

誇り高きトッパーはどこに行ったんでしょう。

***

まずはナマズをやるために2時半くらいにファンタジスタ川に集合です。

今回は時間も限られるので、チェストハイウェーダー履いて川通しに釣り下るような下流コースではなく、いつもの落差工からのコースとしました。

早速開始しますが、全く気配がありません。
つか、鯉の気配すらありません。
週の半ばに雨も降って、ポイントの水の感じもイイ具合に見えるのですが。

結局最後の合流点に到達し、俺が右岸の本流側、店長が左岸の支流側に分かれて攻めていたのですが、ちょっと経った後、向こう側で水しぶきが上がりました。
店長に何かがヒットしたようです。

店長はラッキー13を使って、サブサーフェイスを攻めていたからか、ガボっと出るのではなく、いきなりケミホタルが走って重みがかかったようです。
最初は鯉のスレかと思ったみたいですが、寄せてきてライトで照らすとナマズのようです。

無事ランディングしたのは、63センチのナマズでした。
やられました。
散々通ってる俺でさえ今年はロクマルは出てないのに。

その後支流側を二人でしばらく攻めてみましたが、結局店長に一回バイトがあっただけで、俺はノーバイトで終了しました。

***

4時を過ぎたので、それからバスのポイントに移動し、5時くらいに開始です。
現場はおそらくアユと思われるベイトがピチャピチャやっていて、期待が膨らみます。

俺は本流用の7フィートのトラウトロッドに4ポンドラインを巻いたリールで、メッキ用のスモールトップウォーターや5センチくらいのミノーを投げます。

店長は鯉竿に玉ウキにガン玉に針というオーソドックスな仕掛けで、ミミズを数匹房掛けにしています。

しばらくすると、店長にアタリです。
が、アワセを焦ってしまったのか、スッポ抜けてしまいました。

さらにしばらくして、店長にヒットです。
ものすごい引きから、おそらく鯉のようです。
ちょっとの間格闘していましたが、ハリスを切られてしまっていました。

これで俺もエサをやってみたくなりました。
トラウト用のフックを使ったスプリットショットリグを作り、ミミズをつけてキャストし、底を取りつつゆっくりとサビいてくると、なんか食っている感じがあります。
が、スウィープにアワセてみても乗りません。

そうこうしているうちに、店長にヒットです。
これまたすごい引きで、バスでは無いようです。

今度は竿のタメをうまく利用して、見事にキャッチできました。
釣りあがったのは鯉ではなく、60センチくらいのニゴイでした。

ニゴイってのは雑食のようですが、アユに着いて上がってきてるんでしょうか?

これで一時的にテンションが上がり、俺も色んな方向にキャストをしていると、ある方向でなんか根ガカリとは違う違和感がありました。
一応アワセてみると、いきなりドラグを鳴らして疾走しました。

ちょっとドラグが緩すぎたみたいなので、締めようとすると、そのままフックアウトしました。
あの走りからすると、おそらくニゴイだったんでしょう。

結局その後はテトラ脇のピンポイントなどを攻めてはみましたがヒットも無く、6時半くらいに終了としました。

店長はこの鯉竿で、マルタ、バス、ギル、鯉、そして今回のニゴイと通算5魚種を達成したそうです。
ノベ竿も、デカイのが来ると面白そうだと、ちょっとうらやましくなりました。

***

というわけで、ほんの短い時間のトライアスロン、プチのプチのトライアスロンでした。

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2011/12/13

First Catch of This Year

前回のリベンジのため、日曜日の6時くらいから3時間、多摩川でパンプカをしてきました。

タックルは8.3フィートシーバスロッドに3000番リール、PE1.5号にリーダー30ポンドです。

まずは前回同様、「ラ式」で開始です。
もちろん、正露丸は使わずに開始します。

天気は良く、水は澄んでいて流れも緩やかなんですが、手前に鯉がいません。
沖目でのモジリも非常に散発です。
パンを撒いてみますが、そのパンにさえ食ってきません。

とりあえず、地道にパンを撒きつつ、鯉を探していると、足元から1mくらいのところにいました。
そっとラ式を目の前に落とすと、興味を持ったみたいで近寄ってきて、スポンジに口を付けたのですが見切られてしまいました。
その後もやや沖目で投がしているときもモジリが立って唇で突かれましたがこれまた見切られました。

このラ式ですが、単体で食わせるのは難しそうです。
おそらく、パンを撒いて、それで鯉のスイッチが入ったところでパンに同調させるのが良い使い方かと思います。

ラ式は諦めて、いつものパンをつけるコルクリグに変えました。
太陽が昇りきって水面のモヤがほぼなくなったくらいに、沖目の、テトラの切れ目くらいを流していると、バイトがありました、が吸い込むにはいたりません。
しばらくすると、またバイトがあり、今度はコルクが持っていかれるくらいでしたが、パンがハリから抜けてしまいました。

またしばらくして、遠投気味から流してきて、ちょうどテトラの切れ目くらいでやっとヒットです。

ファーストランではキツメのドラグを出していきましたが、じっくりと竿で溜めて寄せてきました。
ネットがカンツリ用のだったので、1回入ったのにまた出てしまいましたが、なんとか2度目で成功です。

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60センチでしたが、太いヤツでした。
やっと、今年初の鯉が釣れました。
ちなみに、今年のトップウォーター3魚種目です。

以上です、キャップ!

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2011/12/05

Genuine Topwater Lure Fishing

11月になったころ、おなじみシーバスマンF氏がこんなものをくれました。

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このF氏、なんというか、町の愉快な発明家みたいなもんで、仕事がら入手しやすい様々な工作機械を自宅の工房(実際は車庫?)に持ち込んで色んなものを作っているのです。

アクリル板を加工してノイジープラグのカップを作ったり、それらを組み合わせてナマズ用ルアーを作ったり。
俺にテスターを任命するもんですから、頑張って釣りましたよ、このルアーで。

で、今回のこれ、何に使うかというと鯉を釣るためのリグというかルアーというか、です。
要は、パンプカセットなんですが、これはパンを付けずにスポンジに食わせようという考えです。

飛ばしウキに相当する部分には、微妙にウェイトが仕込んであります。
ですので、10gとか15gとかあるのでそこそこのキャストもできるようです。
つか、浮くんかな?

もちろん元ネタは小林重工の「コ式」なんですが、F氏は「ラ式」と言っています。
「ラッパ式」だそうです。

で、なぜ「ラ式」かというと、パンに相当部分のスポンジには切れ込みが入っていて、ここには正露丸(=ラッパのマーク)を挟み込むという狙いがあるからだそうです。
なぜに正露丸かというと、店長Qのバーに来る客の中で、「多摩川の鯉の吸い込み餌に正露丸を混ぜたらものすごく釣れる」という人がいたらしく、それじゃあ正露丸仕込めば釣れるんじゃね?とF氏は思ったそうです。

これ、吸い込みの練り餌と正露丸が混ざるから釣れるんじゃないかなあ?
正露丸単体で釣れるんかなあ?
もう、町の愉快な発明家を超えて、マッドサイエンティストになってる気がする。

まあ、正露丸の真偽はともかく、パンプカで一番面倒くさいパンの付け替えが無くなるのは大変喜ばしいことだと思ったんで、俺は神妙に「なるほど」などと言いながらこのリグをもらってきました。

餌釣りトップウォーターではなく、純正のトップウォーターなわけです。

***

近々、試してみようと思いつつ、ライブやらなんやらで全然釣りに行けず、先週日曜早朝にやっと出撃することができました。

6時から開始したんですが、前日土曜の午前まで降っていた雨のせいでかなり濁っています。
しかも、かなりの強風でウネリがあります。

まずは、目視で鯉を見つけられなかったんで、ちょっとそこにポンと投げてみました。
ヤベエ、パンにクリソツ。
これはいけるんじゃないかとちょっと遠投してみると、なにせ流れが速くなっているんで、どこにブツがあるのかわかりゃしません。

結局、1時間ほどあーだこーだとやってみましたが、釣りにならないので、諦めて終了しました。
近々、再戦を誓うのでした。

ちなみに、ラ式と言いながら、正露丸は使いませんでした。

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2011/11/12

ダイレクトカープ

先日店長Qにもらったグラスロッドのブランクですが、どうもブランクではなく、グリップもコミのロッドそのものだったようです。

店長がグリップを持ってくるのを忘れていただけらしく、ある日いつものバーに行くとグリップをくれました。
チャンピオンタイプですが、ちょっと小ぶりです。
このロッド、フルーガーの50年代?のものだそうです。

さらに、店長に貸していたシアーズのダイレクトリールもついでに引き取ってきました。

で、自宅でフルーガーにシアーズを付けてみると、コレがいい感じ。
白いブランクに、小ぶりなグリップ、赤いシアーズとの大きさや色合いのバランスもぴったりです。

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そうなると、キャストして、アクションさせて、ファイトをしてみたくなります。

***

そんなわけで、先週末、ファンタジスタ川でナマズをやった後、4時過ぎから多摩川に移動しました。

狙いはフルーガーのグラスロッドとダイレクトリールの組み合わせでデカいトップウォーターのキャスト感とアクション感を試すこと、さらに、ついでにこのタックルでパンプカをして魚とのファイト感を試すことです。
よって、三枚75円のパンを買って行きました。

到着してすぐはまだ暗かったので、キャストとアクションを試しました。

店長ハンドメイドの大型ポッパーやペンシルだと、普通のリールと変わらない感覚でダイレクトリールでもカットビます。
じっくりウェイトを乗せてオーバースローする感覚がキモチイイです。

また、グラスロッドとウッドプラグのアクションは水に絡み付くようにネットリで、でかいバスのバイトがあるんじゃないかとヒヤヒヤしました。
もちろんありませんでしたが。

明るくなってきたのでパンプカを開始です。

***

いつものコルクだとダイレクトリールには軽すぎて飛ばないので、フックを外したペンシルにハリス4号の鯉針を付けました。

パンを撒いてみても、鯉にスイッチが入って集まってくるという感じではありません。
自分のテリトリーに流れてきたり、流れているのに遭遇したりするのをパクっと食う感じです。

よって、少し遠めにキャストして、じっくりと流し、パンのチャミングはやりませんでした。

すると、2~3流し目でヒットです。
デカイのか元気なのか、すげえ走られます。
グラスロッドが根元から曲がってダイレクトリールは完全に指ドラグが出っぱなしです、おもしれー。

が、かなりの引きで竿を立ててタメとか寄せが効きません。
20メートルくらい一方的に走られてノサレたところでラインブレイクです。

ハリスから切れてしまい、逃げた鯉の口にハリを残す結果になってしまいました。
反省です。
バーブは潰してあるので、自然に外れてくれることを願います。

その後は吸い込みに来るけど見切られたりでヒットまで至らず、7時に終了しました。

***

まずこのタックルですが、スーパーパルサーより柔らかい、というか、スローテーパーです。
ナマズにスーパーパルサーとシアーズを使ったときは、ルアーのウェイトの乗りが足りない感じがあって、リリースポイントが変な気がしました。
でも、このロッドとの組み合わせだったら、もしかしたら5/8オンスクラスのルアーを使ってみてもいいかもしれません。

さてパンプカ。
繰り返しますが、タックルの適正さを考えていないかったのは反省です。

鯉の場合、リールはダイレクトリールでも楽しめると思います。
が、ロッドはせめてロッドを立ててタメたり寄せたりできる程度のものがいいことがわかりました。

というわけで、これからの淡水近場トップウォーターゲームは、ナマズをやりつつ、徐々に鯉に移行していくことでしょう。

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2011/03/02

キャストテスト&ファイトテスト

別途エントリしましたように、先週は平日にチャンピオングリップ加工をしていました。

そうなると、投げたくなるのが心情です。
そして、できれば魚のファイト感も試してみたくなるのが心情です。

***

というわけで、日曜早朝、多摩川に出撃しました。

キャストテストはナマズルアーでいいんですが、ファイトテストに関してはナマズやバスは釣れないでしょうから、鯉をパンプカで狙うという作戦です。
これでキャストしたらブランクの根元がボキっといったり、ファイト中にスッポ抜けたら泣きます、啼きます、亡きます。

たまたま土曜にメールをしていたら、相方がその気になり、同行することになりました。

***

朝7時に集合し、7時過ぎから釣り開始です。
まずは鯉が熱い時間帯なんで、ルアーのキャストは後回しにしてパンプカをやります。

が、想定ポイント近くにルアーマンが先行して何投かしていたようで、鯉がナーバスになっています。
寄せ餌として撒いた針のついていないパンもつつくだけで警戒して食ってきません。

そこで、少し下流に行って遠目にキャストして狙うと、数匹にスイッチが入りました。

まずは相方のコルクが消しこみました。
が、これはスッポ抜け。

次に俺のパンを突きます。
が、尻尾で叩いて向こうに行きました。

そしてその後、相方にヒットです。
やや固めのロッドがグリングリン曲がって重めのドラグが出ています。

アベレージサイズかと思いきや、無事ネットインしたのは70センチにわずかに届かない69センチくらいのナイスサイズでした。

これで2人とも火がつきましたが、それ以降は異常なしでした。

***

その後、何個かルアーを投げてみました。
キャスト感は何も問題なく、今年はこれでナマズをイテコマシたることにしました。

が、チャンピオングリップ、重いっす。
これを一日振り続けるのは結構ツライかもです。
まあ、短時間勝負しかしないでしょうから大丈夫ですが。

***

パンプカは年末から合わせて3連敗です。

途中で思ったのですが、俺の仕掛けって、コルクの下はハリスとしてボイリー用のPEのようなヤツを使っていました。
考えてみれば、このハリスにしてから釣れていない気がします。

他のメンバーは4号とか5号のナイロン(フロロかも)のハリスを使っているんですよね。

実際にこれが原因かどうかはわかりませんが、俺のモチベーションに影響することなので、今後は普通のハリスでいきます。

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2011/02/19

2011パンプカダービー開幕戦

つかですね、パンプカダービーなんて、無いし。
去年もやってないし。

が、先週日曜、急遽やらかしました、パンプカ。
参加者は、昨年末最後のパンプカおよび先日の平日カンツリと同様、店長QシーバスマンF氏です。

6時に集合し、6時半前からスタートしました。
この日の予報での最低気温は2度。
前日の最低気温が1度だったので、2倍暖かいはずですが、なんかゾクゾクと寒気がします。

今回の俺のテーマとしては、昨年末最後のパンプカで、ノベ竿で一本も獲れなかったので、そのリベンジというのが1つ。
あとは、最近店長に整備してもらったベイトリール3台(ABU 2500C、5600WS、521XLT)のキャストフィールチェック'(店長にナンクセをつけるため)と最近むやみに仕入れてイヂっているナマズ用ルアーのスイムテストです。

***

開始早々に店長がヒットです。
50後半くらいですが、よく太っています。

しかしその後膠着状態に入ります。
要は、近場に鯉が寄ってこないのです。

すると、一人だけリール竿でやっていたF氏がヒットです。
なんと、遠投パンプカという、新しい戦法でヒットさせていました。

さらにその後、店長が水面を叩いて鯉を寄せ、それからパンに食わせるという方法で2本追加、F氏は岸沿いにダウンでじっくりとパンを流して食わせる方法で1本を追加していました。
二人とも、最後の各1本は65くらいのナイスサイズでした。

というわけで、パンプカは、3人で5キャッチという結果でした。

俺?
俺はですねえ、金曜(祝日)の夜に近所のオッサンと飲んで、その勢いでキャバクラ2軒行って帰宅後に寒いリビングで4時間ほど寝ていたのが原因で、胃腸を壊して風邪を引いていたようです。
寒気ってのがどうも怪しいと思ったら、帰宅したら熱が38.5度と精子が死にそうなくらいの熱でした。

そんなわけなんで集中もできず、ノーヒットノーキャッチでした。
いやあ、体調さえ良ければ竿頭だったのに、残念無念。

***

キャストテストとスイムテストも、どちらもイイ感じでした。

ゴテゴテとブレードとか色々付けてみたルアー(中古で買った最近風のノイジースティック)がトップウォータールアーにもかかわらず、水面直下でサスペンドしていたのには閉口しましたが。

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2010/12/11

パンプカ引き続き

先週木曜金曜といつものバーで飲んでいたら鯉談義が盛り上がり、翌日曜朝マズメ、店長Qと2週連続となるパンプカに出撃しようという話しになりました。

土曜の微妙にソーウツなバンドパーティのときも、自分達の演奏の前後にシリアスな顔をしてなにか打ち合わせていたのですが、周りからみれば構成とか反省とかに見えたのかもしれません。
が、実際はパンプカの戦略と戦術について熱く語っていたのでした。

しかも日曜朝は、いつものバーの常連で、今年に入って突然シーバスを独学で始めたF氏も参戦するとのことです。
F氏は江戸川河口付近でヒマさえあれば黙々とルアーを投げ続け、最近では60アップ70アップを決してコンスタントでは無いにせよキャッチしているフレッシュシーバスマンです。

そのため、バンドーパーティからは終電くらいで帰宅し、早々に就寝し、店長およびF氏とは6時に現地集合としました。

***

今回のタックルですが、店長は前週に引き続き15尺のノベ竿です。
そして俺も店長から15尺を借り、ノベ竿で挑戦します。
F氏は自前のバスロッドを持ってくるそうです。

前回の反省をふまえて、道糸やハリスはPEもしくは太めを用意し、ラバーネットではなく通常シーバスやイカに使うタモを用意しました。
足場の高さ30センチくらいなのに、5m伸びるタモ柄は要らないんですけど。

餌はパンだけでなく、ポップコーンとキャラメルコーンも用意しました。

***

6時に現地に着くと、すでに2人は到着しています。
そそくさと準備をしてカープハッテンバに歩くと、前週よりも溜まっている気がします。

俺は今まですでに何本かキャッチしているので、準備だけはしましたが竿は出さず、二人(特にF氏)のサポートをしました。
パンを撒くとスウィッチの入った鯉がバクバク始めます。

F氏に流し方とかを一通り説明すると、早速F氏のコルクが消し込みました。
が、思わずアワセてしまったみたいでスッポ抜けです。
店長のパンの周りにも鯉が集まり、今にもヒットしそうです。

前回デジカメで撮った動画を後から見ると思いのほか面白かったので、今回は店長がビデオカメラを持ってきています。
ヒットシーンも撮れるかもしれない、と俺はカメラマンをやりました。

二人の仕掛けが1画面に収まるようにしながら撮影していると、F氏にヒットしました。
ドラグをチリチリ出しつつ、ファイト開始です。

とりあえずカメラを回したままタモを取りに走り、カメラを回したままタモ入れをしました。
この一連の流れ、後から見てみると、ドキュメンタリータッチでなかなかの迫力、楽しめました。

F氏がキャッチしたのは60センチを超えるなかなかのサイズでした。
早速のキャッチに喜んでくれました。

そして間髪入れずに店長にもヒットです。
前回は2バラシだったのですが、落ち着いてやりとりをして、ついにキャッチです。
60くらいのナイスサイズでした。

***

2人の動画や画像も撮れたので、俺も参戦します。
早速パンを撒くと・・・・祭りが終わっています。

こんなときは、

  1. 表層の何かをつついているような鯉がいるところ
  2. 表層を意識はしていないが、単体もしくは複数匹で漂っている
  3. 鯉は見えないが水中に変化がある(テトラの切れ目とか深くなっているとか)

こんなところを探して歩きます。
もし見つけたら、まず数キレのパンを撒いてみます。

1の場合は、パンを発見したら、まず寄ってくると思います。
2の場合は、一匹表層でカポカポやりだすと、他の個体にもスウィッチが入ることが多いです。
3の場合は、「変化」より少し上流にパンを撒きます、すると、どこからともなく鯉が寄ってきます。

いずれにしても、パンを無視するようでしたら、他の場所を探した方が良いです。
また、下流に流されたパンも気にしておいた方がいいと思います。
時々パクパクやりだすこともあります。

***

しばらく3人で黙々とこうやって鯉を探しましたが、この日は店長が好調でした。
その後60センチ前後を2匹追加です。

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何よりも、ヤルキのある鯉を探したり、鯉のスウィッチを入れるのが上手かったです。

俺は、ノベ竿でのアワセがイマイチうまくいかず、早アワセでのスッポ抜けが数回、じっくり待ちすぎて完全にコルクも沈んだ後にアワセてスッポ抜けが1回、結局ボーズでした。
リール竿だと、ラインスラックを取ってスウィープにあわせると大抵フッキングするのですが、ノベ竿はビシっといっていいのか、軽く竿を上げればいのか、など思ったより奥が深くてヒダがありました。

***

今回は誰もハリスやラインを切られることはありませんでした。
だいぶ、やりとりも楽しめて魚にも優しい(実際は釣りすること自体が魚に優しくないですが)セッティングがわかってきた気がします。

鯉のシーズン、調べてみると真冬でもあまり関係なく釣れるようです。
年内にもう一回くらい行ければ行こうかと思っています。

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2010/11/16

新たな恋のカケヒキ

そうなんです、新しい恋の道なんです。
いえ、新しい恋のターゲットではなく、新しい恋の手段なんです。

今まではなんとなく恋に出会えそうなところにトラップを仕込み、じっくり待っていました。
好感を持ってもらえるようにがんばるという、かなり回りくどい方法です。

が、今度は違います。
まず恋の予感を探します。
その恋は目に見えるものです。
そして、積極的に誘惑します。
恋が成就するのも丸見えです。

というわけで、2010年も最終コーナーを回ったあたり、突如「恋の道」が復活ロマンポルノです。

***

今年の夏から晩秋にかけて、俺は多摩川をやたらとウロウロしていました。
目的はナマズだったんですが、その際に鯉が溜まっているあたりを何箇所か目星をつけておいたのです。

そして延長戦の末、今年のナマズは終了しました。
これからのターゲットと言えば、シーバスイカメバルなどのロックフィッシュなわけです。

先週末は終日、あるいは午前中一杯釣りをする時間が取れなかったので、自動的に候補としては横浜方面のシーバス朝マズメ一本勝負になるわけです。
ところが、APEC開催に伴い、やたらと検問があったり港湾部も警戒されていたりすると言うではないですか。

何も怪しいところの無い俺です。
あえて言うなら股間のマグナムくらいでしょうか、ハイすみませんもう言いません。
が、検問とかされたら明らかに挙動不審になるという因果なキャラクターを持っているのです。
つか、そういうことを考えること自体がストレスなわけです。
なのでシーバスはパスです。

***

そこで思い出したのが、上記の鯉溜まり、英語で言うとカープハッテンバです。
ちなみに「ハッテンバ」は「カイゼン」とか「スキヤキ」などと同じように英語でもHattenbaと言います。
もちろんウソなんで、会話が途絶えた付き合い始めのカップルなんかがツナギの会話として使わない方がいいっすよ。

で、その鯉溜まりの鯉をやっつける手段として以前からやりたいと思っていたパンプカをやることにしました。
パンプカ、英語で言うとTop Water Breading (もちろんウソ)とは、食パンをちぎって撒いて鯉を寄せ、その中にパンをフックに付けた仕掛けを同調させて食わせるという卑怯な俺にぴったりの釣法です。

ただ、ラインに直接フックを付けただけでは軽すぎて飛びません。
さらにパンを付けるとその空気抵抗で余計飛ばないことは予想できます。
そこで、ずいぶん以前におなじみ店長Qが作ってくれたリグ「鯉に恋する5秒前」を使うことにしました。

このリグ、シャンパンやワインのコルクに穴をあけ、その中にクッションゴムを通して両端にリングを入れたものです。
このシャンパンコルクに、コケシというかハニワというかダッチワイフというか、要はヘンな顔が書いてあります。

キモチ的にはベイトタックルで勝負したかったのですが、このリグそのもののキャストフィールがわからないので、スピニングタックルを使うことにしました。
まず6フィート6インチのロッドにダイワ3000番のリール、1.5号PEに30ポンドリーダー、それにこのリグを付け、逆側にハリス3号付の鯉針を付けました。
そしてパンはヒャッキンに寄り、6枚切りを1つ購入です。
針にパンを付けたのがこんな感じです。

Panpuka

想定ポイントは足場の低いところなので、タモを持たずに出撃です。

***

日曜朝、6時くらいに多摩川で開始です。

川岸をずっと歩いて、鯉の姿を探します。
以前目星を付けておいたところに行くと、そこそこの数の鯉がいるではないですか。

まずはパンを3、4切れ撒いてみました。
すると、鯉の野郎どもはバクバクとすごい勢いで吸い込んでいきます。

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アグレッシブすぎて、なんか怖い。
ここにチンコとか浮かべると(どうやって?)、どうなってしまうんだろう。

そんな状況なので俄然ヤル気が出ます。
早速チンコをしまい(出してたんかい!)、リグを作ります。
まずパンを付けずにキャストしてみると十分飛距離が出ます。
つか、アンダーで5mくらい振り込めばいいので、これならベイトタックルでも十分いけそうです。

このポイントは沈みテトラがあるので、ヒットしてテトラに潜られたらアウトだと思います。
ハリス3号というのが心配ですが、ドラグをキツめにしてキャストです。
そしてすかさず、周囲にパンをふんだんに撒きます。

バクバクと食い始める鯉を見つつ、血走った目で針のついたパンを凝視します。
ところが、周囲に撒きすぎたのか、針パンを食ってくる鯉がいません。

要は、あんまり撒きすぎてもダメっつーことですね。

***

このリグ、パンの持ちが悪いです。
水に濡れてしばらくするとパンが針から離れてしまうのです。
耳の部分に入れて、また耳の部分に出す感じが長持ちしそうです。

何度目かのキャストで、一匹の鯉が近づいてきました。
しばらくじっと見ています。
すると、他の鯉も興味を持ったのか、近づいてきて、バクっと吸い込みました。

十分吸い込んでいないにも関わらず、キター!と思わずアワセてしまいスッポ抜けてしまいました。
これ、バイトの瞬間を見すぎてはいけませんね。
むしろコルクが引き込まれるくらいまで待った方がいいかもしれません。

何投か後、鯉が針パンを吸い込んで反転し、コルクが消しこみました。
ラインスラックを取ってスウィープに合わせてみると、フッキングしました。

もう鯉の野郎はコレモンで暴れます。
こっちもドラグ締め気味なんで、パワープレイで対応です。

何度かツッコミをかわして足元に寄せてきました。
なかなかでかいです、おそらく70は越えてそうです。
足場から水面まで30センチくらいですが、抜き上げは不可能なので、ハリスを持ってボガを入れようとしたときに豪快に暴れました。

その勢いでハリスが切れてしまいました。
バラシです。
針付きの鯉君、ごめんなさい。

多少ドラグが出るようにして、疲れさせるのが良さそうです。

***

さらに何投かすると、またコルクが消しこみました。
ドキっとしてラインスラックを巻き取ろうとしたらコルクがポコっと浮いてきました。

なんと、コルクを食っていました。
つか、パン食えよ。
つか、コルクにフックつけとこうかと思いましたよ。

***

場荒れしたのか、周囲に鯉がいなくなりました。
少し沖目を泳いでいるやつらは見えるのですが、パンを撒いても無反応です。

そこでこの場所を離れ、歩き回って別のポイントを見てみました。
時々鯉の姿を発見してはパンを撒いてみますが、反応しません。
30分くらい歩きまわった後、再度最初のポイントに戻ってみました。

すると、先ほどほどでは無いですが、鯉がまた溜まっています。
ドラグ調整をして、再度そいつらに挑みます。

何投かした後、見事にヒットです。
今度は重めにドラグが出るので、さっきより(ツッコミが)多い日も安心です。

足元まで寄せてきた段階で、何枚かファイト中の写真を撮りました。

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実際のところは、またハリス切れしたときのために証拠を残しておきたいという後ろ向きにポジティブな理由なんですが。

そしてドラグを出して疲れたのか、うまくボガも入り、ランディング成功です。
サイズはさっきバラシたのより少し小さめ、手尺で70センチは無いくらいでした。

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が、ついにやりました。
パンプカでキャッチです。

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この魚の針を外してからハリスを見てみると、もうヘロヘロになっていて、軽く引っ張ると切れてしまいました。
パンもほとんど無いのでここで終了としました。

残りのパンを撒きながら様子を見ていると、付近のルアーマン風の釣り師がやってきてインタビューされました。
「どんな仕掛け使ってるんですか?」と聞かれて、ダッチワイフの顔が書いてあるシャンパンのコルクを見せると、微妙な顔をして行ってしまいました。

こらこら、引くな!
こっちだって、見せるの恥ずかしいんじゃい!

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イージーな釣りですが、ちょっとした違いで鯉の反応とか変わるのが楽しいです。
吸い込みのようにじっくりと待つ必要が無いので、ちょっとしか時間が無いときに鯉を探せればできるのがいいですね。

今日わかったこと

  • ラインは水面に浮くのでPEが良い
  • ラインスラックを多めに出して、できるだけ自然にパンが流れるようにした方が良い
  • パンを撒きすぎると針パンに注意が行かないので、少なめが良い
  • ハリスは3号では細すぎる
  • タモもあった方が良い(カンツリ用など)
  • コルクには顔をかかない方が恥ずかしくない
  • チンコは浮かすのが難しい
  • チンコを水に漬けるときは雑菌に注意

以上です、キャップ!

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2010/11/14

パンプカ

今朝、パンプカで2ヒット1キャッチでした。
70センチには達さず。

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詳細は別途エントリします。

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