カテゴリー「釣り:渓流ルアーフライ」の156件の投稿

2013/08/14

夏合宿2013 初日

通常、夏合宿は毎年お盆の週に行うのですが、今年は1週間早い週に伊豆に行きました。

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持ち込んだタックルは、7月のプレ夏合宿とまったく同じものです。
というか、プレ合宿の時点で3週間後に再度伊豆に来るので、タックルのほとんどを滞在先に置いていったからです。

***

8/6火曜は昼に自宅を出たために到着が夕方になったので釣りはしませんでした。
翌日に備えて酒を痛飲して早寝しました。

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8/7水曜の初日、まずは河津川での渓流釣行です。

今回もプレ合宿宿敵Tと行ったのと同じコースとしました。
前日の夕方に結構激しい雨が降ったためか、前回よりも10cmくらい水位が高いようです。

5時に入渓し、しばらくチェイスが無いので、色々なアクションを試してみたところ、キャスト直後からトゥウィッチをかけ続けるパターンでチェイスが増えてきました。

考えてみれば、昔はこの「かけ続け」トゥウィッチばかりをやっていました。
ところが最近、特に本流をやるようになってから、どちらかというとコースを通して要所でトゥウィッチをするパターンや、トゥウィッチをしながら食わせの間を時々入れるようなパターンばかりをやるようになっています。

でも、フィールドの状況の移り変わりとかもあるんでしょうが、もしかしたら何も考えずにトゥウィッチかけ続けの頃の方が釣れていた気がします。

ルアーの動きを見ていると、トゥウィッチをかけ続けると、アップやアップクロスの流れの中で移動距離が少なくルアーを見せることができるのかもしれません。
これがポーズを入れるパターンだと、ポーズの間にそこそこの距離を移動してしまったりする気がするのです。
まあ、状況次第ではどちらかがハマることもあるのでしょう。

その後、小さめのチェイスに混じって良型に思えるサイズのチェイスも出てきました。
が、ヒットには至りません。

途中、増水のために通れない場所があったので、高巻きのつもりが退渓になってしまってしばらくショートカットして再入渓した後の落ちこみからの流心の脇でやっとヒットしました。

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無事キャッチしたのは20センチあるか無いかのアマゴでした。

その後チェイスはありますが食わせることができず、アクションのパターンも色々と変えてみましたが、結局9時の退渓までで、1匹という釣果でした。

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午後、退渓したその足ですぐに青物狙いをやろうかと思ったのですが、思ったより疲れていたので仮眠をすることにしました。

目が覚めたのが15時くらいで、そこから1時間勝負で堤防で青物を狙いました。

まずはお気に入りのポップクイーン105mmで表層を引いていましたが、キャスト時にラインがガイドにからんでしまったのか、リーダーの結束付近で切れてしまいました。

慌てて電車結びでリーダーを付け替え、ダイビングペンシルを付けてポップクイーンの救出を図りましたが、だんだんと沖に流されて行き、結局救出できませんでした。

その後、しばらくダイビングペンシルを投げましたが気配が無いのでジグに変えました。
40gのジグに結構大きめのアシストフックを付けてフルキャストし、1回のキャストで3回くらい底を取り直しながらシャクっていると何か違和感があります。
巻き取ると、15センチくらいのハゼのようなエソが釣れていました。

もうしばらくして、今度は岸近くまで引いてきたときに違和感があり、これもやはり15センチくらいのカマスでした。

このカマスといいエソといい、結構早いアクションで結構でかいアシストフックなのにしっかりと口にフッキングしているのには驚きました。

結局16時半過ぎまでがんばりましたが、それ以外の変化はなく、タイムアップでした。

***

まずは初日の結果でした。

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2013/07/20

プレ夏合宿2013: 初日 プチトライアスロン

さて、プレ夏合宿の実釣編です。
まずは初日、怒涛のプチトライアスロンです。

つか、プレとかプチとか、うざいね、俺。
怒涛なのにプチやし。

***

同行の宿敵Tに土曜の0時にピックアップしてもらい、一路伊豆に向かいます。
道中、小粋な猥談で盛り上がってきたあたり、ちょうど小田原までもう少し、という頃です。

俺が今回ウェーディングシューズを新調した話をすると、急にTが叫びます。
どうしたどうした、と聞いてみると、ウェーディングシューズを忘れてしまったとのことです。

出た、出たよ。
Tは、結構こういうことあります。
アジ泳がせてて、いざイカが抱いたらヤエンが無い、とか。
一度は、一人で宮城の渓流に行ったらしく、現場についてリールが無いことに気付いたそうです。

で、今回はウェーディングシューズです。
取りに帰るか、と聞くと、いや、その辺で安物のウェーダーを買う、と。

つか、夜中の1時近くでどこが開いてんだよ、と思ったらありました。
平塚と小田原に店舗がある量販店の「かめや」だったら開いてるんじゃないだろうか。

というわけで、そのまま小田原のかめやに直行しました。
結局買ったのは、ブーツフットウェーダーではなく、ウェーディングシューズでは無いフェルトスパイクシューズでした。

実際、こういう磯とかテトラとか堤防とかゴロタを歩く用のシューズって、ウェーディングシューズとして作られてないので、いつも使っていると生地とかが傷んだりと劣化が激しいと聞いたことがあります。
が、今回は数時間真水の中で使うだけなんで、いくらなんでも1日くらいは持つでしょ、という俺のリコメンに載せられて約4000円でお買い上げです。

こんな感じで回り道をしつつ、伊豆に向かいました。
滞在先に置いてあるスパイクシューズをピックアップして河津の河口に到着したのが午前3時でした。

***

軽く酒飲んで軽く猥談して軽く仮眠して、6時から入渓しました。
まずは、途中で目に付いた峰大橋に入ってみます。

橋の下の淵から、通らずになるちょっと上まで小一時間やってみましたが、先行するTにチェイスがあり、かつヒットしたのですがバラしてしまったそうです。
この時点の水温は18度と若干高めですが、これからもっと上流部に行くので期待できます。

本来なら大堰堤コースとなるのですが、現在このコースは終盤部が釣りができず、かつ退渓路も無いため断念です。
そこで今回は別のコースを行きました。

このコースは流れが太くてやや遡行が大変ですが、気持ちよくて好きなコースです。
雨で増水していて大堰堤コースが難しいときに入ることが多いので、遡行が大変なイメージを持っているのかもしれませんが。

一応、恒例の

  • 先行者がキャッチするかバラすと先行を入れ替わる
  • 後行がキャッチすると先行と入れ替わる

という、「気合い入れておかないとずっと後行になっちゃうぞルール」でTの先行でスタートしました。

実際にこのルールで、部隊長さんにずっと先行されたことありますし。
むきー!

そんな感じで釣り上がります。
比較的川幅があるので、竿抜けになってそうなところをダウンとかダウンクロスで丁寧に狙っていると、ごくたまにチェイスはありますが、ヒットには至りません。
Tもたまにチェイスはあるみたいですが、やはりヒットしないみたいです。

結局3時間ほど進んで、通常の退渓点が見えてきました。
ここは川が二手に分かれるので、Tが右岸、俺が左岸を攻めます。

そして、限りなくアップに近いアップクロスで流れの向こう側の岩の多い緩流帯にアレキサンドラ5Sのグローヤマメをキャストし、流心にさしかかろうとしたときにヒットです。
サイズはそうでもないですが、やっとヒットしたのも束の間、流心に揉まれてバレてしまいました。

でも、なんとなくまだキャパがありそうに思えたので何投かしていたのですが、ダウンクロスでゆっくりと移動させていたときに、やはり流心に差し掛かる寸前でヒットしました。
今度はバレることなく無事キャッチできました。

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サイズは18-9センチと小振りですが、ヒレのキレイなアマゴでした。

この直後にTと合流しましたが、俺がキャッチできたことを知って猛烈に焦っています。
そんな状況で、まだまだヤリ足りないので、このまま釣り上がることにしました。

俺も河津川に通いだして6年を過ぎましたが、実はここからの区間は初めてなのです。
水量とか水質とか流れの緩急とか落ち込みとか岩とか、ものすごく良かったです。
今までは大堰堤コースがナンバー1だと思っていたのですが、この区間も捨てたもんじゃないです。
Tもこの区間を非常に気に入っていました。

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そして、途中でTがやっとキャッチしました。
サイズこそ俺のより小さいU20でしたが、サゲチンのツートップでやっている俺らの釣りとしては珍しいダブルキャッチを達成です。
さらにTは数回バラシていました。

俺は途中で完全に集中力が切れて、Tの後ろを雑に撃っていくだけになってしまいました。
気分のムラの多い典型的ラテン野郎のTに「集中力切れてるねえ」と指摘されるほどのダメっぷりでした。

最後は見慣れたところに到着したのでそこから退渓したのですが、7時過ぎに入って12時半過ぎまでのトータルで5時間半、休憩ナシ退渓ナシのぶっ通しでした。
しかも、結構強い流れの中なので、思ったより疲れました。

なんか、釣果は大したことない(どころかショボい)のですが、長丁場じっくり渓流を楽しめました。
ここは、中間点から入って2時間~2時間半のコースとして楽しむのも悪くなさそうです。

***

13時過ぎに車に戻り、着替えと片付けを済ませてからは海モードです。
が、トータル6時間半の渓流ですっかり空腹になったので、まずはランチをすることにしました。

南下しながらヨサゲな店を探し、ガツガツとメシを食ってから次の目的地の堤防に到着しました。

この時点で14時半を過ぎています。
当初の予定では、渓流を終え、西伊豆の堤防を終え、今向かっているところの終盤というところです。
が、予定というのは変更するためにあるのです。

この堤防、キャパはあるのですが、土曜日にも関わらず釣り人が少ないです。
カゴ師がポツポツ、投げ師がポツポツ、ファミリーが少しでルアーマンはいません。

一応、堤防先端に陣取り、外洋向けに俺はトップウォーター、Tはジグをフルキャストしますが、潮目、鳥、海面のざわつきなど、全く回遊魚の気配を感じません。
Tに至っては前夜からロクに寝てないので、堤防に大の字で大イビキで寝始めてしまいました。
俺はもうちょっと頑張ってみたのですが、Tのα波にやられてキャストしながらも眠くなってしまい、座って少し眠りました。
20分くらいウトウトして、もう期待できないので16時前にTを叩き起こして移動することにしました。

***

小一時間北上して、今度は東伊豆の堤防です。
この時点で「ゴロタのヒラスズキ?何それ?」、トライアスロンと言っていいのか悪いのか、という状態になっています。

目的地に着き、ちょっと駐車に手間取ったので、17時過ぎにテトラに入りました。

堤防にはカゴ師が沢山いますが、青物が釣れている様子ではなさそうです。
俺は相変わらずトップウォーター、Tはジグを投げています。

しばらくすると、Tに何かがヒットしたようです。
キャッチしたのは25センチ前後くらいのエンピツカマスでした。

Tは20グラムのジグで、しかもリアにトリプルフックを付けているのでこれが見事にカマスに的中したようです。
また、Tは9フィートで負荷30グラムくらいのシーバスロッドを使っているので、そこそこ食い込ませることはできるようです。
アクションとかのパターンを見つけたみたいで、20センチ前後のエンピツを連発してはリリースしています。

ちょっと俺も釣ってみるか、とスピンテール(湾ベイトみたいなヤツ)をキャストしてみます。
確かにアタリはあるのですが、ロッドが固すぎるのか、バイトを弾いて乗せることができません。

やっぱり浮気はいかん、とトップに戻して黙々とフルキャストを続けていたのですが、そろそろ終了時刻の18時半が近づいてきた段階で、「渓流:俺=T」「ソルト:俺(ボウズ)<T(キャッチ)」「トータル:俺<T、これダメ!」というゲスい気持ちが芽生えてしまいました。

そこで、ちょっとTにタックルを借りてちょいと一匹だけかカマスを釣っておきました。
これで「渓流/ソルト: 俺=T」が成り立つね。
まあ、おカマプレイに関しては、俺は1匹でTは20匹くらいなんですけどね。

そんなわけで、12時間ちょっとにわたるプチトライアスロンが終了しました。
2種目だからバイアスロンですけどね。

***

今回は、珍しく天気が良かったのが何よりでした。
あと、この日は午後風が吹いて曇っていたので、灼熱堤防という感じでなかったのもよかったです。

さらに、後から考えると釣果はものすごくショボいのですが、渓流もソルトも楽しみ切ったという気がしています。
俺だけで言えばソルトは不完全燃焼ですけど、Tはエンピツオカマでも喜んでいました。

というわけで、初日の結果でした。

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2013/07/18

プレ夏合宿2013: 準備編

クソ暑くなってきました。
もう完全に夏モードです。

というわけで、先週末の3連休、プレ夏合宿として伊豆に行ってきました。

今回は3日間のうち、月曜(祝)は滞在先の用事に付き合わないとならないので、実質釣りができるのは土曜日曜の2日間になります。
また、日曜はおなじみ部隊長さんがお付き合いくださるとのことです。
よって、土曜に誰か一緒に伊豆入りしないかと誘ってみたところ、宿敵Tが参戦することになりました。

実はこの時期、毎年結構な確率でTと一緒に伊豆でトライアスロンをしているのです。
ところがこれまたかなりの確率で雨にやられているのも事実です。
今年はどうなんでしょう。

***

当初の予定は、こんな感じです。

  • 7/13(土)
    05:00 河津川入渓、尺アマゴの入れガカリに漢泣き。
    08:30 退渓し、一路西伊豆に向かう。
    10:00 西伊豆の堤防でショアジギング&弓角、サバソウダイナダワラサカンパマサの猛烈な引きに腕が痛くて漢泣き。
    13:00 南伊豆の堤防でショアジギング&弓角、サバソウダイナダワラサカンパマサの猛烈な引きに腕が痛くて漢泣き。
    16:00 東伊豆のゴロタで遊び半分でヒラスズキ狙い。80アップ数本のヒレで体を傷つけられて漢泣き。
    18:00 釣りを終わり、温泉であまりの極楽に漢泣き。
    20:00 滞在先に行き、本日の獲物に舌鼓。あまりの美味に漢泣き。
  • 7/14(日)
    午前 部隊長さんとカヤックで伊東湾に出航。巨大シイラに300mくらい引っ張られて漢泣き。

そうなんです。

今回は、渓流とショアジギングと弓角に加えて、部隊長さんが最近仕入れたカヤックでのオフショアもやるのです。
約3年前、インディアンカヌーもといカナディアンカヌーで沼津西浦の海を荒しまくったパイレーツオブスルガワンが、カヤックに身を転じてパイレーツオブイトウワンとして復活ロマンポルノです。

***

さて、持ち込んだ装備です。

渓流は

  • 5フィートロッド+2000番ハイギヤリール+4ポンドナイロン+ルアー
  • ウェーダー+ウェーディングシューズ
  • タックルベスト
  • ランディングネット

と標準的なものです。

ただ、ウェーディングシューズが今回新品となりました。
春合宿が終わった段階で、ウェーディングシューズを見てみると、俺の歩き方の癖なのか、フェルトの外側(両足ともに小指側)がかなり減っていました。
なるほど、歩きにくいもんだ、と思い、約2ヶ月半、どうするのか考えていました。

とりあえず釣具屋に行って、ソールの張替えの値段を聞いてみてもらうと、7000円ほどするとのことです。
それなら自分で張り替えた方がマシじゃボケェと思ったのですが、何せ雑な俺のこと、一回で成功するとは思えないのです。
よって、まず新たに一足買っておいて、ゆっくりと張り替え方を調べたりしながらスペアとして旧シューズを仕上げていくことにしました。

次は青物タックルです。

  • ショアジギング:9.6フィートライトショアジギロッド+4000番リール+PE2号+フロロ30ポンドリーダー+ジグ(30~40グラム)/トップウォーター
  • 弓角:3.9m投げ竿+弓角リール+ナイロン4号+天秤+フロロ6号ハリス+弓角
  • ライジャケ
  • スパイクシューズ
  • クーラー

そして最後はカヤックフィッシングタックルです。
部隊長さんに何を釣るのか聞いてみたら、「何が釣れるかなあ」との返事です。
まだ、カヤックの処女後悔が終わっていないらしく、よってあまり明確に狙いどころが無いみたいです。

何せ部隊長さんは、カヌーを一度「沈」させている剛の漢です。
沈になれて、むしろ沈をしにいくんじゃないだろか。
俺も沈するのかなあ、やだなあ。
タックルとか無くなるのやだなあ。

もしかして、今回は釣りじゃなくて、前回沈して奉納したタックルをサルベージしに行くのかも!
しかも部隊長さんが鵜匠で、俺が鵜の役割なのかも!
一応、シュノーケリングの道具も持っていっとこうかなあ。

で、タックルを聞くと、部隊長さんはベイトのライトジギングタックル2セットで、ジグとタイラバ、あとは一応エギを持っていく、とのことでした。
よって、俺は青物一本槍にすることにしました。

  • 6フィートジギングロッド+4000番リール+PE2号+フロロ30ポンドリーダー+ジグ(30~40グラム)/トップウォーター
  • ライジャケ

もし沈したときに、ロッド以外を気にしなくていいように、ジグもプラグもその他もすべてライジャケに装備しました。
ジグの重さでライジャケが浮くのか心配です。

***

そんなわけで、準備は万端です。
いよいよ実釣編です!

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2013/05/13

[春合宿2013] 5/4 & 6

さて、春合宿2013、後半の連休の結果です。

5月3日はオフとしました。
また、5月5日は山に登ろうと思っており、最終日の5月6日は釣りができるかどうか、できても朝とか午前中とかになりそうです。

***

よって、5月4日、この日が実質の最終日です。
部隊長さんにも同行いただくことになりました。
もう後がありません。
結果を出すというより、もうカンベンしてくれと自分で言うくらい、狩野川本流をやりつくすつもりです。

もう「ちょっと癒されたいから支流に」とかの甘えん坊の俺が現れないように、渓流ロッドは真っ二つにしておきました。
2ピースロッドなんで、畳んでおいただけなんすけどね。

05:30-07:30 1箇所目:ノーチェイス
08:00-09:30 2箇所目:ノーチェイス
10:00-10:30 3箇所目:ノーチェイス
11:00-12:00 4箇所目:ノーチェイス
12:00-13:00 5箇所目:ノーチェイス
13:30-15:00 6箇所目:ノーチェイス

どうっすか。
しかも、移動も含めた10時間近く、ほぼ飽きたりダレたりしていません。
黙々とキャストしました。
魚がどこにいて、どう行動しているのか、沢山考えました。

で、何も起こらなかったわけです。
いいっす、満足です。
ゲップが出そうなくらいやりました。
本流ロッド、見るのもイヤなくらいっす。

***

そして最終日5月6日です。
最初っから川に行く気はこれっぽっちもありませんでした。

朝4時からアオリ狙いでシャクりました。
この日も風向きや風速が悪くないのですが、やっぱり潮がのっぺりしています。
1時間半ほどシャクってみましたが、気配も無いので終了としました。

その後、メガカサゴでも狙いに行こうかとも思いましたが、連日の遊びでかなり疲れていることもあり、これにて合宿をお開きにすることにしました。

***

というわけで、トータルの結果です。

・渓流:
1キャッチ(23センチ)、1バラシ、チェイス多数
放流魚だったので、あまりキモチ良くない魚体でした。
河津のノーヒットは誤算ですが、区間自体が釣りしにくい(もしくはできない)区間になってきているようです。

・本流
前のエントリでも書きましたが、今回の合宿の主目的は放流区間でない本流で、いかにも本流なアマゴを釣ることでした。
で、結果として、ノーヒットで尺アップが1回チェイスというものでした。
今年はエサ師が多く、かつポイント自体も激戦区ばかりで、状況が良かったとは言えませんが、やりきりました。
また来年がんばります。

・ヒラスズキ
2回やりましたし、狙っている人間も多いですが、釣れるかどうかサッパリわからないです。

・アオリ
前半は風に悩まされ、後半はのっぺりとした潮に悩まされました。
つか、ロクにマジメに狙ってないだけに、ノーキャッチでした。

・根魚
ほんの数10分やっただけで、良いも悪いもなし。
このとき釣れたネンブツダイが唯二の釣果の1つ。

***

というわけで、今年は結果だけをみるとショボい春合宿でした。
が、とても濃密に過ごしたので、楽しく辛く有意義だったと思っています。

さて、これからは初夏の釣りに向かっていきます。

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2013/05/10

[春合宿2013] 5/1-2 運命の2日間

春合宿が終わって1週間近くが経ちます。
シャバに戻ってからガッツリと仕事モードに入ってしまったので、まだエントリを書ききれていません。

すでにエントリしている4月28日と29日(および少しだけシャクった30日)は連休前半、休日の結果です。
俺の中では、連休の間の平日の5月1日と2日、ここが勝負ドコロだと思っていました。

そんなわけで、この2日間はギッチギチに命を削ってきました。
合宿中のひとりトライアスロンです。

***

まず5月1日です。

早朝目を覚ましたら、雨が降っていました。
この雨の中を突撃する元気はなく、二度寝をし、再度8時ごろに目が覚めたら雨が止んでいました。

すぐに家を出て狩野川に向かいます。
まずは9時半から11時半まで一箇所目、12時から14時までの二箇所目と本流をやりました。
とにかく集中を切らさずにキャストし続けましたが、ノーチェイスノーバイト。
しかも二箇所目では、スタメンクラスのルアーを3ロストしてしまい、本流戦力に大きなダメージを受けてしまいます。

せっかく雨が降ったので、雨だと爆発する支流に行ってみるとすでに先行者がたっぷりです。
平日だぜ?どいつもこいつも、仕事しろ!

それから上流部の渓流域に行きましたが、この後の予定を考えると1時間も無いんで、ものすごいハイスピードで撃てるとこだけを撃っていきました。
そんな雑な釣りしているから、もちろんノーチェイスです。
この時点で16時です。

***

ここから、河津川河口でヒラスズキを狙うべく、天城越えです。
車内で「天城越え」のサビ部分のみを熱唱しながら河津に向かいます。

河津川の河口部に到着し、ブーツフットのチェストハイウェーダー、ライジャケに着替え、ライトショアジギロッドと格好だけはイッチョマエのハードコアソルトマンです。
上げ1分くらいの17時半から上げ6分くらいの20時まで黙々とルアーをキャストし続けました。
いえね、数年前の春合宿でファンタジスタS君がヒラスズキ釣ったもんで、俺にも釣れんじゃねえかと思いまして。
結構周りに釣り人もいたんで、最近調子いいのかと思いましたが、もちろん異常なしでした。

ついでに、ウェーダーのソールが左右ともワニさんになってしまいました。

***

それから、一気に北上です。
東伊豆のあたりでポツポツと雨が降ってきたのですが、さらに北上すると雨は降っていません。
なんて強運!
21時半にメガメバルポイントに入り、22時過ぎの満潮に備えます。

最初の立ち位置で波の感じとか藻の感じとかをチェックしていると数投で小気味良いアタリです。
あまりにも引かないので気のせいかと思ったのですが、キャッチしたのはネンブツダイでした。

それから払い出しを探して何箇所か、メガメバルのためにメガテトラを上がったり降りたりをしていると、釣りを始めて30-40分くらいでポツ、ポツ、と雨を感じました。

うわあ、どうしようかな、と思っているうちに雨足が強くなってきます。
このメガテトラが濡れたら通常の3倍怖いんで、速攻で一旦車に戻ることにしました。

車に戻った瞬間くらいにドバーっと本降りです。

南下してイカができそうなところを探したりと2時近くまでウロウロしましたが、結局この日はこれにて終了でした。

***

そして5月2日です。
「運命の平日」2日目です。

朝5時半くらいに起き、この日は河津川に向かいました。

何せ、今回の合宿、いや、今年の俺のトラウトの主目的は「ザ・本流でザ・本流タックルを使って、ザ・本流アマゴをキャッチする」というものです。
なので、3月からずっと河津には入っていなかったのです。

でも、このままだと河津やらずに終わりそうな気がしたので、午前中に入渓することにしました。
7時半にいつもの大堰堤コースから入ったのですが、渓相がかなり変わっています。
水は相変わらずのジンクリア(は言い過ぎか)、流れも申し分なし。

でも、なんかコケっぽいのです。
そしてヌルっとした岩も多い。
途中で、水中のなんてことない平たい岩に普通に足をついたら、そのままヌルーっと滑って右半身チンしちゃいました。

で、魚の様子ですが、ダウンでしかチェイスがありません。
途中からアップでのチェイスやフックに触るようなこともあったのですが、結局、12時までの4時間半と言う近来マレなほどじっくり時間をかけて攻めてみたのですが、チェイス多数でノーキャッチでした。

魚の警戒の仕方とかを考えると、先行者がいたのか、連日攻められててタフっているのかと思いたいです。
でも、おそらくこの日は朝から俺しか入ってないでしょうし、連休とは言え平日の3日目です。

途中、川沿いで木が倒れていたり切られていたりと多数目撃したので、それらが環境を変えたんじゃないかと不安になります。
それによって、上記のようにコケっぽくなっていたり、などなど。

***

さてお昼になりました。

このまま河津の下流部の本流をやろうかと思ったのですが、駐車場所とか入渓地点がイマイチわからないのです。
またもや天城越えをして狩野川本流に行こうかとも思いましたが、前日のルアーロストで戦力的に不安があります。

何よりも、午前中の集中と沈水でもう一度川に入る気力が少し萎えていました。
というわけで、アオリを狙うことにしました。

13時から開始しました。
風向きも風量も悪くなく、釣りやすいのですが、なんか潮がノッペリとして期待感が薄いです。
堤防ではコマセメジナ師がポツポツと釣っているので、決して悪い潮ではないのだと思うのですが。

2時間ほどシャクり続けましたが、やはり異常なしでした。

***

一旦帰宅し、満潮に合わせて22時から河津河口で部隊長さんとヒラスズキ狙いです。
2時間ほどで諦めたのですが、満潮付近の潮の感じは実に期待感を煽るイイ感じでした。

ただ、この夜はものすごく気温が下がり、かつ冷たい風も吹いていたので、少し風邪気味だった俺には相当ツラかったです。
何も起こらずに、1時くらいに帰宅しました。

***

そんなわけで、「運命の2日間」ですが、ネンブーが1匹とフックタッチを含むアマゴのチェイスが1回だけ、あとは何も起こらないというトライアスロンでした。

ちなみに、俺の中では多種類の釣りを1日とか2日とかで行うことをトライアスロンと行っていますが、「トライ」ってのは「3」という意味なので、3種類の場合だけがトライアスロンなんですね。
なので2種目の場合はバイアスロンって言うんすね。

今回は、トラウト(本流+渓流)+ヒラスズキ+根魚+アオリなんで、テトラアスロンとかペンタアスロンとか言うのが正しいのかもしれないです。
が、今後もトライアスロンで統一しますね、今さら変えれねえ。

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2013/04/30

[春合宿2013] 4/28-29

28日から春合宿に突入しました。

当初、28日夕方に電車で伊豆入りする予定だったのですが、おなじみ相方が出撃できるとのことなので、28日未明に出発し、狩野川に到着したのが5時半ちょっと前でした。

早速開始します。
すぐに部隊長さんも合流し、キャストを続けます。

3月の状況に比べて、水の色も流れも無く、岩のヌルヌルやドロも流されていて期待できます。
が、実際はそうは甘くなく、10時半くらいまで本流を3箇所巡ってみましたが、異常なしでした。

やはり連休真っ最中なので先行者も沢山、さらに代掻きによる濁りなど、状況は厳しかったです。

***

その後、まずは一旦癒されようと、上流の渓流部に行きます。
開始早々、ダウンでゆっくりと流しているとヒットしました。
何せダウンなので、ドラグが鳴って結構重く(感じられ)て、コレは!と期待してしまいました。

Imgp1938_h480 Imgp1939_h480

無事ランディングに成功した、今年の淡水初釣果は、23センチのアマゴでした。
写真を見ていただくとわかるように、残ねなヒレと残念な顔付の放流魚です。
まあ、でも、肩の荷は下りた気分です。

ここでは13時くらいまで釣り上がりましたが、俺は1バラシ、部隊長さんが3キャッチでバラシを数本、相方はバラシが2つ?くらいでした。

***

15時くらいには終了の予定だったので、あと1箇所が勝負です。
目先を変えて、大見川の下流域に入ってみました。
川の感じも流れも悪くないのですが、なんか水がよろしくないのです。

結局、ノーキャッチでこの日は終了としました。

***

翌日29日は10時に伊豆を発つという相方と、短時間勝負に行きました。

まずは前回相方がキャッチしたド本命ポイントに入ります。
前日は3箇所目として入ったのですが、代掻きが始まり、あっと言う間に濁ってしまいました。
よって、多少水温は低いでしょうが濁りが入る前に勝負をかけました。

2時間みっちり攻めてみましたが、2人ともノーチェイスノーバイトでした。

***

最後、1時間半勝負として、前日の最初のポイント、大場所に行きました。
昨日はエサ師が立ち込んでいたので下れなかった箇所まで1時間半ほど集中を切らさずにじっくりとやりました。

9センチくらいの稚アユが数回スレでかかってくるように、ベイト(?)は豊富なようです。
ちょうど、手前から見ると膝前後の水深に大きめの石が沢山入っていて流れがやや緩い場所に稚アユはいるのですが、その先のカケアガリと流心のあたりを通していると、間違いなく尺はありそうなアマゴがチェイスしてきました。

もう、全身の毛穴が開いて緊張したのですが、カケアガリからちょっと距離がついたら、ためらい無く戻っていきました。
その後、狂ったようにそのラインを通したのですが再びチェイスはありません。
パーマークまで見えたので残念です。

そんなことがあったので、目が血走り、開始から300メートルくらい釣り下ったのですが、惜しくもタイムアップです。
9時半くらいに終了となりました。

***

一旦帰宅し、午後14時くらいから近所の港にエギを投げに行きました。
おだやかで暖かいんですが、風が巻いていて、キャストもフォールもシャクリもやりにくいです。

17時くらいまでがんばってみましたが、周囲も含めてアオリは上がりませんでした。

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合宿はまだ始まったばかりのようですが、このエントリを書いている3日目の30日はウェーダーの補修とかその他で釣りはオフです。

こんなペースでやっていたら、あっという間に終了してしまいそうで、妙に焦っています。

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2013/03/25

早春合宿2013

渓流解禁から2週間経った3月半ばの週末、一泊二日で伊豆に行きました。
そうなると当然行くでしょ渓流本流。

てなわけで最近では毎年恒例になりつつある、早春合宿2013です。

***

普段は春分の日にからめて、4日とか5日とか行くのですが、今年は土日の2日間のみです。

で、前の週に準備をしていたんんですが、荷物まとめてみると、渓流タックル本流タックルエギタックルメバルルアーなどなどと巨大な荷物になってしまっています。
良く考えたら2日しかないからまずトラウトしかやらねえだろバカ、と思い直して渓流&本流のみに絞りました。

ちょうどそのころ、相方から「今年の初渓流はどうするの?」との連絡があったので、伊豆に行く旨を話すと同行する、とのことです。
そういえば去年も一緒に行ったんだった。

で、どういうプランかを尋ねてみると、普通なら渓流をやりたがる相方が本流を積極的にやりたいとのことです。
なんでも、本流ロッドを注文しているとのこと。
結局ロッドは納期が延びたのでキャンセルしたのですが、ショップで買うべき、と煽ったら見事にその日に購入していました。

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というわけで、3時半にピックアップしてもらって狩野川に向かいました。

途中、高速を降りそこなったり、部隊長さんにご挨拶をしたりで現場に到着したのが7時くらいです。
それから準備をして、まずは開始しますが、このところの気温の上昇とまとまった雨が降っていないための水位低下でなんか水が良くありません。

足元もコケっぽしドロっぽいし、キャストしたルアーにはトロロコンブが付いて帰ってきます。

ここは1時間ほどで終了し、少し下流部に移動しました。

***

次のポイントは大物の実績もあるところで、いきなりの核心部です。
流れの感じも水中の感じも悪くないのですが、やはりヒットには至りません。
どんどん下っていって流れの緩やかな深場もやってみますが釣れる気配がありません。

俺は一旦核心部に戻って30分くらい集中して攻めてみましたがやはり結果が出ません。
結果が出る代わりに便意を催してきました。

急いで500mくらい河原を歩いて車に戻り、半狂乱でウェーダーや装備を脱いでズボンに履き替え、さらに500mくらい先のスーパーに小走りで向かいました。
いやあ、久々にケツの筋肉が激しく痙攣しましたバイ。

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次は部隊長さんオススメの瀬がメインのポイントに到着です。

俺はトイレ事件の後だったので、ウェーダーを履くところからスタートだったので遅れて相方より上流部に入りました。
そのときに相方が何か叫んでいる気がしたのですが、気のせいだろうと思って黙々と丹念に探っていました。

そして先ほど相方が叫んでいたあたりまで来ると、下流部から相方が戻ってきました。
なんと、まさにそのあたりで1本キャッチしたそうです。

サイズはメジャーで測ったわけではないけど、26-28センチくらいで、写真を見るとタッパのある見事な魚体にイカツいツラガマエのまさに本流アマゴです。

悔しい、悔しすぎる。
もう本流始めて4年くらいになるのに、これぞ!ってのは釣っていない俺です。
それなのに、それなのに。
毎年書いている気がするのですが、やはり1日に賭ける相方の執念ってのが俺よりもより一層魚を呼び寄せるんでしょう。

じゃあ、俺よりも余裕がある部隊長さんがなぜ俺より釣れるのか?とかの無粋なことを聞いてはいけません。

とにかく、長さはともかく、こんな本流アマゴを釣ったことに価値があります。
すっかり相方はゴキゲンで、優しいキモチの人になっていました、ケッ!

***

それから移動して、渓流に入ろうかとしたのですが、もう一ヶ所もうちょっと上流の本流に入りました。
早いペースで釣り下ったのですが、ここも流れがイマイチでノーヒットでした。

ここを移動する前に淵にいたフライマンがなかなか良さそうなサイズと格闘していました。
この場所は放流がある区間なんで、もしかしたらニジなのかもしれませんが、尺はありそうな魚体でした。

***

ランチを軽く取った後に渓流に向かいましたが、最初に行ったところは沢山人が入っていたので、さらに上流部に行きました。

そこにも先行者らしき車が止まっていたのですが、時間的にはもう1時間くらいしかなさそうなので、竿抜けを探そうと入渓しました。

入ってすぐの落ち込みで相方が15センチちょいくらいのチビを1匹キャッチしましたが、それ以降はまったくチェイスもありません。
かなり上まで上がったのですが、小さそうなチェイスがあるごくマレにあるくらいでヒットには至りませんでした。

結局、去年に引き続き、俺は初戦ノーバイトノーヒットノーキャッチでした。

***

翌日は11時くらいに終了するという短時間で部隊長さんと釣行しました。

伊豆に行くまでは河津にするか狩野川にするか迷っていたのですが、前日の屈辱もあるので迷わず狩野川本流のみの勝負とさせていただきました。

前日同様、最初のポイントで水が悪いことを確認し、次のポイントでは雰囲気は良いけどヒットしないことを確認し、3箇所目としてやはり本命の瀬に行きました。

今回は2匹目のドジョウを狙って前日の相方とほぼ同じような場所からスタートです。

かなり丁寧に探っていて、最も怪しい箇所にさしかかったときです。
流心から外れてフっとルアーの重みが無くなった後にゴンゴンとローリングをするような感触がありました。
すかさずアワセを入れるとガッチリフッキングです、岩に。

うーん、ローリングした気がしたんだけどなあ、とショボくれながら渡渉して根ガカリを回収です。
これで一級ポイント潰してしまったみたいです。
この合宿最大のチャンスを逃してしまった気分です。

そのまま対岸を下って、落ち込み下の淵を攻めていると、サイズはそうでもないですが何度かチェイスがあります。
少し夢中でやっていましたがチェイスも無くなったので、再度上流部に戻りました。

ちょうど先ほどバイトがあったような気がしたあたりをダウンでスロー気味に探っているとヒットです。
今度は水面をバシャバシャとローリングしているので間違いなくヒットです。

ちょっと気を抜いていたときなので、慌てて戦闘体勢に入った矢先、フっと軽くなってバレてしまいました。
痛恨です。
でかい痛恨だけに、巨根です。

魚自体は本流アマゴなのか普通アマゴなのかは微妙なところだと思うのですが、とにかくこの合宿最大のチャンスを逃してしまいました。
さっきも最大のチャンス云々言っていたけど気にしない気にしない。

結局この後も白目を剥いてがんばってみましたが、異常なしのまま、早春合宿を終えました。

***

そんなわけで、今年の渓流本流はいまだにノーキャッチです。

反省点は色々ありましたが、今回は得るものもありました。
去年までは、わりと流れに対してがんばってダウンでリトリーブして、結果的にミノーが飛び出したりとか、ナチュラルドリフトをやりすぎて根ガカリしたりとかが多かったのですが、今回はこのあたりのバランスがだいぶわかってきた気がします。

と、今、この「何とかなるかも感」があるうちに再戦したいと企んでいるところです。

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2012/08/18

夏合宿2012

先週土曜から水曜まで、恒例の夏合宿として、伊豆に行ってきました。

持ち込んだタックルは

  • 渓流タックル:5フィートロッド+2000番リール+4ポンドライン
  • 青物タックル:9.6フィートライトショアジギングロッド+4000番リール+1.5号PE+30ポンドリーダー
  • 弓角タックル:3.9m投竿+投げ用リール+4号ナイロン

の3点です。

***

まずは8/11(土)です。
この日は宿敵Tと一緒に渓流&青物の予定でした。

前日金曜23時半くらいにTと共に出発、渋滞に巻き込まれながらも3時過ぎに河津川に到着しました。
が、河津が近づくくらいから雨が降り始め、到着したころには本降りになってしまいました。

6時くらいに仮眠から目覚めて川を見てみると、さほど増水しておらず濁りもほとんど無い状態です。
が、相変わらずの本降りです。

サイポスで予報を見てみると、河津は午後には雨がほとんど降らないような状態になるみたいです。
そこで方針を変更し、渓流は午後に回してまずは青物勝負をすることにしました。

予報では午前中も降水量の少なそうな港に行きました。

7時くらいからジグの投入を開始です。
足元でジグを回収するときにベイトが結構逃げていくので、期待できます。

早速Tに何かがヒットしました。
が、すぐにバレてしまいました。

遠くの海面に微妙に怪しい感じが見えたので、ここでポップクイーン105mmに変えて、トップウォーターで広く探ることにしました。

しばらくして、アクションの流れでルアーがダイブしたタイミングで何かがヒットしました。
結構引くのでペンペンシイラかと思いましたが、走るというよりは下に突っ込むような感じです。

Imgp1401_h480

無事抜き上げたのは28センチくらいのショゴ(カンパチ)でした。
しかし体調の1/3以上あるものにアタックしてくるとは、なんとアグレッシブなんでしょう。

その後、ベイトのサイズに合わせる狙いでTは弓角に変えて引き続き探っていました。
が、ライントラブルに悩まされて快適に釣りができない様子です。

俺の方にもそれ以降変化がなく、結局10時くらいに終了して一旦仮眠することにしました。

***

13時に起きて、河津に移動です。
大堰堤に着いて準備ができたころ、またもや本降りになりました。
今回の合宿全般に言えましたが、大気が不安定で、局所的に予報に反して雨が降ることが多かったです。

雨も収まってきたので、早速開始です。
堰堤を渉る前の堰堤下でTが20センチ台前半(?)のアマゴを早速キャッチです。
これはGWに引き続き好調かと、カカリ気味に釣り上がりました。

時々視界を遮られるような強い雨に打たれながら進みましたが、チェイスが結構あるものの、お互いにバラシがある程度でキャッチには至りません。
結局、最後の大滝でTが1本、俺が2本(20センチくらい)取れて終了としました。

Imgp1404_h480

結果、アマゴはそれぞれ2本ずつでした。

***

この時点で17時半。
暗くなるまでの短時間勝負として、再度午前の港に戻りました。
18時半くらいから30分ほどツノやトップを投げましたが、結局アタリもなかったです。
これにて終了です。

温泉に入ってから滞在先に行き、ショゴは身を刺身、中骨やハラミや頭やカマは塩焼きにして美味しく食べました。

***

翌日8/12(日)は、部隊長さんと白田川(初めて行く川)に出撃です。

前夜の飲みすぎによる寝坊、さらに車のバッテリー上がりなどのトラブル(というよりは自業自得)があったので、5時過ぎに開始の予定が7時近くなってしまいました。
宿敵Tは同じタイミングで帰っていきました。

部隊長さんも白田川はほぼ初めてらしく、とりあえず中流域の入れそうなところからスタートしました。
水質や渓相は悪くないのですが、序盤にほんの少しチェイスがあっただけで、あとは無反応と、魚そのものが少ないみたいです。
結局、早々に見切りを付けて、一気に天城越えをして狩野川の現流域である本谷川に向かうことにしました。

10時過ぎに入渓し、約2時間釣り上がりましたが、20センチに足りないサイズを2匹キャッチすることができました。

***

8/14(火)は朝5時に部隊長さんと待ち合わせて青物狙いに出撃しました。

集合時点で結構雨が降っていたので、しばらく車中でおしゃべりし、雨脚が弱くなったタイミング開始しました。
そこそこカマスが回っているようですが、周囲で釣れている様子はありません。

俺はジグをキャストしていたのですが、一度底を取ったときに根ガカってしまい、結構な長さのラインが切れてしまいました。
25グラムのジグをフルキャストすると下糸が出てしまうくらいになったので、非常に釣りにくいです。

スピンテール(湾ベイト)などをもう少し試してみましたがやはり釣りづらく、部隊長さんもライントラブルとなったところで一旦この場所を終了しました。

それから、移動して、別の小堤防に行きました。
ここでは今回の合宿で初めて弓角タックルを投入です。
8時半くらいまで頑張ってキャストをしましたが、結局回遊はありませんでした。
ここで終了したのですが、この日はノーヒットでした。

***

最終日、8/15(水)は部隊長さんと狩野川支流に出撃しました。

5時にピックアップしてもらい、まずは最初の川に入りました。
水量、水質、渓相ともにイイ感じなんですが、ほとんどチェイスも無いので、早々に終了して移動です。

次は、8/11の夕方1時間で部隊長さんが良型を含む4本をキャッチした長野川に入りました。
開始してすぐくらいにまずは俺の竿抜けの場所から部隊長さんが24センチくらいをキャッチです。
たっぷりと餌を食った、いかにも夏アマゴというイイ魚でした。

さらに釣り上がった落ち込みで、20センチに足りないくらいのを俺が1本キャッチです。
そしてコース終盤の堰堤の1つ上にある副堰堤で部隊長さんが26センチのナイスサイズをキャッチしました。
まだ出そうなので、俺もやってみたところ、20センチくらいのに続いて24センチをキャッチできました。
イカツい顔でキレイなヒレと、満足な一匹でした。

Imgp1425_h480 Imgp1428_h480

ただ、部隊長さんの26センチもそうですが、この副堰堤ではあまり餌が無いのか、非常に細い魚でした。

この堰堤を高巻きして、バックウォーターでチビを一匹キャッチし、トータル4匹キャッチとなったあたりで終了としました。
この川は、当歳魚だと思われるチビが沢山見られたので、来年以降も期待できそうです。

***

渓流は、おそらく今年はこれで終了だと思います。
来年に向けて、色々と机上の空論を考えていきたいと思います。

青物に関しては、かなりやり足りないです。
初秋とかのいい季節にもう一回伊豆に来たいと思っています。

8月中旬とは思えない低い気温と雨で、いつもの夏合宿らしくなかったですが、相変わらずできる限り釣りを楽しむことができました。
いつもながら部隊長さんにはお世話になりました。

そんなわけで、こじんまりしていますが、今年の夏合宿でした。

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2012/05/07

春合宿2012 最終日

さて、昨日の合宿最終日です。

もう本流はヨシとして、イカをやりつくすつもりでした。
ところが前日に部隊長さんと話していると、部隊長さんは河津に行くつもり、とのこと。

これでムラっとして、脳内で起床時間とかを計算し、2時~4時の上げ7分~上げ一杯までイカをやり、その後移動して5時から河津で9時に終了する、ということにしました。

まず、予定どおり漁港に行きました。
この日はスーパームーンとかで、月と地球の距離が再接近する満月の日らしく、やたら明るいです。
風向きは、堤防に直角で沖に向かって吹いていますので、テトラに入りました。

・・・2時間しっかりとシャクりましたが異常ありません。
アジの泳がせでアオリを狙っている人々も早々に退却しています。
結局、部隊長さんが到着したので終了しました。

***

それから河津に移動し、大堰堤に入りました。
平水よりも30センチ増水、前回調子の良かった5/1よりも15センチくらいの増水です。
堰堤渡りは危険と判断して、左岸の高巻きコースで入渓しました。

とにかく水が多くて、攻めるのに苦労します。
が、しばらくして、部隊長さんが二本、俺が一本獲ったあたりで、パターンが読めました。
水深のある強い流れの中の障害物に付いているようです。

その後、部隊長さんは順調にツ抜けを達成しましたが、俺はアマゴ4にニジが1取れたあたりからチェイスはあってもヒットに持ち込めなくなりました。
良く見ていると、部隊長さんはほぼアップクロスからナチュラルドリフトをして、U字を書かせてあたりで食わせています。

俺も真似てみますがうまくいかず、結局釣果は上記止まり、バラシが2本でした。

Imgp1334_h480 Imgp1335_h480

終了後に部隊長さんが言うには、俺はダウンに差し掛かっても強引にトゥウィッチをして巻いてしまっている。
元気の良い個体ならそれでも食ってくるが、これだけ流れ強いとそれは難しい。
こういうときは、ダウンに差し掛かった後は巻かずに流してU字を描くまで待つ方がいい、とのことでした。
そういうことは、苦労している釣りの最中に言ってください、とか言うんじゃないぞ、俺。

河津のこのコースなら、結構部隊長さんとイイ勝負ができるんじゃないかと思いましたが、全くもって格の違いを見せ付けられました。
まだまだ修行が足りませんね。

今まで、強すぎる流れの時は手も足も出なかったんですが、今後はこの方法でやっつけたります。

***

河津を上がり、本流下流部をやるという部隊長さんと別れて帰路についたのですが、ちょっとムラっとして一応漁港を見てみました。
人が少ないので、20分勝負としてテトラに入ってみましたが、思いっきり向かい風の爆風だったので一投もせずに撤収しました。

ちょうどそのころ、下流部をやっていた部隊長さんから、本流でキャッチしたグッドフィッシュの写真が送られてきました。
ムキー!

***

これにて、今年の春合宿は終了です。
以下、結果です。

  • アマゴ:23キャッチ
  • ニジマス:1キャッチ
  • イカ:0キャッチ
  • バス:0キャッチ
  • メバル/カサゴ:不戦敗

散々やった本流に関してはノーヒットノーキャッチノーチェイスの完敗でした。
が、なんとなく、釣り方とか面白さとか、自分に合ったルアーとかが見えてきました。

さて、これから通常のナマズモードに入ります。
あと、これからイカがピークに入ってくるはずなので、ヤエンやエギもやりたいと思います。

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2012/05/05

春合宿2012 七日目

合宿も佳境にさしかかった七日目です。

もちろん今日も狩野川本流です。
4日連続のトータル五日目の狩野川本流です。

まずは6時半くらいからいつもの開始ポイントに入りました。

狩野川本流ルアーは5月19日までのため、俺ができるのは今日が今年最後になると思います。
そこで、来年につなげるべく、立ち位置やキャスト方向やリトリーブ方法などを細かく試しました。

その後一気に下ったポイントに入りましたが、あまり変化の無いポイントで、俺にとっては単調に感じられてモチベーションが上がりませんでした。

さらに10時前からちょっと上流の定番ポイントに入りました。
ここでは一転してヤルキが漲って、アグレッシブに攻めました。
が、先行しているエサ師がいたため、あまり釣り下れませんでした。

一ヶ所様子を見たあと、最後のポイントに移動しました。
ほんの20分くらいしか時間が無かったのですが、最後の最後に、ものすごい体高で、これぞ本流トラウトという24センチがでました!部隊長さんにな!

俺は見事に本流ボーズでした。
でも、来年につながるいくつかの経験を得ました。
どんなルアーを使って、どこに立ち、どう投げ、どう巻き、どうロッドコントロールするのが俺に合っているのか、少しだけ見えた気がします。

さて明日は最終日。
イカに行くか、渓流にに行くか、迷っています。

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