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2013/12/26

冬合宿2013-2014 直前リポート

先月、宿敵Tボートで釣りをして以来、まったくゴブサタしています。
気が付けばもう年末真っ只中で、そろそろ冬合宿に向けての準備をしています。

***

毎年、冬合宿はエギでのアオリとメバルやカサゴなどの根魚をまったりと狙う、というのがパターンでした。
で、ここ数年は、やけにメッキがやりたくて、数回はメッキ狙いをやっています。
さらに前回(2012-13)はカマスが沸いている中、アジも少し混じったので、Mキャロとかでのアジ狙いもやりました。

で、今回の冬合宿も、同様なものを狙っていくことになります。
これらライトソルトルアーの良いところは、ターゲットが増えてもタックルが大して増えないことです。

おなじみの本流トラウトロッドに4-5ポンドのラインを巻いたリールで一通り対応できます。
あとはエギタックルに一応ギャフを用意しておけばいいわけです。
でかいクーラーボックスも要らないし。

そんな感じで、冬合宿に向けて釣具の整理とパッキングを開始しました。

***

エギタックルですが、10月にファンタジスタS君伊豆に遠足をしたときに、8年使ったロッドが折れてしまいました。
修理に出そうかとも思ったのですが、8年も使っているんで、一旦新しいものを買い、それから余裕を見て修理に出すことにたのです。

新しいエギロッドですが、今回は9フィートで4.5号まで背負える結構ガチガチなものにしました。

というのも、俺の場合、ほぼ通年3.5号しか使わず、かつ、アゴリグのようにウェイト増量をしたりすることが多々あります。
さらに、エギロッドを使ってジグを投げたりツアー投げたり、投げサビキしたりイソメ付けてチョイ投げしたりなど、色々な用途にも使うのです。
そういう意味で、Max3.5号とかのではない、硬いものにしたのです。

また、長さについては、今まで8フィート3インチだったんですが、もうちょっと長い方がいいな、と常々思っていました。
ここで8フィート6インチにしても、ほんの3インチ=7.5センチの差だったら、気分的な違いしかなさそうなので、明確に「長い」と思えるものにしよう、と思っていました。
というわけで、9フィート前後にしたのです。
足場高いところも多いし、長いと飛距離も出るような気がするし。

11月末くらいから製品選定に入りました。
俺が求めるスペックって、主流ではないためか、選択肢はあまり多くありません。
が、良い点としては、あまり人気が無いレンジなので、そこそこの製品の旧モデルがガッツリと安くなっているのです。

そんなわけで、12月に入ったくらいに、過去に2万円台半ばで売っていた旧モデルを、相当な安値で購入しました。
チタンフレームSiCガイド付きのヤツです。

***

ほぼ準備が整いました。
あとはサクっと釣るだけです。

サクっと釣れたことは人生でほとんど無いっすけど。

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2013/09/05

2013夏の帰省 - 釣行編

また更新間隔が開いてしまいました。

今年の夏は色々と忙しくて、夏合宿で伊豆に行った2週間後に福岡に帰省しました。
主な理由は実家から倉庫などに入っている荷物の大幅な整理をしたいから帰ってこい、というものです。
要は人足として徴募されたというわけです。

ただ、せっかく帰省するので、肉体労働だけではなく、野球を見に行ったり、美味いものを食ったり、そして釣りにも行くことにしました。

予定としては

  • 8/24(土) 午前のフライトで福岡に移動。
  • 8/25(日) 終日自宅で肉体労働。夕食後、0時くらいの到着を見越して釣り場へ移動。
  • 8/26(月) 未明から朝マズメにかけて釣り。帰宅して調理・休息後に廃棄物の処理。
  • 8/27(火) 午前中にあれば残作業。午後から出かけて買い物などをした後18時からヤフオクドームでナイター観戦
  • 8/28(水) 昼過ぎに実家を出て、買い物などをした後、21時近くのフライトで帰京。

というものでした。

まずは釣りについて書いてみます。

***

釣行先は6年前に夏合宿番外編として行った佐賀の唐津近くの地磯です。
釣果を調べてみると、アジが釣れていて、ヤズ(イナダ)、ネリゴ(ショゴ)、ヒラゴ(ヒラマサ幼魚)、シイラなどの青物もちょこちょこは回遊しているようです。
また、アオリやヒラスズキも有名なポイントのようですが、季節的には厳しいようです。

ちなみに前回は夜釣りでマメサイズから尺サイズくらいまでのアジが80匹ほど釣れました。

今回も親父と一緒に行くのですが、基本的には夜中に行って一晩アジを狙って帰ってくる、というつもりのようです。
前回は明け方に弓角をやってみてカスリもしなかったので、今回はジグやプラグで狙ってみようと思いました。
また、アジに関しては、あの魚影の濃さなので、今までしっかりと狙ったことの無かったルアーでやってみようと考えました。

当然実家にはルアータックルはありませんので、タックルは持っていくことにしました。

  • 青物用
    さほどでかいのは出なさそうなので、いつもの9ft6inショアジギングロッド+4000番リール+PE2号+フロロリーダー8号の組み合わせに、30~60グラムのジグにポッパーやダイビングペンシルやスキッピング用のミノーシェイプジグ、メタルミノーなどを準備しました。
    水深はそこそこあるのですが、さほど潮流が速くはないようなので、ジグはおそらく40グラムが中心になると想定しました。
  • アジ用
    本流トラウト用7フィートロッド+2500番リール+5ポンドナイロンという、本流そのまんまの組み合わせに、メバル用のワーム類を準備しました。

    ロッドに関しては、本流トラウトロッドはライトソルト用万能ロッドと化してしています。
    真夏の伊豆以外の季節では常に持って行って、本流トラウトにメバルにカサゴにメッキにカマスにと大活躍です。
    今回も出番です。

    ワームのリグですが、基本的にはメバルやカサゴと同様、フライフックにストレートワームを刺し、1グラム~4グラムくらいまでのガンダマをフックのアイ近くに装着するというジグヘッドリグを模したリグでやるつもりでした。
    また、ポイントが遠かったり深かったりした場合にジグヘッドでは難しい場合のためにMキャロの6.3グラムと11グラムも持っていくことにしました。

ロッドは、10年近く前にアメリカに行った時に買ってきた、150cmから200cmくらいまで伸縮するプラノのロッドケースに入れて持っていきます。
このケース、滅多に使わないのですが、飛行機で釣具を運ぶときとかには便利なんですよ。
直径15センチくらいあるので、ロッド2本は楽に入りますし。
今までも、沖縄屋久島、以前の福岡帰省など数回フライトしています。

その他のタックルや小物は普段メインに使っているショルダーバッグにコンパクトにまとめて、スーツケースの中に入れて送りました。

***

福岡に着いた24(土)の夕方から、秋雨前線に伴う雨が降り始めました。
山陰地方に未曾有の降水量を記録したあの雨です。
これが、明けて25(日)になっても降り止みません。
まさにサゲチンの面目躍如!
結局、予定の25日夜に出発して26日未明~朝マズメまでの釣りは断念しました。

が、これで諦めるわけにはいきません。
ウチの親父も、遊びに関しては執念深いところがあります。

25(日)はフルフルに作業をして、トータルの予定量+αを完了させました。
そして26日の昼過ぎまでに廃棄物の処理を完了しました。

これで残りの数日は作業がありません。
頃合い良く、26日の昼過ぎには完全に雨も止みましたので、夕マズメをやってから日付が変わるくらいまでアジを狙うということにして15時前に実家を出発しました。

親父は明るいうちは遠投カゴ+付けエサ(アミ)でチヌなどを狙い、暗くなってからは遠投カゴ+サビキでアジを狙うとのことです。
そこで、途中にエサを買うために釣具屋に寄りました。

6年前もこの釣具屋に寄ったのですが、深夜でエサと氷だけを買ってさっさと移動したので店の中をちゃんと見なかったのですが、今回は少しゆっくり見てみました。
なんと、このあたりはマル/ヒラ両方のスズキや青物、アオリ、アジ、根魚など、俺が好むソルトの釣りモノほとんどが活発のようなのです。
それに伴い、ルアー類も豊富に置いてあります。

ちょっと青物のルアーを見てみると、まさに地磯仕様のプラグ類も伊豆の量販店以上の品揃えです。
夏合宿でロストしたヤマリアのポップクイーンの105mmも売っています。
合宿最終日のカヌーで使うために急遽通販で探しても即納できるものが見つからなかったのに、ここでは普通に数色売っているのです。

「パパァ、ボクが欲しいルアーが売ってるんだけど買っていい?」とは言いませんでしたが、さりげなく買い物カゴに忍ばせておき、まんまとスネカジリでゲットです。
40代も中盤に差し掛かろうというのに、情無い話です。

***

そんな感じで多少時間がかかってしまいましたが、車を止め、20分ほど歩いてポイントに到着しました。
この時点で17時半、日暮れまでは1時間半の青物勝負開始です。

まずは、親父(の財布)に敬意を示して、ポップクイーンからキャスト開始です。

かなり横風が強いので、多少飛びは悪いです。
また、完全に目の前に太陽があり、ほぼ泳いでいるルアーは見えません。
が、まわりにほとんど人がいない(親父以外)地磯から、大海原にフルキャストして、いつドカンとアタックしてくるのかと期待を高めながらする釣りは最高です。

最高ですが、数10投(実際は10数投)もすれば飽きてきます。

次はダイビングペンシルです。
なるべく大味にならないように心がけたアクションを心がけます。
ダイビングさせるごとにいつバイトがあるかハラハラしますが、何せ逆光でルアーが見えないので「いつバイトがあるか」どころか「いつダイビングしているか」さえも見えませんが、細かいことは気にしてはいけません。
暮れなずむ磯に二本足で立ちはだかり、玄界灘に向かってフルキャスト。
これぞ海の漢(おとこ)という気分での釣りは最高です。

最高ですが、数10投(実際は10数投)もすれば飽きてきます。

さて本命のジグ、いきますか。
6年前、この場で玄界灘で初めての弓角を投げた漢(真偽不明)と言われた俺ですが、所詮弓角は主に表層付近の釣りです。
大マサや大カンパは底を取ってナンボです。
やはりジグで深いレンジ、広いレンジを探るべきだったと後悔しているのです。

まあ、つい最近は弓角よりジグの方が面白いってのもあるので、後悔したのもつい最近なんですけどね。
あと、このエントリの上の方ではネリゴとかヒラゴとか言ってるのに、いつのまにかターゲットが大マサに大カンパになっているのは、磯+玄界灘+海の漢から来る補正がかかっていると、賢明な皆さんはおわかりでしょう。

そんなわけで、潮流はさほど速くなさそうなので、まずは40グラムのロングジグをチョイスです。
普段、ショアジギングではロングジグよりもショートジグをチョコマカやるのが得意なんですが、何せ地磯です、玄界灘です、海の漢です、大マサ大カンパです。
何の根拠もなく、ロングジグなのです。

親父のカゴには、10センチくらいのマメアジがごくまれにヒットしています。
マッチ・ザ・ベイトからするとまさに平べった目のショートジグなんですが、そのときは全く考えも及びませんでした。
何せ、地磯です、玄界灘です・・・(以下略)

横風を切り裂きジグをキャスト、ラインの放出量で大体80~90メートルくらいです。
底を取り、ロングジャーク、ワンピッチ、ハイピッチ、ショートジャーク、スロージャーク、ジャカジャカ、タダ巻き棒引きと手の内をすべてさらけ出しています。

何10投かして、底を取り、シャクリを入れた瞬間、ガツンときました。
オリャー!ヒーット!でかい!
俺のオタケビが玄界灘に響き渡ります。
ガッツリとアワセを入れてファイトに移ります。

もちろん、根ガカリでございました。
確かに生命反応があったはずなのになあ。

PE2号とはいえ、ガッチリとイっちゃってます。
さらに、数10m先なので、ロッドをあおって外れる気配もありません。

しょうがなく、切ることにしました。
何10mもロストしたらPEラインが勿体ないし、システム組み直すのメンドクサイから、できればルアーの結束とかで切れないかなあ、と思って手袋をしてラインを引っ張りました。
かなり難儀して、やっと切れたのは、リーダーとの結束部分でした。

まあ、PEそのものがゴッソリ減らなくて良かったとポジティブに考えて、システムを組み直しました。

この時点で時刻は18時半を過ぎています。
そろそろ日が暮れるので、これからがラストチャンスです。
さて、何をやるか、と考えて、選んだ選択肢はダイビングペンシルです。

必死でキャストとアクションを繰り返していたのですが、結局何も起こらずに日が暮れました。
一瞬、手前で、ベイトがピチャピチャっとしたのでチャンスかと思ったのですが。

***

暗くなってきたのでアジ狙いにスウィッチです。

だいぶ収まってきたとはいえ、まだそこそこ風があります。
また、40グラムのジグをフルキャストして、底を取るまで大体20カウントくらいだったので、ジグに比べてかなり手前とはいえ、そこそこの水深はあるようです。
親父に聞くと、ウキ下は竿2本とのことなので、10mくらいっすね。
そこで、ジグヘッドモドキリグではなく、Mキャロを使うことにしました。

11グラムのMキャロだと、ちょっと重過ぎる気がしたので、6.3グラムを使うことにしました。
リグは、Mキャロを通してウキ止めゴムを介して小さいスイベルを結び、その先に0.8号のフロロリーダーを50センチくらい付け、その先にワームの付いたフライフックを結びました。

で、しばらくはキャストしてカウントダウンをしてタダ巻きをしていたのですが、まったく釣れる気配がありません。
つか、こんな使い方ならメバトロボールでもいいやん。

というわけで、地磯の上でスマホを駆使してMキャロの使い方を検索です。
俺って情報強者!と自画自賛です。
今まで何も考えずに使ってきたボクのバカ!

で、調べた結果によると、Mキャロはキャストして任意のところまで沈めたら、2-3回巻きながらシャクって、フリー/テンションフォールさせたり、リトリーブしたり、ロッドでサビいたりする、というアクションだそうです。
その際に、特にフリーフォールの場合はゆっくり沈下するMキャロそのものをワームが追い越してテンションを保ちながらフォールするために、ワームはフックだけではなく、0.5グラムくらいのジグヘッドを使う(俺の場合はガンダマを打つ)のが良いそうです。

ちょうど、リグを修正した頃、親父が20センチちょいのアジをキャッチしました。
スワ(死語)!時合いか!と思い、親父の近くに立ち位置を変えてキャスト開始です。

しかし一匹出てから後が続きません。

しばらくは黙々と、Mキャロの練習を兼ねて色々なアクションを試してみました。
そういうときは飽きないんですよ。

すると数10分した後に、また親父が同サイズをキャッチです。
今後こそチャンスタイムかも、と思い、シャクリの後にテンションフォールというパターンをやっていると、フォール中にコツっとアタリらしき感じがあります。
が、乗せることができません。

そうか、なぜにアジンガー(ダサい総称)が細いPEを使うのかというと、このアタリに反応してアワセるためなんやね。
ナイロン5ポンドなんて使ってるボクのバカ!

ただ、この玄界灘に面した地磯の上で、俺が持っているラインといえばこのリールに巻かれている5ポンドナイロンかショアジギリールに巻いてあるPE2号か、フロロ8号のリーダーか20mくらいしかない0.8号のMキャロ用のリーダーしかありません。
無い袖は振れないので、このまま5ポンドナイロンで続行です。

さて、感度が期待できないのであれば、あとは勘しかありません。
キャストして、沈めて、シャクッて、テンションフォールをしながらカウントダウンをしました。
すると、4カウントくらいでコツっと来ます。

もう、頼れるのはこれしかないので、バカの一つ覚えのように、テンション開始イチニィサンシィはいアワセ!とやってみました。
すると、何回かキャストした後、明確にアタリがありました。
スウィープに合わせてみるとなかなかの引きです。
見事にキャッチしたのは、やはり親父が釣ったのと同じくらいのサイズの20センチちょいのアジでした。

よっしゃ、狙いどおり!
ついに時合いキタ!と狂ったようにキャストを続けました。

結局、その後しばらくしてから親父がもう1本同じくらいのサイズをキャッチしましたが、23時くらいからまったくアタリがなくなりました。
俺もしばらくはゴクまれにコツっというアタリはありますが、乗せることができません。

時刻も0時を越えたので、まだ親父のエサは残っていましたが終了することにしました。
結果として、明るいうちに親父が10センチくらいの豆アジを4匹、その後暗くなってからは20センチちょいのアジを親父3匹、俺が1匹という(7年前に比べると)貧果でした。

まあ、とはいえ、初めてマジメにアジをルアーで狙い、キャッチすることができたのでヨシとしましょう。
さらに、息子がルアーフィッシングを始めてから30年以上が経つというのに、初めてルアーで魚が釣れるところを親父に見せてやれたのも冥土の土産(コラコラ)になったんだとヨシとしましょう。

以上です!

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2013/07/18

プレ夏合宿2013: 準備編

クソ暑くなってきました。
もう完全に夏モードです。

というわけで、先週末の3連休、プレ夏合宿として伊豆に行ってきました。

今回は3日間のうち、月曜(祝)は滞在先の用事に付き合わないとならないので、実質釣りができるのは土曜日曜の2日間になります。
また、日曜はおなじみ部隊長さんがお付き合いくださるとのことです。
よって、土曜に誰か一緒に伊豆入りしないかと誘ってみたところ、宿敵Tが参戦することになりました。

実はこの時期、毎年結構な確率でTと一緒に伊豆でトライアスロンをしているのです。
ところがこれまたかなりの確率で雨にやられているのも事実です。
今年はどうなんでしょう。

***

当初の予定は、こんな感じです。

  • 7/13(土)
    05:00 河津川入渓、尺アマゴの入れガカリに漢泣き。
    08:30 退渓し、一路西伊豆に向かう。
    10:00 西伊豆の堤防でショアジギング&弓角、サバソウダイナダワラサカンパマサの猛烈な引きに腕が痛くて漢泣き。
    13:00 南伊豆の堤防でショアジギング&弓角、サバソウダイナダワラサカンパマサの猛烈な引きに腕が痛くて漢泣き。
    16:00 東伊豆のゴロタで遊び半分でヒラスズキ狙い。80アップ数本のヒレで体を傷つけられて漢泣き。
    18:00 釣りを終わり、温泉であまりの極楽に漢泣き。
    20:00 滞在先に行き、本日の獲物に舌鼓。あまりの美味に漢泣き。
  • 7/14(日)
    午前 部隊長さんとカヤックで伊東湾に出航。巨大シイラに300mくらい引っ張られて漢泣き。

そうなんです。

今回は、渓流とショアジギングと弓角に加えて、部隊長さんが最近仕入れたカヤックでのオフショアもやるのです。
約3年前、インディアンカヌーもといカナディアンカヌーで沼津西浦の海を荒しまくったパイレーツオブスルガワンが、カヤックに身を転じてパイレーツオブイトウワンとして復活ロマンポルノです。

***

さて、持ち込んだ装備です。

渓流は

  • 5フィートロッド+2000番ハイギヤリール+4ポンドナイロン+ルアー
  • ウェーダー+ウェーディングシューズ
  • タックルベスト
  • ランディングネット

と標準的なものです。

ただ、ウェーディングシューズが今回新品となりました。
春合宿が終わった段階で、ウェーディングシューズを見てみると、俺の歩き方の癖なのか、フェルトの外側(両足ともに小指側)がかなり減っていました。
なるほど、歩きにくいもんだ、と思い、約2ヶ月半、どうするのか考えていました。

とりあえず釣具屋に行って、ソールの張替えの値段を聞いてみてもらうと、7000円ほどするとのことです。
それなら自分で張り替えた方がマシじゃボケェと思ったのですが、何せ雑な俺のこと、一回で成功するとは思えないのです。
よって、まず新たに一足買っておいて、ゆっくりと張り替え方を調べたりしながらスペアとして旧シューズを仕上げていくことにしました。

次は青物タックルです。

  • ショアジギング:9.6フィートライトショアジギロッド+4000番リール+PE2号+フロロ30ポンドリーダー+ジグ(30~40グラム)/トップウォーター
  • 弓角:3.9m投げ竿+弓角リール+ナイロン4号+天秤+フロロ6号ハリス+弓角
  • ライジャケ
  • スパイクシューズ
  • クーラー

そして最後はカヤックフィッシングタックルです。
部隊長さんに何を釣るのか聞いてみたら、「何が釣れるかなあ」との返事です。
まだ、カヤックの処女後悔が終わっていないらしく、よってあまり明確に狙いどころが無いみたいです。

何せ部隊長さんは、カヌーを一度「沈」させている剛の漢です。
沈になれて、むしろ沈をしにいくんじゃないだろか。
俺も沈するのかなあ、やだなあ。
タックルとか無くなるのやだなあ。

もしかして、今回は釣りじゃなくて、前回沈して奉納したタックルをサルベージしに行くのかも!
しかも部隊長さんが鵜匠で、俺が鵜の役割なのかも!
一応、シュノーケリングの道具も持っていっとこうかなあ。

で、タックルを聞くと、部隊長さんはベイトのライトジギングタックル2セットで、ジグとタイラバ、あとは一応エギを持っていく、とのことでした。
よって、俺は青物一本槍にすることにしました。

  • 6フィートジギングロッド+4000番リール+PE2号+フロロ30ポンドリーダー+ジグ(30~40グラム)/トップウォーター
  • ライジャケ

もし沈したときに、ロッド以外を気にしなくていいように、ジグもプラグもその他もすべてライジャケに装備しました。
ジグの重さでライジャケが浮くのか心配です。

***

そんなわけで、準備は万端です。
いよいよ実釣編です!

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2013/01/07

冬合宿 2012-2013

皆様、遅ればせながら明けましておめでとうございます。
今年も拙ブログをよろしくお願いします。

さて、年末年始といえば恒例の冬合宿です。
今回は12/29(土)から1/6(日)までの長丁場でやってきました。
色々と大変で、リアルタイムなアップができませんでした。

細かい話はおいといて、ざっと書いておきます。

***

まず今回の持込みタックルですが、

  • 8フィート3インチ エギロッド
  • 7フィート本流用ロッド
  • 2500番リール+PE0.8号+フロロ8ポンドリーダー
  • 1500番リール+ナイロン4ポンド
  • エギ各種
  • メバル/カサゴ用ワームおよびフック、シンカー、ジグヘッド
  • メッキ用ルアー(ミノーなど)
  • 25グラム前後のメタルジグおよびアシストフック

と、いつもと変わらないものです。

***

[2012/12/29]

この前日の12/28の夜に伊豆入りしました。
この日も初日として早速出撃するはずが、まさかの寝坊で出撃ができませんでした。

そこで、釣具屋に行き、情報収集をしてみると、12月初旬のプチ合宿に引き続きカマスが釣れているとのこと。
また、アジも回っていて、ワームやMキャロなどでも釣れているとのことでした。
すっかりその気になって、Mキャロの6.5グラムと11グラムを購入したのは言うまでもありません。

***

[2012/12/30 4:30-8:00]

仕切りなおして合宿最初の釣行です。
まずはマズメのアジとカマスを狙いに堤防に行きました。

まずはアジ狙いで7フィートロッドにMキャロ6.5グラムで底を取ってワームを引きますがカゴ釣り師にポツポツと釣れているくらいでルアーマンにはヒットがありません。
そうこうして日の出が近くなるとバケを使ってカマスを狙う人、カゴでアジを狙う人などいつのまにか人が増えてきました。

周囲の顔がわかるくらいになってくると、まずはバケの人にカマスがヒットしだします。

風が強いのでタックルをエギタックル+Mキャロ11グラムに切り替えて探っていると俺にもヒットしました。
無事キャッチできたのは、20センチくらいのなかなかのアジでした。

基本的にキャストして底を取り、スロージャークをした後に数回緩めに上下させながら巻いてきて、また底を取り直す、という方法です。

これを繰り返していると、またヒットしました。
今度は30センチを越えるなかなか太いカマスでした。

おなじみ部隊長さんも登場し、このまま数を伸ばそうとしていたのですが、8時くらいに雨が降ってきたので終了としました。

***

[2012/12/31 3:30-5:00]

この日は釣り納めの日です。
早めにスタートし、まずはプチ合宿で部隊長さんがメガアラカブをキャッチしたポイントに寄りました。

ウェイトを2グラムくらいにしてじっくりと底を取ってからスローに巻いてきている2投目、ヒットしました。
釣れたのは、なぜかタコでした。

Imgp1799_h480

この後、結局アラカブのヒットは無かったので、移動開始です。

***

[2012/12/31 5:30-9:30]

昨日の堤防に行きました。
この日は完全にオカズ確保モードだったので、エギタックルにハリス2号の魚皮のサビキ(6本針を3本ずつ半分にしたもの)にナスオモリ5号を付けてアジとカマス狙いです。

ところが、かなり強い風で5号オモリだと全く底が取れません。
重いオモリが無いので、しょうがなく5号オモリを2つ付けて10号にして挑みました。

ちょうど周囲のカゴにアジが回ってきていたので、キャストしてゆっくりとフォールをしていると早速ヒットです。
キャッチしたのは前日と同じくらいの20センチのアジでした。
この後、同じようにキャスト後の最初のフォールというパターンでアジを2匹追加、トータル3匹となりました。

さらにカマスも釣れ盛ります。
ほとんどがスレなんですが、丸々とした大きいのを8匹キャッチでした。
途中から合流した部隊長さんもジグヘッド+ワームでカマスを1キャッチされていました。

***

[2012/12/31 9:30-10:15]

かなり風が強くなったので、未明に行ったメガアラカブポイントに移動しました。
何度か根ガカリでリグをロストした後、慎重に底を這わせているとヒットです。
大きくは無いですが、なかなかの引きで上がってきたのは、24センチ(弱)のアラカブでした。

Imgp1800_h480

この写真だと遠近法で随分小さく見えますね。
その後はヒットが無いので、港内のゴロタや堤防外側を探りましたが結局最初の1本のみでした。

***

[2012/12/31 10:15-11:15]

すると、となりの浜でかなりの数の鳥が出ています。
それも割りと近くです。
現場には遠投ウキサビキの人がいて、ポツポツとサバが上がっていました。

なかなか入れてもらえるスペースが無かったのですが、ちょうど端の方が空いたのでそこを陣取り、25グラムアジカラーのメタルジグを投入しました。
サバだというので念のためリアにもアシストフックをつけておきました。

キャスト後フリーに底を取って大きめのスロージャークで寄せてくるというのをやっていたのですが、ちょうどイイ感じの潮目が出て、かつ鳥が突っ込んでいるというベストなタイミングのとき、最初のフォールでラインがパララララと出ました。

すかさずアワセてみるとヒットです。
エギタックルだったので心配でしたが、無事キャッチしたのは35センチくらいのゴマサバでした。
それにしても、10年近く伊豆で釣りをしているのですが、この時期にカマスとかアジとかサバとかが釣れるのって、地球は大丈夫なんですかねえ。

何はともあれ、タコにアジにカマスにアラカブにサバと、満足な釣り納めでした。

***

[2013/1/1 9:00-10:00]

年が変わって1月1日、釣り初めの日です。
部隊長さんには「5時半くらいに行きます」と言っていたのですが、なんと大寝坊で、港に着いたときには8時くらいになっていました。

すでに部隊長さんはカマスを数本キャッチされていましたが、俺は入る余地が無かったことと、結構二日酔いがつらかったため、結局アジカマスはやりませんでした。

9時くらいからポカポカ穏やかな港内をメッキを探して歩きましたが、反応は見られませんでした。

***

[2013/1/2 7:30-8:30]

前夜に部隊長さんが、震災以降まったく消沈しているメガメバルポイントに調査に行き「18時から20時の間で、25アップ3連発(内2キャッチ)、チビと20ちょっとを連発」との結果を知らせてくださいました。

これは出撃しなきゃいかんだろう、と思ったのですが、このポイントは満潮前後の時間が時合いになり、8時に満潮を迎えるこの日はちょっと難しい感じでした。

が、部隊長さんの、満潮2時間前の6時なら、まだ暗くてギリギリできるんじゃないの?とのアドバイスに従い、5時くらいに出発しました。
到着したのは5時半過ぎだったのですが、結構風があって波の音もすごく、ここのでかいテトラがちょっと怖かったので、少し様子を見ようと車で待機していると爆睡してしまいました。

結局、7時半くらいに現れた部隊長さんに起こされる始末です。
それから2人でポイントに入ったのですが、すでに明るく、なんか釣れる気がしません。
部隊長さんは明るくなってからも大丈夫をおっしゃるんですが。

結局、部隊長さんがベラを2本キャッチしたのみでした。
俺も時々小さなバイトはあったのですが、おそらくベラなんでしょう。

その後、一旦部隊長さんと別れ、用事を済ませてから9時半くらいにアジカマスの堤防に行きましたが、立っていると海に放り込まれるくらいの爆風だったので、危険と判断して早々に終了しました。

***

[2013/1/3-1/4]

この2日間は急遽伊豆を離れないとならなかったため、釣りをしていません。
別途書きたいと思います。

***

[2013/1/5 9:00-10:00]

この合宿で全くエギをやっていないので、この日こそやるぞを気合いを入れて、6時くらいに現場に到着しました。
ところが、そろそろ到着というころに運転しながら眠くて眠くて、なんとか駐車スペースに到着してから眠ってしまいました。

目が覚めたら7時半で、それからエギを開始しましたが、数投でライントラブルです。
ラインシステムを組みなおす気分にもならなかったので、満潮に合わせて9時くらいにアラカブポイントに移動しました。

丹念にやってはみたのですが、小さいバイトが1回あっただけで、結局1時間くらいで終了としました。

念のため、エギのポイントに戻ってみると、風がナライに変わっていて海面も荒れ始めていて、先端部でのアジカマスをやろうにも堤防が波をかぶるような状態ですので、諦めて終了としました。

***

[2013/1/6 6:30-7:30]

いよいよ最終日です。
幸い穏やかな天気だったので、エギをやりました。

ローライトは赤テープという自分自身のジンクスを信じて、ピンク+赤テープを投げていると7時過ぎにヒットしました。
難なくキャッチしたのは300グラムあるか無いかくらいのチビアオリでした。

Imgp1803_h480

とはいえ、今年最初の釣果がやっと出て一安心しました。

それからしばらく粘ってみましたがまたもやライントラブルなどで後が続きません。
そろそろラインを換えた方が良さそうです。

エギを諦め、先端近くで投げサビキをやっていますが、群れているところからは少し距離があったみたいで、アジもカマスもヒットせずでした。

***

[2013/1/6 9:00-10:00]

それから移動し、合宿最後の釣りモノはアラカブです。
かなり丁寧に1時間あまり核心部を攻めてみましたが、大量のロストをしたのみでバイトさえもありませんでした。

そんなわけで、合宿での釣りを終了しました。

***

今回の合宿の釣果は、通常のアオリやメバルやカサゴよりも、アジとかカマスとかあるいはサバとか、上記したように今までの俺のこの季節では経験したことの無いものが多かったです。

あと、疲れが溜まっているのか、寝坊とか現場での仮眠が熟睡とか、そんなことがやたらと多かったです。
(ほぼ毎日)

逆に、嬉しいニュースとしては、この季節からGWくらいまで楽しめるメガメバルポイントがどうやら復活したらしいということです。
今回はハズレ時間に1回しかやりませんでしたが、これからの数ヶ月が楽しみです。

***

釣りとは関係ありませんが、伊豆でのワークアウトサマリも書いておきます。

  • 12/29 Run 10.37km [56分24秒  平均速度11.03km/h 登坂145m]
  • 12/31 Run 5.06km [28分16秒  平均速度10.73km/h 登坂207m] + Swim 1000m
  • 1/2 Run 4.68km [28分17秒  平均速度9.93km/h 登坂180m] + Swim 1000m
  • 1/5 Run 9.34km [54分11秒  平均速度10.34km/h 登坂286m]

伊豆ってヤツは、多摩川河川敷と違って、とにかくアップダウンが激しいです。
できるだけ平坦なところを選んだつもりでも、相当長い時間登りがあったりします。
自分としては、つらいコースの割りにはそこそこ走れたかな、とは思っています。

***

というわけで、今回も無事に合宿を終えることができました。
以上です、キャップ!

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2012/09/10

シーズン終盤

ここ最近、週末ごとに雨で、なかなか釣りに行こうという決断ができませんでした。

が、先週末は天気も良さそうだということで出撃することにしました。
今の釣りモノですと、西湘で青物を狙うか、シーズン終盤にさしかかったナマズになります。

ファンタジスタS君が西湘に行くとのことだったので、同行しようかと思ったのですが、翌日に畑をやるつもりで、しかも暑くなりそうなんで早朝に片付けようと思ったため、結局ナマズに行くことにしました。

***

店長Qに連絡してみると出撃する、とのことです。
どこに行こうか、という話になったのですが、店長はファンタジスタ川の下流部か多摩川に行きたいようでした。

が、俺は前回店長と出撃したときに、ヒップウェーダーのソールが剥がれてしまったのです。
その修理をして以降初の釣行なので、その修理の結果を試してみたいため、長距離を歩く多摩川やチェストハイウェーダーが必要なファンタジスタ川下流よりも、定番コースに行きたいと思っていました。
その旨を説明し、3時半からいつもの落差工コースに入りました。

まずは今年不調の落差工ですが、最下流部の対岸ギリギリをほぼフリーで流しているとヒットしました。
落ち着いて対処してキャッチしたのは51センチのレギュラーサイズでした。

Imgp1578_h480

今日は調子いいのかと思い、しばらく落差工を攻めてみますが、これ以上のバイトがありません。

ちなみに落差工の上流をちょっと見てみたのですが、ルアーの引き波がケミカルな感じの泡になるほど、なんか水が良くありません。
この上で結構大規模な工事をやっているのですが、それが原因かもしれません。
そしてこのコースの今年の不調も、この工事が原因かもしれません。

その後、結構丁寧に釣り下ったいったのですが、二人ともノーバイト、ここ2回くらい店長がロクマルを上げている肝心の最後の支流合流点でもノーバイトでした。
もっとも、最後のポイントではほぼ明るくなってしまっていたからバイトがなかっただけかもしれませんが。

そんなわけで、2時間ほどやって1バイト1ヒット1キャッチという結果でした。

せっかく明るいのだから、と店長と落差工まで川沿いを歩いたり、時々川の中を歩いたりしたのですが、思ったより浅いです。
暗い中でやっているときは、もうちょっと深さがあるイメージだったのですが。
明るいときにポイントをチェックすることも大事ですね。

さてナマズも終盤。
今年はまだ1本も60アップが獲れていないので、もうちょっとがんばってみようと思います。

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2012/02/21

2012年渓流解禁間近

2月も残すところ1週間ちょっととなりました。

3月といえば、渓流の解禁です。
今年も俺に釣られたくてウズウズしている尺アマゴなどのトラウト達が手ぐすね引いて待っているわけです。

そんなこんなで、先週末に、現在のトラウトタックルのインベントリーをやりました。

***

まず、現在の俺のタックルですが、こんな感じです。

渓流:主に5センチのミノーを使うショートキャストがメインとなる川

本流:主に6センチ~7センチのミノー、5グラム前後のスプーンを使うロングキャストがメインとなる川

  • ロッド:7フィート(Fast Taper / Line 3-8lb / Lure 2-10g)
  • リール:2506番
  • ライン:5ポンドナイロン 90-100m

渓流では、ほとんどがショートキャストとなるんで、100ヤードや100m巻きのラインを全部使うのはもったいないので、半分ずつ使っています。
現場でライン交換が必要になった場合でも、使っているリールの1回転あたりの巻き量を押さえているので、新品のものからでも簡単に必要な量を巻き取ることができます。

元々、本流用のラインはナイロン6ポンドを使っていたんですが、本流でもたまに渓流域のメインとなる5センチのミノーを使うケースがあり、そのときに6ポンドラインだと太すぎる感じがしたのです。
実際に飛距離やアクションにどれくらい差があるのかはわかりませんが、それによってモチベーションが落ちることが問題なのです。
それで5ポンド。

PE0.8号とかも考えてはいるんですが、そうなると当然リーダーも必要になります。
そうなると、ルアーに直結するとリーダーがどんどん短くなるから、必然的にスナップを使うようになります。
そうなるとそうなると、各ルアーのアイについているスプリットリングを外すことになるわけですが、上記したように渓流で直結で使っているルアーのスプリットリングも外さないとキモチ悪いのです。
でも渓流域ではスプリットに直結で使いたい。
そのジレンマ、たったそれだけのことで、もしかしたらものすごい可能性を秘めているかもしれないPEの使用を諦めているのです。

***

さて、新年度を迎えるにあたり、今、どうなっているのかをチェックしました。
これで、足りないものを買い足しておくわけです。

渓流

  • アレキサンドラ5センチ
    10個くらい常備してあるので、数としてはOK。
    基本的には黒金と地味系(ヤマトイワナやゴーストなど)とピンクやオレンジなどの派手系の3種類があればいいのです。
    が、黒金、しかもちょっと古くなったのが1個しかなく、ヤマトイワナも1個しかありません。
    実際にはほとんどロストも無いのですが、万一のことがあったら戦意を喪失しそうです。
    購入品に入れないと
  • その他ルアー
    使う頻度はかなり低いのですが、それでもミノー10個、3グラム程度のスプーン数個は常備してあります。
    ここは問題なし。
  • ライン
    現時点でリールに巻いてあるバリバススーパートラウトアドバンスVEP4lbが45mのみ

本流

  • アレキサンドラ63S
    黒金とアユと赤金が各1つずつです。
    渓流と違って、ロストしたら回収がほぼ不可能な本流の場合は心もとないです。
    逆に心もとないだけに、使う機会が少なくなっているというチキンな悪循環なんですが。
    もうちょっと買い足そうかな。
  • アスリート
    S7のイワシ(青銀)カラーとチャート+パールが各1、SP7のヤマメカラーが1つです。
    結構アスリートは使うんですが、これまた心もとないっす。
  • スプーン
    プリスプーン 7.6g オレンジ金 ×2
    山女魚5g 金×1、銀×1
    4g スプーン 赤金×1、白緑金×1
    こいつらは突撃要員です。
  • その他
    細身小さめのシンキングペンシルとかDダイレクトとか。
  • ライン
    年末年始からのメッキブームで使い果たしてしまいました。

共通

  • 替えフック
    5センチミノー用、7センチ用、ともにたっぷりあります。
  • スプリットリング
    これも当面買う必要が無い程度にはあります。

そんなわけで、購入すべきものは、Must to butとしては4ポンドラインと5ポンドライン、Nice to buyとしてはアレキサンドラ5センチがいくつかと本流用のミノーがいくつかというわけです。

***

さて、ここでラインです。

俺はほとんどのケースでバリバスのスーパートラウトアドバンスVEPを使っています。
トラウトのラインとしては、渓流でも本流でも、視認性の良い黄色とか蛍光グリーンとかであることにこだわっているくらいで、実はそれほどVEPであることにこだわっているわけではないのです。

で、今回、少し多めにネットで買おうと思い、ナチュラムやらアマゾンを見ていました。

その中で、今まで使ってみて印象が悪くなかった以下のもの、スーパートラウトアドバンスVEP、シルバースレッド アイキャッチ、ファメルトラウト サイトエディションを比較してみました。

すると、シルバースレッドが結構安いんですよ。
うまく探すと、VEPの1/3くらいの価格になるのです。
ファメルもお得な300m巻きとかだと、VEPの半分くらいになります。

俺のライン交換のタイミングって、巻き量が少なくなってきたときはもちろんですが、ルアーに結ぶときにチンゲみたいにクニャっとなりはじめたとき、ってのもあるのです。
そうなると、多くて4-5回、大体2-3回くらいで交換するので、この価格差は魅力です。

で、バスケットに入れて購入する10秒前だったんですが、ふとラインのスペックに気がつきました。
ラインの直径なんですが、

  • スーパートラウトアドバンス VEP
    3ポンド → 0.136mm
    4ポンド → 0.157mm
    5ポンド → 0.177mm
  • シルバースレッド アイキャッチ
    3ポンド → 0.145mm
    4ポンド → 0.160mm
    5ポンド → 0.178mm
  • ファメルトラウト サイトエディション
    3ポンド → 0.128mm
    4ポンド → 0.148mm
    5ポンド → 0.157mm

と、製品によってあまりにもマチマチなんです。

つまり、通常使っているスーパートラウトアドバンスVEPの4ポンドだと、シルバースレッドとは大して変わらないのですが、ファメルと比べると5ポンドの太さになるわけです。
さすが、世界のヤマトヨテグスです。

で、どのような組み合わせにするのか悩んでいるのです。

  1. 価格重視
    4ポンドも5ポンドもシルバースレッド一択。
    でも、こんなに安いと「悪くなかった」という自分の印象が逆に信じられなくなってくる・・・
  2. 細さ&強度重視
    4ポンドも5ポンドもファメルで。
    飛距離とキレがきっと違うはず。
    でも、細いということは、根ズレには弱い気がする・・・
  3. バーサタイル性重視
    渓流も本流もファメル5ポンドで統一。
    渓流の場合は飛距離いらないし、太さがVEPの4ポンドと変わらないならいいやん。
    本流では上記同様根ズレは大丈夫かなあ。
  4. 実績重視
    浮気は良くない。
    今まで散々世話になったVEPの4ポンドと5ポンドでいく。
    価格が高いことに関しては、シルバースレッドの3倍長く使えばよろしいやん。

解禁直後に出撃できるわけではないので、まだ時間があるわけで、もうちょっと悩んでみます。
アドバイスくださる方、大歓迎です。

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2011/12/05

Genuine Topwater Lure Fishing

11月になったころ、おなじみシーバスマンF氏がこんなものをくれました。

Imgp1115_640

このF氏、なんというか、町の愉快な発明家みたいなもんで、仕事がら入手しやすい様々な工作機械を自宅の工房(実際は車庫?)に持ち込んで色んなものを作っているのです。

アクリル板を加工してノイジープラグのカップを作ったり、それらを組み合わせてナマズ用ルアーを作ったり。
俺にテスターを任命するもんですから、頑張って釣りましたよ、このルアーで。

で、今回のこれ、何に使うかというと鯉を釣るためのリグというかルアーというか、です。
要は、パンプカセットなんですが、これはパンを付けずにスポンジに食わせようという考えです。

飛ばしウキに相当する部分には、微妙にウェイトが仕込んであります。
ですので、10gとか15gとかあるのでそこそこのキャストもできるようです。
つか、浮くんかな?

もちろん元ネタは小林重工の「コ式」なんですが、F氏は「ラ式」と言っています。
「ラッパ式」だそうです。

で、なぜ「ラ式」かというと、パンに相当部分のスポンジには切れ込みが入っていて、ここには正露丸(=ラッパのマーク)を挟み込むという狙いがあるからだそうです。
なぜに正露丸かというと、店長Qのバーに来る客の中で、「多摩川の鯉の吸い込み餌に正露丸を混ぜたらものすごく釣れる」という人がいたらしく、それじゃあ正露丸仕込めば釣れるんじゃね?とF氏は思ったそうです。

これ、吸い込みの練り餌と正露丸が混ざるから釣れるんじゃないかなあ?
正露丸単体で釣れるんかなあ?
もう、町の愉快な発明家を超えて、マッドサイエンティストになってる気がする。

まあ、正露丸の真偽はともかく、パンプカで一番面倒くさいパンの付け替えが無くなるのは大変喜ばしいことだと思ったんで、俺は神妙に「なるほど」などと言いながらこのリグをもらってきました。

餌釣りトップウォーターではなく、純正のトップウォーターなわけです。

***

近々、試してみようと思いつつ、ライブやらなんやらで全然釣りに行けず、先週日曜早朝にやっと出撃することができました。

6時から開始したんですが、前日土曜の午前まで降っていた雨のせいでかなり濁っています。
しかも、かなりの強風でウネリがあります。

まずは、目視で鯉を見つけられなかったんで、ちょっとそこにポンと投げてみました。
ヤベエ、パンにクリソツ。
これはいけるんじゃないかとちょっと遠投してみると、なにせ流れが速くなっているんで、どこにブツがあるのかわかりゃしません。

結局、1時間ほどあーだこーだとやってみましたが、釣りにならないので、諦めて終了しました。
近々、再戦を誓うのでした。

ちなみに、ラ式と言いながら、正露丸は使いませんでした。

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2011/11/12

ダイレクトカープ

先日店長Qにもらったグラスロッドのブランクですが、どうもブランクではなく、グリップもコミのロッドそのものだったようです。

店長がグリップを持ってくるのを忘れていただけらしく、ある日いつものバーに行くとグリップをくれました。
チャンピオンタイプですが、ちょっと小ぶりです。
このロッド、フルーガーの50年代?のものだそうです。

さらに、店長に貸していたシアーズのダイレクトリールもついでに引き取ってきました。

で、自宅でフルーガーにシアーズを付けてみると、コレがいい感じ。
白いブランクに、小ぶりなグリップ、赤いシアーズとの大きさや色合いのバランスもぴったりです。

Imgp1112_640 Imgp1113_640

そうなると、キャストして、アクションさせて、ファイトをしてみたくなります。

***

そんなわけで、先週末、ファンタジスタ川でナマズをやった後、4時過ぎから多摩川に移動しました。

狙いはフルーガーのグラスロッドとダイレクトリールの組み合わせでデカいトップウォーターのキャスト感とアクション感を試すこと、さらに、ついでにこのタックルでパンプカをして魚とのファイト感を試すことです。
よって、三枚75円のパンを買って行きました。

到着してすぐはまだ暗かったので、キャストとアクションを試しました。

店長ハンドメイドの大型ポッパーやペンシルだと、普通のリールと変わらない感覚でダイレクトリールでもカットビます。
じっくりウェイトを乗せてオーバースローする感覚がキモチイイです。

また、グラスロッドとウッドプラグのアクションは水に絡み付くようにネットリで、でかいバスのバイトがあるんじゃないかとヒヤヒヤしました。
もちろんありませんでしたが。

明るくなってきたのでパンプカを開始です。

***

いつものコルクだとダイレクトリールには軽すぎて飛ばないので、フックを外したペンシルにハリス4号の鯉針を付けました。

パンを撒いてみても、鯉にスイッチが入って集まってくるという感じではありません。
自分のテリトリーに流れてきたり、流れているのに遭遇したりするのをパクっと食う感じです。

よって、少し遠めにキャストして、じっくりと流し、パンのチャミングはやりませんでした。

すると、2~3流し目でヒットです。
デカイのか元気なのか、すげえ走られます。
グラスロッドが根元から曲がってダイレクトリールは完全に指ドラグが出っぱなしです、おもしれー。

が、かなりの引きで竿を立ててタメとか寄せが効きません。
20メートルくらい一方的に走られてノサレたところでラインブレイクです。

ハリスから切れてしまい、逃げた鯉の口にハリを残す結果になってしまいました。
反省です。
バーブは潰してあるので、自然に外れてくれることを願います。

その後は吸い込みに来るけど見切られたりでヒットまで至らず、7時に終了しました。

***

まずこのタックルですが、スーパーパルサーより柔らかい、というか、スローテーパーです。
ナマズにスーパーパルサーとシアーズを使ったときは、ルアーのウェイトの乗りが足りない感じがあって、リリースポイントが変な気がしました。
でも、このロッドとの組み合わせだったら、もしかしたら5/8オンスクラスのルアーを使ってみてもいいかもしれません。

さてパンプカ。
繰り返しますが、タックルの適正さを考えていないかったのは反省です。

鯉の場合、リールはダイレクトリールでも楽しめると思います。
が、ロッドはせめてロッドを立ててタメたり寄せたりできる程度のものがいいことがわかりました。

というわけで、これからの淡水近場トップウォーターゲームは、ナマズをやりつつ、徐々に鯉に移行していくことでしょう。

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2011/10/22

秋冬コレクション

最近、宿敵Tに2人目のガキが生まれました。
それに伴って、Tのヨメさんが実家に帰っているらしく、Tは釣りのチャンスを伺っているのです。

そんな状態なので、ちょっと先なんですが、ヤツはヤエンがやりたいらしく、イカに行こうと誘われました。

そういえば、今年の春シーズン、ヤエンは全くやっていません。
エギ自体も今年一杯しか釣れていないのです。
なんか、俺の中では渓流よりも青物よりもナマズよりも、まずは何よりもイカから、俺の何回目かの釣りブームが発火したというのに。

***

そんなわけで、急に燃えてきました。
ヤエンタックルとエギタックルのチェックを含めて、通常持ち出し釣具を秋冬モノに変更することにしました。
消耗品を見て、足りないものを買い足しておこうというわけです。

まずはヤエンタックルです。
ヤエンOK、ブクブクの電池OK、アジ針OK、腹オモリOK、替えの1.5号フロロラインOK・・・オールグリーン。

次はエギタックルです。
エギOK、スナップOK、リーダーOK、替えのPEOK・・・オールグリーン。

メバルタックルはどうだろ。
ワームOK、ジグヘッドOK、カミツブシOK、替えのナイロン6ポンドラインOK・・・オールグリーン。

一応、メッキとかの小物タックル。
ルアー類OK、小型メタルジグOK、替えのナイロン5ポンドOK・・・オールグリーン。

なんつーか、不足なもの、無いっす。
これって、アブク銭が入ったときに、おなじみ釣庵まこさんのアドバイスに従って、消耗品を買いまくったのが効を奏したみたいです。

***

さあ、秋冬コレクション、揃いました。
行きますよ、海。

今は、何よりもエギをシャクりたいです。

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2011/10/20

終盤のデビュー戦

昨晩、珍しく夕方早い時間に帰宅しました。

前日がほぼ徹夜のような状態だったんで、メシを食ってさっさと寝たのですが、2時間ほどで目が覚めてしまいました。
その後も目が冴えてしまったので、平日ナマプレイに出撃することにしたのです。

***

なぜまたこのシブい状況の中、しかも特に寒かった平日の夜にわざわざ出撃するのにはワケがあります。

先週末に雨の中出撃した日、おなじみ店長Qが、誕生日プレゼントだということで、グラスロッドのブランクをくれたのです。
そうなると、キャストフィールとか、ルアーの操作性とか、あわよくばヒットした後のファイトの感じとかを確認したくなるのが人情というものです。

このブランク、チャンピオングリップに付けて、ミリオネア3Hと合わせてみるとこんな感じです。

Imgp1102_640

うん、悪く無い。
ガイドが3つしかなくて、ロッドが曲がると完全にラインがロッドに沿わずにまっすぐになるあたり、かなりイイ。
でも、白いブランクなんで、黒いリールよりは、赤いシアーズのダイレクトなんかをつけた方が似合うかもしれません。

ちなみにシアーズは、今、店長に貸し出し中なんですよ。
こんど回収して、使ってみよ。

***

というわけで、話は戻り、短時間勝負でファンタジスタ川に出撃です。

いつもの駐車位置近くで事故があったようで、警察がたくさんいました。
なんか、その横をロッド持って歩いていくのはイヤだったので、いつもの区間最終地点の合流部近くに駐車し、そこから開始です。

まずは腹にダブルフックのブチ込み仕様のジッターでボサに突っ込ませます。
結構奥に入ったときに2連発くらいのバイトがありました。
が乗りません。
このパターンはイケそうだと、しばらくボサを攻めましたが、結局バイトは一回だけ、以降反応ナシです。

ボサ際は諦めて、反対側の支流の筋を攻めることにしました。
ルアーを
ノーマルナマズ仕様のクレイジークローラーに変え、支流から見てダウンで泳がせます。

数投目に波紋が寄ってきて激しめのバイトがありました。
がこれも乗らず、投げなおしても反応はありません。


結局、ここを諦め、一旦上がって上流方向に歩き、いつもどおり落差工に入りました。
大体毎回バイトらしきものはあるのですが、昨晩は
ここではノーバイトでした。

***

普段、ナマズをやるとき、特にファンタジスタ川では、ヒップウェーダーを履いています。
これは、ファンタジスタ川は全体的に浅いので、もしルアーがひっかかったりしたらそのまま回収に行ける、というメリットもあるのですが、もうひとつ理由があります。

いつものコース、落差工から釣り下るときに、一ヶ所だけ渡渉しないとならない場所があるのです。
渡渉といっても、幅3メートルくらいのところなんですが。

で、昨晩は「どうせ釣れないし、落差工でキャストフィールだけ試したらさっさと帰ろう」という前向きにネガティブな予感があったんで、ウェーダーは履かず、スネの中間くらいの長さのショートブーツしか履いていなかったのです。
ところがさっき2回ほどバイトがあったんで、火がついてしまったんですねえ。

実は、渡渉をしなくても、一旦上がって大回りすればまた川に降りれる箇所は無数にあるのです。
が、めんどくさいんで、
そのまま行こうと、いつもの渡渉ポイントに行きました。

水量見てみると、行けそうです。

そっと一歩目を踏み出すと、あれ、結構水深あるね、と思った瞬間に、ガボガボと水が入ってきてしまいました、オー・マイ・ルーラ!

慌てて足を上げ、長靴を脱いでさかさまにすると、ジャバーっと水が排出されるではないですか。
もちろん靴下もグショ濡れのスケベ女です。

しょうがないので、一旦靴下を脱いで絞り、キモチワルイけどドブ水で濡れた靴下をもう一度履きました。
足からバイキンとか入って死んだらやだなあ、と思いながら、今度は長靴を履こうとすると、つま先で長靴を蹴ってしまい、長靴は川にダイヴです。

ファーック!
慌てて追おうにも、こちとら片足貴族です、俊敏に動けるワケない。
アホ面で口を明けて長靴の行方を見ていると、こちら側、すなわち渡渉しなくて済む側に流れ着いてひっかかりました。

左足は靴下のまま、ゴツゴツしたところをイタイイタイと言いながら救出に行きました。

***

結局渡渉は諦め、ガボガボ言う左足のまま、一旦上がって激アツ区間の橋のあたりから再度降りて開始です。

なんか、アヤシイ感じがありました。
ほどなく、この橋の真下のタルミでバイト、すかさずヒットです。
ちょうどナナマルを釣ったのと同じ場所でした。

最初、こっちに走ってきたようで、フっと軽くなったのでバラシたのかと思いました。
が、まだいるようなので、ファイト開始です。

よく暴れます。
そして、そこそこベロンとしているグラスロッドはグリングリンに曲がっていてかなり楽しいです。
ベロンとはしていますが、思った以上にタメが効きます。

十分泳がせて、最後はラインを持って抜きました。

Imgp1106_640 Imgp1107_640

サイズは50センチとやや小ぶりですが久しぶりのナマズをキャッチできました。
ルアーはジョイントジッターバグ5/8オンスのフロッグカラーでした。

これで満足したので終了としました。
実釣行は1時間半もなかったです。

約4ヶ月ぶりのナマズをキャッチし、ロッドブランクのデビュー戦を飾れたので満足です。

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