カテゴリー「釣り:トライアスロン」の55件の投稿

2014/01/06

冬合宿2013-2014: (4) 1/2-4

皆様、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

年が明け、昨晩伊豆から戻ってきました。
冬合宿後半をまとめておきます。

***

新春1/1ですが、毎年、大して長時間ではないのですが、初釣りと初日の出鑑賞を兼ねて出撃します。
が、今年は前日の大晦日からの爆風が引き続き吹き荒れていて、寝ていると家が揺れるほどでしたので、アラームをセットせずに自宅待機としました。

***

翌日の1/2も予報も実際も爆風のままだったのですが、初釣りだけはしておこうと、比較的風が穏やかだと思えるメガカサゴポイントに行きました。

まだ暗いうちに現場に着いたのですが、なんか竿を出すイキオイが無く、明るくなるまで車内で待機していました。
やっと7時くらいにタックルをセットして1時間半ほどカサゴを狙ってみましたが、穏やかな港内は異常なし、外向きの堤防では体が持ってかれそうな爆風という条件で、8時過ぎに終了しました。

今年も荒れる気配です。

***

そして1/3は朝には風が落ちていたのですが、毎年恒例の滞在先への来客との壮絶な宴会のために起きれるわけもなく、朝練はパスとしました。

この日は、夜から宿敵Tが伊豆入りし、翌日1/4一杯を使ってライトソルト&エギでのトライアスロンを敢行する予定でしたので、睡眠を取ったり道具を準備したりと夜に備えました。

***

さて、1/3の夜です。

Tとは21時くらいに待ち合わせをしていたので、20時半くらいに滞在先を出ました。
ところが、Tが自宅での雑事でまだ出発をしていないとのことでしたので、21時半くらいから1人でシャクりました。

実はこのポイント、年末年始にそこそこのサイズのアオリを何度かキャッチしている実績がある立ち位置です。
潮は下げの5分くらいですが、人も少なく、うまく潮の払い出しを探しながら探るスペースを取れそうです。

そんな感じでの1投目、追い風に乗せて3.5号エギをカッ飛ばし、フォールとシャクリをしていると、かなりイイ感じで潮が動いています。
これは期待できるかも、と思った矢先の2投目の何シャクリ目かにズシリと重みを感じました。
ヒットです。

ドラグが出るほどではないのですが、なかなか重みがあります。
もしかしたらドラグを締めすぎかも、と少し緩めてみますが、走るような感じはありません。

手元に寄せると、盛大に墨を吐きます。
というか、何度も何度もジェット噴射をします。

もしかしてでかいかも!と思い、抜き上げではなくギャフ入れをすることにしました。
ところが、この立ち位置、割と高い足場でして、しかもヘッドランプがイマイチ明るくない、さらに加齢に伴う劣化でこのところ視力も落ちていることから、でかいかどうかの判断ができず、かつ、ギャフ入れもうまくいきません。

何度もギャフを入れに失敗しているのを見かねたのか、近くのエギ師?がヘルプを買って出てくださいました。
そして、この方も何度かトライをするのですが、これまたうまくかかりません。

そこで、少し低い足場までイカを誘導して、ここで何度かのトライの後、やっとギャフ入れが成功しました。
ギャフを上げて、2人で正体を確認したところ・・・・コウイカでした。

Imgp2043_h480

なるほど、それでギャフが刺さらなかったワケですね。
お礼を言って立ち位置に戻った後、計測したところ、400グラムでした。
ほとんどコウイカを釣ったことが無いので、これがでかいのかどうかはわかりませんが、とりあえず早速ニューロッドに墨付けができたのでうれしいです。

それにしても、俺、ニュータックルって本命じゃないものが初モノになること多いんですよ。
本流トラウトロッドも、確かメバルとかカサゴが初モノだったと思うし。

その後、この立ち位置で少し粘った後、カゴ師が数人来たので、立ち位置を変えてちょっとシャクっていたのですが異常なく、ちょうどTが到着したので、まずはここで終了としました。

***

Tと合流して、どこに行こうか悩んだのですが、これから潮が下げる一方なので、とりあえずは一旦メガカサゴポイントに行ってみることにしました。

23時くらいからスタートしたのですが、なんか港内の水面付近が騒がしいです。
すると、餌師がカマスをキャッチしていました。

港内に入ってきているみたいなんで、Tはジグヘッドで、俺はミノーでカマスを狙ってみます。
すると、わりとすぐにTが25センチくらいのカマスをキャッチしました。

これは入れ食いパターンかもね、とか言いながらやってみますが、冬合宿初日にくらべてカマスのサイズが小さいためか、俺の7センチのミノーにはまったくヒットしません。

俺はすぐに見切ってカサゴ狙いに転じ、少し粘っていたTもカサゴを狙い出しました。
ある程度周辺を攻めてから、核心部を攻めたのですが、何せソコリ付近という潮位だからなのか、とにかく根ガカリでのロストが半端ない状態です。

小一時間攻め続けたのですが、総力戦の様相を呈してきた割には、まったく気配も無く、さらにシンシンと冷えてきたこともあり、2人ともココロが折れてしまったために一旦終了しました。

***

日付が変わって4日の0時半くらいから最初のポイントに戻ってカサゴメバルカマス狙いです。
とにかくひたすら歩き回って怪しいところを撃ちまくったのですが、ほとんど魚の気配が感じられません。

そんなわけで、ここで一旦休憩とし、満潮が朝7時半くらいなので、それに合わせてメガメバルポイントに入るべく、仮眠を取ることにしました。

***

目が覚めたら5時くらいで、気力も充実しています。
速攻で準備をして移動し、5時半くらいからメガメバルポイントを開始しました。

ここでの攻め方は、払い出しを探してひたすら移動していくというものですが、Tはそれに忠実に移動を繰り返しています。
そして、少し明るくなってきたかな、という6時過ぎに、まずはTが20センチくらいのメバルをキャッチです。

お、いいねえ、良かったねえ、と2人のモチベーションが上がります。
俺にはアタリも全く無いのですが。

さらに6時半くらいに、Tにヒットです。
デカイ、と言っていますが、確かにロッドは曲がっています。

無事キャッチしたのは、25-6センチのナイスサイズのようです。
なぜ「ようです」かと言うと、抜き上げてフックを外して、写真を撮ろうとしてときにTは落としてしまったのです。

しばらく、はいつくばって引っかかっているのを掴もうとしていましたが、掴もうとしてイキオイで本格的に海中に去って行ったとのことです。

俺はちょっと離れたところ(会話はできるけど、魚体までは見えにくい距離)にいたので、実際にどれくらいだったのかはわかりませんが、Tの悔しがり方からすると、実際にイイサイズだったんだと思います。
よ、よ、良かったやん。

そして次のキャストでTにまたもやヒットです。
このとき俺はメバルと思っていて、完全に群れに当たったみたいだ、と思っていたのですが、なんと3匹目は23センチくらいのカサゴだったようです。

よ、よ、よ、良かったね。
まあ、ここのポ、ポ、ポテンシャルはこんなもんじゃないよ、そんなのマメだよマメ、あははは、俺はでかいのしか狙ってないからさ・・・・・

そんなわけで、8時近くくらいまで粘りましたが、結局Tがメバル2キャッチ&カサゴ1キャッチという結果でした。

***

さて、これからは下げが効いてくるタイミングです。
そうなると俺の独壇場、エギ勝負です。

最初のポイントに戻ってシャクり続けました。
Tも久々のエギですが、キャスト、フォール(底取り)、シャクリというルーティンもイケテる風です。

なんか、Tが波に乗っている感じが、イヤな予感がするなあ、と思っていたのですが、立ち位置を変えながら2時間くらいやってみましたが、結局2人ともノーバイトでした。

***

それから、メッキがいそうなポイントで結構派手に鳥がいたので、そこに移動です。
水温は低そうですが、少しポカポカと暖かくなってきたので、もしかしたら、と期待を煽ります。

河口部なのですが、俺は護岸に沿って釣り下り、実績のある地点まで撃っていきました。
ベイトは結構いるみたいでしたが、結局ノーチェイスでした。

今回Tは、メガメバルポイントに入るための対策として、フェルトスパイクシューズを履いています。
これは7月のプレ夏合宿で、渓流に入るにもかかわらずウェーディングシューズを忘れてきたTが急遽購入したものです。

そのため、普通のソックスとかでは大きいみたいで、今回Tは最初からウェーダーを履いてこのフェルトスパイクシューズを履いていました。
その利点を活かしたのか、なんとTはメッキ狙いで河口部でウェーディングです。
それも、ちょっと濡れてもかまわないレベルではなく、膝上までのガッツリウェーディングです。
漢なのかバカなのか、燃える男は違います。

Dsc_0162_h480

まあ、気合いは入っていてもいないメッキは釣れません。
小一時間で終了としました。

***

次ですが、まだ夜中のときよりは潮位も高いので、メガカサゴポイントに行くことにしました。
ワンキャストワンロストのトラウマから立ち直っていないTはあまり乗り気ではないみたいで、現場に着いても核心部に入らず、カマスとかを狙う始末です。

俺は丁寧にカウントダウンをして、ノーロストで集中して攻めてみましたが、結果が出ず、小一時間で終了としました。

この後、ランチを取って釣具屋で消耗品を補充し、最後の戦いに備えました。

***

さて、13時くらいからどこに行くか迷ったのですが、Tとしてはイイ思いをしたメガメバルポイントにもう1度行きたいようです。
ただ、ここは満潮付近が狙い目ですが、この時間帯はソコリ真っ只中です。

俺としては昼間でしかもソコリでの実績が皆無なので気が進まなかったのですが、他のアテも無いのでここで頑張ることにしました。

始めてみると、モロにベラっぽいアタリが何度もあり、ルアーを持って行きますがフッキングに至らず、かつフッキングしても嬉しくない状態です。
Tは熱心にやっていますが、俺は1時間くらいで集中力が切れてしまい、車に戻って仮眠をしていました。

Tはその後1時間ほどがんばったみたいで車に戻ってきましたが、第一声が「もうちょっと水深あるとこ行こう」でしたので、やはりやり辛かったんだと思います。

***

残された時間はあと1時間です。
こうなったら、大移動はできませんので、最初のポイントに戻り、俺はエギ、Tは根魚を狙うことにしました。

ポイントに着くと、立ち位置からして向かい風が吹き始めていて、エギはかなりやりにくいです。
また、夕方になるとポツポツ出てくるカマスも、まだ気配が無いようです。

Tは港内に入っていると聞き取りをした情報を基にカマス狙いをしていましたが、結局何も起こらずに16時にタイムアップとなりました。

***

そんなわけで、ほぼ18時間にわたるトライアスロンは、俺がコウイカを1キャッチ、Tがカマス、メバル、カサゴ、ベラ、フグの五目(俺は三目だと主張しましたが、本人は五目と言います)という結果でした。

まあ、相変わらずショボいっちゃショボいのですが、Tはメバルカサゴをキャッチできたので、そこそこ満足してくれたみたいです。
本当は夕方の満潮に合わせて、もう一度メガメバルをやりたかったんだと思うのですが。

***

このトライアスロンをもって、俺も冬合宿の釣りを終了しました。
伊豆には1/5までいたのですが、滞在先の雑事モロモロをやらないとならなかったので、最終日は釣りはナシとしました。

よって、冬合宿の結果は、カマス2キャッチ、小カサゴ1キャッチ、コウイカ400グラム1キャッチという、ショボいんだか良いんだから微妙なものでした。
まあ、まったく鳴かず飛ばずのときもあることを考えたら、良かったんだと思いたいです。

***

ちなみに、最近は合宿で伊豆に来たときは、そこそこ走っているのですが、今回もランニングのウェアを持参していました。

昨年の年末から、忙しいやらメンドクサイやらで、全く走っていなかったため、少し体重も増えてきており、ここらで気合いを入れようと元日の夕方に走ることにしました。

まず、海岸近くまで下り、海岸沿いに走った6キロくらいから10キロ半くらいまで延々と上りになりました。
この登りが標高差で500mくらいです。

まあ、これがキツいキツい。
2キロくらいまでは頑張って走ったのですが、途中で力尽きて、その後2キロ半くらいは黙々と歩きました。
何せ爆風の中ですので、寒さで体力も奪われます。

なんとか登りきって、後は下りで5キロ近くを戻るだけです。
ところが、あと1キロくらいになったころに、まったく力が入らず、しかも眠気を催すような状態になってしまいました。
おそらく、登山で言うようなシャリバテに近いような状態だったと思います。

そんな散々な新年初ランは、15.5キロを1時間54分、キロあたり7分20秒というダメダメな結果となりました。

***

さて、年が明けると、伊豆にはおそらく3月に本流&渓流メインで行くことになります。
その前に、多摩川で鯉を狙ったりするのかな、というところです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/07/20

プレ夏合宿2013: 初日 プチトライアスロン

さて、プレ夏合宿の実釣編です。
まずは初日、怒涛のプチトライアスロンです。

つか、プレとかプチとか、うざいね、俺。
怒涛なのにプチやし。

***

同行の宿敵Tに土曜の0時にピックアップしてもらい、一路伊豆に向かいます。
道中、小粋な猥談で盛り上がってきたあたり、ちょうど小田原までもう少し、という頃です。

俺が今回ウェーディングシューズを新調した話をすると、急にTが叫びます。
どうしたどうした、と聞いてみると、ウェーディングシューズを忘れてしまったとのことです。

出た、出たよ。
Tは、結構こういうことあります。
アジ泳がせてて、いざイカが抱いたらヤエンが無い、とか。
一度は、一人で宮城の渓流に行ったらしく、現場についてリールが無いことに気付いたそうです。

で、今回はウェーディングシューズです。
取りに帰るか、と聞くと、いや、その辺で安物のウェーダーを買う、と。

つか、夜中の1時近くでどこが開いてんだよ、と思ったらありました。
平塚と小田原に店舗がある量販店の「かめや」だったら開いてるんじゃないだろうか。

というわけで、そのまま小田原のかめやに直行しました。
結局買ったのは、ブーツフットウェーダーではなく、ウェーディングシューズでは無いフェルトスパイクシューズでした。

実際、こういう磯とかテトラとか堤防とかゴロタを歩く用のシューズって、ウェーディングシューズとして作られてないので、いつも使っていると生地とかが傷んだりと劣化が激しいと聞いたことがあります。
が、今回は数時間真水の中で使うだけなんで、いくらなんでも1日くらいは持つでしょ、という俺のリコメンに載せられて約4000円でお買い上げです。

こんな感じで回り道をしつつ、伊豆に向かいました。
滞在先に置いてあるスパイクシューズをピックアップして河津の河口に到着したのが午前3時でした。

***

軽く酒飲んで軽く猥談して軽く仮眠して、6時から入渓しました。
まずは、途中で目に付いた峰大橋に入ってみます。

橋の下の淵から、通らずになるちょっと上まで小一時間やってみましたが、先行するTにチェイスがあり、かつヒットしたのですがバラしてしまったそうです。
この時点の水温は18度と若干高めですが、これからもっと上流部に行くので期待できます。

本来なら大堰堤コースとなるのですが、現在このコースは終盤部が釣りができず、かつ退渓路も無いため断念です。
そこで今回は別のコースを行きました。

このコースは流れが太くてやや遡行が大変ですが、気持ちよくて好きなコースです。
雨で増水していて大堰堤コースが難しいときに入ることが多いので、遡行が大変なイメージを持っているのかもしれませんが。

一応、恒例の

  • 先行者がキャッチするかバラすと先行を入れ替わる
  • 後行がキャッチすると先行と入れ替わる

という、「気合い入れておかないとずっと後行になっちゃうぞルール」でTの先行でスタートしました。

実際にこのルールで、部隊長さんにずっと先行されたことありますし。
むきー!

そんな感じで釣り上がります。
比較的川幅があるので、竿抜けになってそうなところをダウンとかダウンクロスで丁寧に狙っていると、ごくたまにチェイスはありますが、ヒットには至りません。
Tもたまにチェイスはあるみたいですが、やはりヒットしないみたいです。

結局3時間ほど進んで、通常の退渓点が見えてきました。
ここは川が二手に分かれるので、Tが右岸、俺が左岸を攻めます。

そして、限りなくアップに近いアップクロスで流れの向こう側の岩の多い緩流帯にアレキサンドラ5Sのグローヤマメをキャストし、流心にさしかかろうとしたときにヒットです。
サイズはそうでもないですが、やっとヒットしたのも束の間、流心に揉まれてバレてしまいました。

でも、なんとなくまだキャパがありそうに思えたので何投かしていたのですが、ダウンクロスでゆっくりと移動させていたときに、やはり流心に差し掛かる寸前でヒットしました。
今度はバレることなく無事キャッチできました。

Imgp1988_h480

サイズは18-9センチと小振りですが、ヒレのキレイなアマゴでした。

この直後にTと合流しましたが、俺がキャッチできたことを知って猛烈に焦っています。
そんな状況で、まだまだヤリ足りないので、このまま釣り上がることにしました。

俺も河津川に通いだして6年を過ぎましたが、実はここからの区間は初めてなのです。
水量とか水質とか流れの緩急とか落ち込みとか岩とか、ものすごく良かったです。
今までは大堰堤コースがナンバー1だと思っていたのですが、この区間も捨てたもんじゃないです。
Tもこの区間を非常に気に入っていました。

Imgp1987_h480

そして、途中でTがやっとキャッチしました。
サイズこそ俺のより小さいU20でしたが、サゲチンのツートップでやっている俺らの釣りとしては珍しいダブルキャッチを達成です。
さらにTは数回バラシていました。

俺は途中で完全に集中力が切れて、Tの後ろを雑に撃っていくだけになってしまいました。
気分のムラの多い典型的ラテン野郎のTに「集中力切れてるねえ」と指摘されるほどのダメっぷりでした。

最後は見慣れたところに到着したのでそこから退渓したのですが、7時過ぎに入って12時半過ぎまでのトータルで5時間半、休憩ナシ退渓ナシのぶっ通しでした。
しかも、結構強い流れの中なので、思ったより疲れました。

なんか、釣果は大したことない(どころかショボい)のですが、長丁場じっくり渓流を楽しめました。
ここは、中間点から入って2時間~2時間半のコースとして楽しむのも悪くなさそうです。

***

13時過ぎに車に戻り、着替えと片付けを済ませてからは海モードです。
が、トータル6時間半の渓流ですっかり空腹になったので、まずはランチをすることにしました。

南下しながらヨサゲな店を探し、ガツガツとメシを食ってから次の目的地の堤防に到着しました。

この時点で14時半を過ぎています。
当初の予定では、渓流を終え、西伊豆の堤防を終え、今向かっているところの終盤というところです。
が、予定というのは変更するためにあるのです。

この堤防、キャパはあるのですが、土曜日にも関わらず釣り人が少ないです。
カゴ師がポツポツ、投げ師がポツポツ、ファミリーが少しでルアーマンはいません。

一応、堤防先端に陣取り、外洋向けに俺はトップウォーター、Tはジグをフルキャストしますが、潮目、鳥、海面のざわつきなど、全く回遊魚の気配を感じません。
Tに至っては前夜からロクに寝てないので、堤防に大の字で大イビキで寝始めてしまいました。
俺はもうちょっと頑張ってみたのですが、Tのα波にやられてキャストしながらも眠くなってしまい、座って少し眠りました。
20分くらいウトウトして、もう期待できないので16時前にTを叩き起こして移動することにしました。

***

小一時間北上して、今度は東伊豆の堤防です。
この時点で「ゴロタのヒラスズキ?何それ?」、トライアスロンと言っていいのか悪いのか、という状態になっています。

目的地に着き、ちょっと駐車に手間取ったので、17時過ぎにテトラに入りました。

堤防にはカゴ師が沢山いますが、青物が釣れている様子ではなさそうです。
俺は相変わらずトップウォーター、Tはジグを投げています。

しばらくすると、Tに何かがヒットしたようです。
キャッチしたのは25センチ前後くらいのエンピツカマスでした。

Tは20グラムのジグで、しかもリアにトリプルフックを付けているのでこれが見事にカマスに的中したようです。
また、Tは9フィートで負荷30グラムくらいのシーバスロッドを使っているので、そこそこ食い込ませることはできるようです。
アクションとかのパターンを見つけたみたいで、20センチ前後のエンピツを連発してはリリースしています。

ちょっと俺も釣ってみるか、とスピンテール(湾ベイトみたいなヤツ)をキャストしてみます。
確かにアタリはあるのですが、ロッドが固すぎるのか、バイトを弾いて乗せることができません。

やっぱり浮気はいかん、とトップに戻して黙々とフルキャストを続けていたのですが、そろそろ終了時刻の18時半が近づいてきた段階で、「渓流:俺=T」「ソルト:俺(ボウズ)<T(キャッチ)」「トータル:俺<T、これダメ!」というゲスい気持ちが芽生えてしまいました。

そこで、ちょっとTにタックルを借りてちょいと一匹だけかカマスを釣っておきました。
これで「渓流/ソルト: 俺=T」が成り立つね。
まあ、おカマプレイに関しては、俺は1匹でTは20匹くらいなんですけどね。

そんなわけで、12時間ちょっとにわたるプチトライアスロンが終了しました。
2種目だからバイアスロンですけどね。

***

今回は、珍しく天気が良かったのが何よりでした。
あと、この日は午後風が吹いて曇っていたので、灼熱堤防という感じでなかったのもよかったです。

さらに、後から考えると釣果はものすごくショボいのですが、渓流もソルトも楽しみ切ったという気がしています。
俺だけで言えばソルトは不完全燃焼ですけど、Tはエンピツオカマでも喜んでいました。

というわけで、初日の結果でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/07/18

プレ夏合宿2013: 準備編

クソ暑くなってきました。
もう完全に夏モードです。

というわけで、先週末の3連休、プレ夏合宿として伊豆に行ってきました。

今回は3日間のうち、月曜(祝)は滞在先の用事に付き合わないとならないので、実質釣りができるのは土曜日曜の2日間になります。
また、日曜はおなじみ部隊長さんがお付き合いくださるとのことです。
よって、土曜に誰か一緒に伊豆入りしないかと誘ってみたところ、宿敵Tが参戦することになりました。

実はこの時期、毎年結構な確率でTと一緒に伊豆でトライアスロンをしているのです。
ところがこれまたかなりの確率で雨にやられているのも事実です。
今年はどうなんでしょう。

***

当初の予定は、こんな感じです。

  • 7/13(土)
    05:00 河津川入渓、尺アマゴの入れガカリに漢泣き。
    08:30 退渓し、一路西伊豆に向かう。
    10:00 西伊豆の堤防でショアジギング&弓角、サバソウダイナダワラサカンパマサの猛烈な引きに腕が痛くて漢泣き。
    13:00 南伊豆の堤防でショアジギング&弓角、サバソウダイナダワラサカンパマサの猛烈な引きに腕が痛くて漢泣き。
    16:00 東伊豆のゴロタで遊び半分でヒラスズキ狙い。80アップ数本のヒレで体を傷つけられて漢泣き。
    18:00 釣りを終わり、温泉であまりの極楽に漢泣き。
    20:00 滞在先に行き、本日の獲物に舌鼓。あまりの美味に漢泣き。
  • 7/14(日)
    午前 部隊長さんとカヤックで伊東湾に出航。巨大シイラに300mくらい引っ張られて漢泣き。

そうなんです。

今回は、渓流とショアジギングと弓角に加えて、部隊長さんが最近仕入れたカヤックでのオフショアもやるのです。
約3年前、インディアンカヌーもといカナディアンカヌーで沼津西浦の海を荒しまくったパイレーツオブスルガワンが、カヤックに身を転じてパイレーツオブイトウワンとして復活ロマンポルノです。

***

さて、持ち込んだ装備です。

渓流は

  • 5フィートロッド+2000番ハイギヤリール+4ポンドナイロン+ルアー
  • ウェーダー+ウェーディングシューズ
  • タックルベスト
  • ランディングネット

と標準的なものです。

ただ、ウェーディングシューズが今回新品となりました。
春合宿が終わった段階で、ウェーディングシューズを見てみると、俺の歩き方の癖なのか、フェルトの外側(両足ともに小指側)がかなり減っていました。
なるほど、歩きにくいもんだ、と思い、約2ヶ月半、どうするのか考えていました。

とりあえず釣具屋に行って、ソールの張替えの値段を聞いてみてもらうと、7000円ほどするとのことです。
それなら自分で張り替えた方がマシじゃボケェと思ったのですが、何せ雑な俺のこと、一回で成功するとは思えないのです。
よって、まず新たに一足買っておいて、ゆっくりと張り替え方を調べたりしながらスペアとして旧シューズを仕上げていくことにしました。

次は青物タックルです。

  • ショアジギング:9.6フィートライトショアジギロッド+4000番リール+PE2号+フロロ30ポンドリーダー+ジグ(30~40グラム)/トップウォーター
  • 弓角:3.9m投げ竿+弓角リール+ナイロン4号+天秤+フロロ6号ハリス+弓角
  • ライジャケ
  • スパイクシューズ
  • クーラー

そして最後はカヤックフィッシングタックルです。
部隊長さんに何を釣るのか聞いてみたら、「何が釣れるかなあ」との返事です。
まだ、カヤックの処女後悔が終わっていないらしく、よってあまり明確に狙いどころが無いみたいです。

何せ部隊長さんは、カヌーを一度「沈」させている剛の漢です。
沈になれて、むしろ沈をしにいくんじゃないだろか。
俺も沈するのかなあ、やだなあ。
タックルとか無くなるのやだなあ。

もしかして、今回は釣りじゃなくて、前回沈して奉納したタックルをサルベージしに行くのかも!
しかも部隊長さんが鵜匠で、俺が鵜の役割なのかも!
一応、シュノーケリングの道具も持っていっとこうかなあ。

で、タックルを聞くと、部隊長さんはベイトのライトジギングタックル2セットで、ジグとタイラバ、あとは一応エギを持っていく、とのことでした。
よって、俺は青物一本槍にすることにしました。

  • 6フィートジギングロッド+4000番リール+PE2号+フロロ30ポンドリーダー+ジグ(30~40グラム)/トップウォーター
  • ライジャケ

もし沈したときに、ロッド以外を気にしなくていいように、ジグもプラグもその他もすべてライジャケに装備しました。
ジグの重さでライジャケが浮くのか心配です。

***

そんなわけで、準備は万端です。
いよいよ実釣編です!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/05/10

[春合宿2013] 5/1-2 運命の2日間

春合宿が終わって1週間近くが経ちます。
シャバに戻ってからガッツリと仕事モードに入ってしまったので、まだエントリを書ききれていません。

すでにエントリしている4月28日と29日(および少しだけシャクった30日)は連休前半、休日の結果です。
俺の中では、連休の間の平日の5月1日と2日、ここが勝負ドコロだと思っていました。

そんなわけで、この2日間はギッチギチに命を削ってきました。
合宿中のひとりトライアスロンです。

***

まず5月1日です。

早朝目を覚ましたら、雨が降っていました。
この雨の中を突撃する元気はなく、二度寝をし、再度8時ごろに目が覚めたら雨が止んでいました。

すぐに家を出て狩野川に向かいます。
まずは9時半から11時半まで一箇所目、12時から14時までの二箇所目と本流をやりました。
とにかく集中を切らさずにキャストし続けましたが、ノーチェイスノーバイト。
しかも二箇所目では、スタメンクラスのルアーを3ロストしてしまい、本流戦力に大きなダメージを受けてしまいます。

せっかく雨が降ったので、雨だと爆発する支流に行ってみるとすでに先行者がたっぷりです。
平日だぜ?どいつもこいつも、仕事しろ!

それから上流部の渓流域に行きましたが、この後の予定を考えると1時間も無いんで、ものすごいハイスピードで撃てるとこだけを撃っていきました。
そんな雑な釣りしているから、もちろんノーチェイスです。
この時点で16時です。

***

ここから、河津川河口でヒラスズキを狙うべく、天城越えです。
車内で「天城越え」のサビ部分のみを熱唱しながら河津に向かいます。

河津川の河口部に到着し、ブーツフットのチェストハイウェーダー、ライジャケに着替え、ライトショアジギロッドと格好だけはイッチョマエのハードコアソルトマンです。
上げ1分くらいの17時半から上げ6分くらいの20時まで黙々とルアーをキャストし続けました。
いえね、数年前の春合宿でファンタジスタS君がヒラスズキ釣ったもんで、俺にも釣れんじゃねえかと思いまして。
結構周りに釣り人もいたんで、最近調子いいのかと思いましたが、もちろん異常なしでした。

ついでに、ウェーダーのソールが左右ともワニさんになってしまいました。

***

それから、一気に北上です。
東伊豆のあたりでポツポツと雨が降ってきたのですが、さらに北上すると雨は降っていません。
なんて強運!
21時半にメガメバルポイントに入り、22時過ぎの満潮に備えます。

最初の立ち位置で波の感じとか藻の感じとかをチェックしていると数投で小気味良いアタリです。
あまりにも引かないので気のせいかと思ったのですが、キャッチしたのはネンブツダイでした。

それから払い出しを探して何箇所か、メガメバルのためにメガテトラを上がったり降りたりをしていると、釣りを始めて30-40分くらいでポツ、ポツ、と雨を感じました。

うわあ、どうしようかな、と思っているうちに雨足が強くなってきます。
このメガテトラが濡れたら通常の3倍怖いんで、速攻で一旦車に戻ることにしました。

車に戻った瞬間くらいにドバーっと本降りです。

南下してイカができそうなところを探したりと2時近くまでウロウロしましたが、結局この日はこれにて終了でした。

***

そして5月2日です。
「運命の平日」2日目です。

朝5時半くらいに起き、この日は河津川に向かいました。

何せ、今回の合宿、いや、今年の俺のトラウトの主目的は「ザ・本流でザ・本流タックルを使って、ザ・本流アマゴをキャッチする」というものです。
なので、3月からずっと河津には入っていなかったのです。

でも、このままだと河津やらずに終わりそうな気がしたので、午前中に入渓することにしました。
7時半にいつもの大堰堤コースから入ったのですが、渓相がかなり変わっています。
水は相変わらずのジンクリア(は言い過ぎか)、流れも申し分なし。

でも、なんかコケっぽいのです。
そしてヌルっとした岩も多い。
途中で、水中のなんてことない平たい岩に普通に足をついたら、そのままヌルーっと滑って右半身チンしちゃいました。

で、魚の様子ですが、ダウンでしかチェイスがありません。
途中からアップでのチェイスやフックに触るようなこともあったのですが、結局、12時までの4時間半と言う近来マレなほどじっくり時間をかけて攻めてみたのですが、チェイス多数でノーキャッチでした。

魚の警戒の仕方とかを考えると、先行者がいたのか、連日攻められててタフっているのかと思いたいです。
でも、おそらくこの日は朝から俺しか入ってないでしょうし、連休とは言え平日の3日目です。

途中、川沿いで木が倒れていたり切られていたりと多数目撃したので、それらが環境を変えたんじゃないかと不安になります。
それによって、上記のようにコケっぽくなっていたり、などなど。

***

さてお昼になりました。

このまま河津の下流部の本流をやろうかと思ったのですが、駐車場所とか入渓地点がイマイチわからないのです。
またもや天城越えをして狩野川本流に行こうかとも思いましたが、前日のルアーロストで戦力的に不安があります。

何よりも、午前中の集中と沈水でもう一度川に入る気力が少し萎えていました。
というわけで、アオリを狙うことにしました。

13時から開始しました。
風向きも風量も悪くなく、釣りやすいのですが、なんか潮がノッペリとして期待感が薄いです。
堤防ではコマセメジナ師がポツポツと釣っているので、決して悪い潮ではないのだと思うのですが。

2時間ほどシャクり続けましたが、やはり異常なしでした。

***

一旦帰宅し、満潮に合わせて22時から河津河口で部隊長さんとヒラスズキ狙いです。
2時間ほどで諦めたのですが、満潮付近の潮の感じは実に期待感を煽るイイ感じでした。

ただ、この夜はものすごく気温が下がり、かつ冷たい風も吹いていたので、少し風邪気味だった俺には相当ツラかったです。
何も起こらずに、1時くらいに帰宅しました。

***

そんなわけで、「運命の2日間」ですが、ネンブーが1匹とフックタッチを含むアマゴのチェイスが1回だけ、あとは何も起こらないというトライアスロンでした。

ちなみに、俺の中では多種類の釣りを1日とか2日とかで行うことをトライアスロンと行っていますが、「トライ」ってのは「3」という意味なので、3種類の場合だけがトライアスロンなんですね。
なので2種目の場合はバイアスロンって言うんすね。

今回は、トラウト(本流+渓流)+ヒラスズキ+根魚+アオリなんで、テトラアスロンとかペンタアスロンとか言うのが正しいのかもしれないです。
が、今後もトライアスロンで統一しますね、今さら変えれねえ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/12/08

プチ合宿初冬2012 - 最終日

さて、初冬のプチ合宿の最終日です。

元々、この合宿は数週間前に行くつもりだったのでした。
そして、テーマとしては、メッキをマジメに狙うというものでした。

とりあえずこの日は平日で、単独釣行なので、しっかりとメッキを狙いに伊豆半島を南下することにしました。

***

[12/3 4:30-7:00]
メッキをマジメに狙うといいながらも、アオリの誘惑はあるわけなので、まずは朝マズメにエギをやることにしました。

予報からも相変わらずの北東爆風と大ウネリは予想できたので、ちょうど風裏にあたるポイントに入りました。
堤防には俺しかいません。

風裏とは言え、風が巻いて色んな方向から吹いてくるのでラインを出しすぎると釣りになりません。
よって、キャストして着水してラインを回収してまっすぐになった時点で、いつものようにフリーフォールにはせず、テンションフォールをしました。

そして2投目、最初のフォール中に違和感を感じたので、すかさずアワセてみると乗りました。
なかなか引いた気がしたのですが、足元まで寄せてライトで照らしてみるとガッチリフッキングしていて、かつあまり大きくありません。
ちょっと高さがある堤防ですが、慎重に抜き上げました。

Imgp1793_h480

キャッチしたのは400グラムでした。
今年の正月以来のアオリの釣果にテンションがあがりました。

もしかしたら、荒れた外海を避けた群れが入っているのかもしれないと、白目を剥いてキャストを続けましたが、結局この1杯だけでした。

途中、近くの港の様子を見に行って、やっぱりダメなのを確認して戻ってきたら、時々ナブラが沸いています。
あまり派手ではない、規模の小さな高速ナブラだったのでソウダなのかもしれません。

堤防目の前の30メートル程度の距離だったので、慌ててショアジギタックルを車に取りに行ってミノーを投げてみました。
が、良いタイミングでナブラに遭遇できず、わりとすぐにナブラは収まってしまいました。

***

[12/3 8:30-10:30]
エギを終了し、南下開始です。

今年の正月に楽しめた川に着いて、早速ミノーのトゥウィッチングです。
河口から釣り上がり、ある程度上がってから対岸を釣り下る予定です。

南の海もどこも爆風とウネリですが、川は風もなく水面も穏やかでポカポカと暖かいです。
これは期待できます。

水中にはイナっ子の群れが大量にいますが、肝心のメッキのチェイスはありません。
折り返してちょっとしたくらいに、かなり小さいメッキのチェイスが数回ありましたが、どれも群れではなく、単発のチェイスでしたので後が続きません。

もうそろそろ終了か、というころ、高速トゥウィッチをしてそろそろピックアップというころに、ものすごく小さい何かがミノーに突っ込んできました。
もしかしたら、単に飛び出してミノーに轢かれただけかもしれません。

Imgp1794_h480

奇跡的に口元にフッキングしたのは、全長3センチくらいのフグでした。
おそろしくアグレッシブなヤツです。

結局、ショボいチェイスのみでこの川は終了となりました。

***

それからさらに事前に調べていたいくつかのポイントに行ってみましたが、漁港は爆風で釣りができず、川はどこから手をつけていいのかわからないような状況なので、北上しながら寄れそうな場所をチェックする作戦にしました。

***

[12/3 11:00-11:30]
途中にあるサーフの駐車場で海を見ていると、サーフの端にある地磯でイイ感じのサラシが立っています。

Imgp1795_h480

波が来ると、この写真に写っている一面が炭酸シュワーって感じになるのです。
そして、地磯そのものも、波をかぶるわけではなく、簡単にアプローチできそうです。

脳内に「ヒラスズキキャッチ!」という文字が浮かびました。
ライジャケとかスパイクシューズは用意していないので、危険の無い範囲で狙ってみることにしました。

気分はムラコシセイカイという感じでサラシに向かってミノーをキャストし続けました。
が、良く見ると大荒れの影響か、かなり底が巻き上げられているようで、にごりがあり、かつミノーに毎回ゴミがついてきます。

結局ヒラスズキどころか、まともにルアーを泳がせることができなかったので、30分で終了としました。

***

[12/3 13:00-14:30]
そのまま北上を続け、結局たどり着いたのが朝イチにアオリをキャッチした港です。

相変わらずの風裏ですが、朝以上に風が巻いて釣りにくいです。
結局、1時間半ほど粘ってみましたが、気配さえも感じることなく、プチ合宿を終了しました。

***

というわけで、プチ合宿兼トライアスロンの結果です。

  • アラカブ:20センチ×1、15センチ×1
  • メッキ:チビのチェイスが数回
  • カマス:ラインを切られただけ
  • ヒラメ:何も起こらず。ルアーロスト1
  • アオリ:400グラム一杯
  • 青物:気配は感じたが、ヒットなどはせず
  • ヒラスズキ:ゴミに悩まされる

すなわち、アラカブ2匹にアオリが1杯、どれもサイズはこじんまり、という感じです。

とは言え、丸2日とちょっと、みっちと釣りをするのがかなり久しぶりなので、その意味では楽しかったです。
もうちょっとコンディションが良くて、できることをすべてやって、出せる技をすべて使ったのでしたら「やり切った」と言えるんですが、そこまでには至りません。

次はおそらく年末年始の恒例冬合宿です。
そこでギャフンと言わせてやります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/12/05

プチ合宿初冬2012 - 初日&2日目

12/1土曜から12/3月曜にかけて、伊豆に行ってきました。

久々の釣りで、プチ合宿です。
結果として、トライアスロンになってしまいました。

***

まず、準備していたタックルは、エギタックルとメッキや根魚用の本流トラウトタックルでした。
ところが部隊長さんに伊豆に行くので時間があったら遊んで欲しい旨を連絡すると、まだ青物の回遊もあるとのことなので、ショアジギタックルも追加です。
あとはカマスが釣れているらしいですが、これは特に何も準備しませんでした。

準備は万端、死角ナシです。

***

土曜の午前中にこっちを出て、伊豆には昼過ぎに着きました。
当初、週間予報レベルでは3日間とも概ね晴れるとのことでしたが、前日の予報では月曜に少し雨が降る、とのことでした。

で、伊豆に着いたらいきなり雨に降られます。
なんか幸先良くないです。

***

[12/1 15:00-16:00]
まずはウォーミングアップとして、近くの漁港に行きました。
現場は北東の爆風と、堤防やテトラが潮をかぶるくらいの大ウネリです。
まさにサゲチン健在です。

数投エギを投げてみましたが、全く釣りにならないので、ジグに変えてみました。
もちろん、気配も無いので釣れるわけなく、あっさりと諦めました。

***

[12/2 5:00]
この日は部隊長さんに一日付き合ってもらうことで、まずは待ち合わせの場所に行きました。
現場はもちろん爆風と大ウネリですので、プランを考えた後、近くに移動することにしました。

***

[12/2 6:00-7:00]
ここではアラカブ(カサゴ)狙いです。
この場所はかなりの高確率でピンポイントにナイスサイズが着いています。

現場に到着すると、本命の立ち位置付近で定置網の荷揚げ?をやっていたので釣りができません。
少し離れたところから、ピンポイントを狙っていきました。

根魚のルアーですが、1-2年前まではジグヘッドを使っていたのですが、ロストが激しいのと、ウェイト調節のために複数買っておかないとならないのが面倒(要はもったいない)なので、ここ最近はフライフックにガンダマを使っています。
スプリットショットリグというよりは、フックのアイのあたりにガンダマを打つので実質ジグヘッドと同じようなもんです。
ただ、スイミングのバランスはどうかと言われるとちょっと自信は無いのですが、泳がせてみると大丈夫そうなので。

ストローテールグラブの黒にシルバーのフレークが入ったヤツを上記リグにセットして根回りをトレースしていました。
すると、数投後、根に触れた感触があったので、ほんの気持ち浮かせてみるとコツンと感じました。
すかさずスウィープにアワセてみると、ヒットです。

Imgp1787_h480

寄せてくると、なかなか引いて下に突っ込んでくれます。
無事ランディングできたのは、20センチちょいくらいのアラカブでした。
思ったよりサイズは出ませんでしたが、バスで、ショートバイトに反応できたような嬉しい気分です。

少しして、漁港の作業も終わったようで、本命の立ち位置に入ることにしました。
部隊長さんからは「(立ち位置は)右がいい?左がいい?」と聞かれたので、なんとなく左を選びました。

そして数投したところ、部隊長さんにヒットです。
ロッドが尋常じゃないくらい満月になっています、でかそうです。

水面に姿を現したのは、見たこともないようなでかいアラカブでした。
落ち着いて部隊長さんがランディングをキメたのは、31センチの堂々の尺アラカブです。

Imgp1790_h480

まるで自分が釣ったかのように、写真を載っけておきます。
それにしても、顔もでかいし体もでかいと、迫力のある魚体でした。

その後すぐに俺にヒットし、キャッチしたのは15センチ強くらいのチビでした。
明るくなってきたし、まずは満足できたので移動です。

***

[12/2 7:30-10:00]
待ち合わせをした港に戻り、まずは堤防の青物の様子を伺いました。

青物は回っていなかったのですが、カマスが沸いているようで、天秤にカマスバケを数本付けた仕掛けで狙っている人が大多数で、それぞれがバケツ一杯ずつくらいキャッチしていました。

ただ、俺も部隊長さんも、その中に割って入ってオコボレを釣るってのも好きではないのでカマスは無視です。
港内を移動しつつメッキを狙うことにしました。

ずっと歩きながら部隊長さんはワーム、俺はミノーを打っていきますが反応がありません。
やっぱり難しいかと思ったある場所で、部隊長さんのワームにギンガメの群れがチェイスしてきました。
サイズは小さい群れですが、なかなか数もいて、それから2人で熱くなって必死でやってみましたが、すぐに群れはいなくなってしまいました。

再度堤防に戻ってみるとカマスフィーバーが終わったみたいで、数人の人がやっているだけでした。
ポツポツは釣れているみたいなんで、我々もちょっとワームで狙ってみることにしました。

ただ、完全な向かい風なんで、根魚タックルに軽いジグヘッドでは飛ばない沈まないと難しいです。
ガンダマを思いっきり付けて、なんとかやっていると、隣の部隊長さんにヒットです。
が、かかりが浅かったみたいで、水面でポロリでした。

その後、俺はアタリがあったけどラインを切られただけでした(4ポンドだったんで)。
が、部隊長さんは執念でヒットさせ、1キャッチしていました。

まあ、オカズ狙いだったらカマスバケとかでやるのがいいんでしょうし、ワームでやるにはあまり面白い釣りではなかったです。

***

[12/2 11:00-14:00]
今度は風裏が期待できる別の港に移動しました。

ここはサーフがらみでヒラメとかが狙えるそうです。
11センチのミノーやジグでやってみましたが、全く反応がありません。

重めのジグヘッド+ワームをキャストしていた部隊長さんにソゲのチェイスがあったときには一瞬我々の活性が上がりましたが、それだけでした。

この港は風向きもOK、ウネリもOKなので、外向きの堤防に移動してエギを投げてみました。
が、払い出し感とか海藻とか、全体的にイマイチな感じでしたので、小一時間でエギは終了としました。

***

その後、再度最初の港に戻ってみましたが、相変わらずの爆風と大ウネリのため、これ以上がんばる気力が起きず、この日は終了としました。

結果的には朝イチのアラカブとカマスだけだったのですが、色んな釣りを楽しめました。
部隊長さん、いつもながら、ありがとうございました。

最終日に続く!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/08/08

プチプチトライアスロン

先週末のことです。

相変わらず、西湘方面に青物狙いに行くか、近場でナマズをメインで手軽にやるのか迷っていました。
結果として、西湘の調子がイマイチなのと、翌日に酷暑になる前の早い時間からをやることにしたので、お手軽コースとなりました。

が、ナマズも調子悪いのは相変わらずなんで、ちょっと趣向を変えることにしてみました。

近所に、バス(スモールが多いらしい)が釣れるという場所があるらしいのです。
じゃあ、未明にナマズをやり、マズメからバスをやってみようと思ったのです。

そこでおなじみ店長Qに連絡してみると、参戦するとのことです。

最近店長は、何を血迷ったのか、ノベ竿によるバスのエサ釣りをやっています。
ついこないだも、20センチクラスのラージとギルを沢山釣っていました。
店長曰く、「エサだとそこにいれば一発」だそうです。

誇り高きトッパーはどこに行ったんでしょう。

***

まずはナマズをやるために2時半くらいにファンタジスタ川に集合です。

今回は時間も限られるので、チェストハイウェーダー履いて川通しに釣り下るような下流コースではなく、いつもの落差工からのコースとしました。

早速開始しますが、全く気配がありません。
つか、鯉の気配すらありません。
週の半ばに雨も降って、ポイントの水の感じもイイ具合に見えるのですが。

結局最後の合流点に到達し、俺が右岸の本流側、店長が左岸の支流側に分かれて攻めていたのですが、ちょっと経った後、向こう側で水しぶきが上がりました。
店長に何かがヒットしたようです。

店長はラッキー13を使って、サブサーフェイスを攻めていたからか、ガボっと出るのではなく、いきなりケミホタルが走って重みがかかったようです。
最初は鯉のスレかと思ったみたいですが、寄せてきてライトで照らすとナマズのようです。

無事ランディングしたのは、63センチのナマズでした。
やられました。
散々通ってる俺でさえ今年はロクマルは出てないのに。

その後支流側を二人でしばらく攻めてみましたが、結局店長に一回バイトがあっただけで、俺はノーバイトで終了しました。

***

4時を過ぎたので、それからバスのポイントに移動し、5時くらいに開始です。
現場はおそらくアユと思われるベイトがピチャピチャやっていて、期待が膨らみます。

俺は本流用の7フィートのトラウトロッドに4ポンドラインを巻いたリールで、メッキ用のスモールトップウォーターや5センチくらいのミノーを投げます。

店長は鯉竿に玉ウキにガン玉に針というオーソドックスな仕掛けで、ミミズを数匹房掛けにしています。

しばらくすると、店長にアタリです。
が、アワセを焦ってしまったのか、スッポ抜けてしまいました。

さらにしばらくして、店長にヒットです。
ものすごい引きから、おそらく鯉のようです。
ちょっとの間格闘していましたが、ハリスを切られてしまっていました。

これで俺もエサをやってみたくなりました。
トラウト用のフックを使ったスプリットショットリグを作り、ミミズをつけてキャストし、底を取りつつゆっくりとサビいてくると、なんか食っている感じがあります。
が、スウィープにアワセてみても乗りません。

そうこうしているうちに、店長にヒットです。
これまたすごい引きで、バスでは無いようです。

今度は竿のタメをうまく利用して、見事にキャッチできました。
釣りあがったのは鯉ではなく、60センチくらいのニゴイでした。

ニゴイってのは雑食のようですが、アユに着いて上がってきてるんでしょうか?

これで一時的にテンションが上がり、俺も色んな方向にキャストをしていると、ある方向でなんか根ガカリとは違う違和感がありました。
一応アワセてみると、いきなりドラグを鳴らして疾走しました。

ちょっとドラグが緩すぎたみたいなので、締めようとすると、そのままフックアウトしました。
あの走りからすると、おそらくニゴイだったんでしょう。

結局その後はテトラ脇のピンポイントなどを攻めてはみましたがヒットも無く、6時半くらいに終了としました。

店長はこの鯉竿で、マルタ、バス、ギル、鯉、そして今回のニゴイと通算5魚種を達成したそうです。
ノベ竿も、デカイのが来ると面白そうだと、ちょっとうらやましくなりました。

***

というわけで、ほんの短い時間のトライアスロン、プチのプチのトライアスロンでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/08/12

夏合宿2011 初日&2日目 トライアスロンリベンジ

実を言いますと、先週土曜の夜に伊豆入りし、今年の夏合宿がスタートしました。
もう半分以上経っていますが、結構充実していて速報のエントリもしていませんでしたので、ここらでまとめます。

***

[初日8/7 渓流編]

到着翌日の合宿初日と2日目は、宿敵Tを迎えて7月のトライアスロンのリベンジをしました。
相変わらずギッチギチの計画だったのですが、現地で情報を集めてゆっくりとしたプランで楽しみました。

まず初日の7日は、部隊長さんにもお付き合いいただき、河津川に出撃です。

Imgp0839_640_2

5:30から8:30までは中流域の峰大橋から佐ヶ野川出合いの少し上流まで釣りあがったのですが、3人ともニジマスを1つずつキャッチ、あとはTにチビアマゴが1つ出ました。

Imgp0844_640

8:30から9:30までは支流佐ヶ野川にTと2人で入りました。
渓相は悪くないのですが、これといったチェイスもありませんでした。

Imgp0845_640

さらに9:30から11:30はおなじみ大堰堤コースです。
ここでも俺とTにニジマスが1つずつ、部隊長さんにチビアマゴが1本という結果でした。

これにて渓流ラウンドを終了しました。
河津川は全体的にシブい状況でした。

あと、3月末の時もそうだったのですが、なんかやたらとニジマスが釣れます。
それもヒレが丸く鼻先もツブレた全く野性味の無い個体ばかりです。

***

[初日8/7 ショア青物編]

退渓後、部隊長さんと別れ、ランチを取った後、16時開始で堤防に向かいました。
情報ではワカシが釣れているとのことでしたので、期待半分のリラックスした気分で臨みました。

堤防の外側ではカゴ師がワカシをごく少しだけ上げていて、堤防内側では投げサビキでウルメが大量に上がっていました。

俺はライトショアジギングタックルで30グラムのメタルジグを投げていました。
一度、おそらくワカシがヒットしたのですが、うまくフッキングせずにバラシてしまいました。

Tは投げサビキをやっていたのですが、周りがそこそこ上がっているにも関わらず、ヒットさえしませんでした。

また、周囲の投げサビキ師のヒットしたウルメにショゴが食って釣れていました。
さらに、釣り上げたウルメに針を打ってキャストしている人に、カマスがかかっていました。

ショア青物ラウンドは19時に終わりましたが、結果として2人ともボーズでした。

***

[2日目8/8 ボート五目編]

2日目は7時から14時まで、手コキボートで釣りに出ました。
用意したのはジグやルアーに、ハリスが4号や5号のサビキ、Tはライトなビシ仕掛けも持ち込んでいました。

ボートを借りた店にポイントや山立ての仕方などを教えてもらい、出航です。
38メートルラインでアンカーを入れて、Tはライトビシ釣り、俺はジギングを開始です。

Tは15号のオモリで底から5m~10mを流すと、イトヨリが連続でヒットしていました。
あとは20センチくらいの小サバもヒットしていました。

ジグは全く反応が無かったのですが、途中で周囲に何かを食い上げている単発のボイルが見られ、ジャンプしているペンペンシイラも見ることができました。
すかさず、ピンテールチューンをキャストして横方向を探ったのですが、ヒットはしませんでした。

その後は2人ともサビキに変更しました。
15号のオモリで底立ち5mで試してみると、20センチくらいの中アジがヒットしました。
さらに次の流しで底立ち10mくらいで30センチを越える大アジがヒットしたのですが、船べりで口切れしてバラシてしまいました。
まあすぐに釣れるだろう、と思ったのですが、アジのヒットはこれが最後でした。

その後、Tが25センチくらいのマダイをキャッチし、以降はポツポツと小サバがヒットしました。
それにしても俺、ヒット数は結構あったのですがやたらとバラシてしまいました。

13時半が近づいたころ、目の前でワカシを思われるナブラが発生しました。
1回目のナブラは二人とも間に合いませんでした。
2回目のナブラがすぐに発生したとき、ワンタックルしか持ち込んでいない俺はルアーやジグに変更する時間がなかったので、そのままサビキをキャストしたのですが、アンカーロープに針がかかってしまい、結局キャストすることができませんでした。
ツータックル持ち込んでいたTはジグをキャストし、ボートの近くまでチェイスがあったのですが、ヒットに持ち込むことができませんでした。

さあ3回目来い、と万全の体制で待機しましたが、残念ながら3回目はありませんでした。

このあたりで14時になり、これ以上のナブラも期待できなかったので終了としました。
結果は、サバ7、マダイ1、アジ1、イトヨリ2というコジンマリとしたものでした。

が、1日ボートに揺られるというのは楽しいもんです。
たっぷり日焼けはしましたが。

***

そんなわけで、いつもの、命を削って削ってまだ足りない、というトライアスロンに比べると、ユルい2日間でした。
リベンジができたようでできていない結果でしたが、まあこんなもんでしょう。
楽しかったです。

さて、夏合宿は続きます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/07/17

トライアスロン2011

6月の終わりごろ、宿敵Tから連絡がありました。

T「来週、2-3日休めない?」
俺「さすがに翌週に2-3日は無理。どこ行くん?秘境?」

Tは、秘境と呼ばれるどっかの奥地の渓流にやたらと行きたがるのです。
携帯も通じないし行って帰ってくるのにマジで3日とかかかるようなところみたいです。

T「決めて無いんだよね。来週一週間休みなんだけど、どうしようかと思って。」
俺「何釣りたいの?」
T「お、食いついてきたね。それを相談しようと思ってさ。」
俺「1日なら無理すれば、もしかしたら・・・」

この時点で俺はスケジュールを見て、休めそうな日をピックアップしていました。

T「土曜夜に出て日曜と月曜一杯とか木曜夜に出て金曜と土曜とかにならない?」
俺「休めるとしたら、木曜のみ。だから水曜夜に出て木曜一杯かな。」

というわけで、無理矢理に木曜に休みを取りました。

さて釣りモノです。
時期的に、渓流がメインなんですが、せっかくだからトライアスロンです。

***

こうなると、Tは一切人任せになるので、俺が企画することにしました。
渓流もやりたいし海もやりたい、となると伊豆ですな。

まず、イニシャルプランが以下の感じです。

21:00 集合&出発
21:30-23:00 第1戦:ナマズ@ファンタジスタ川
1:00-3:00 第2戦:アオリイカ
6:00-9:00 第3戦:河津川中流コース
9:30-12:30 第4戦:河津川大堰堤コース
15:00-18:00 第5戦:青物(ショアジギング&弓角)

今までで、一番多くの種目をこなしたのが、去年のGWファンタジスタS君とやったメバル→イカ→イカ→ヒラスズキ→渓流→ヒラスズキという全4種目6戦です。
今回は6戦は無理だとしても、種目を増やすために無理矢理ナマズを入れました。

そんな感じで週末には、消耗品購入、パッキングなどを行っていました。
タックルだけでものすごい量になりました。

***

そして、翌週に入ったくらいから部隊長さんKid、あるいは現地の釣具屋やネットなどで情報収集を開始しました。
その時点でわかったのが、

  • イカ
    ほぼ終わってて、出合い頭の一発くらいしか期待できない
  • 青物
    堤防からならサバ、ワカシ、ショゴが回っていたが、型が小さくなってきた。

ということでした。
この時点でイカは諦めることにしたのですが、Tが「シーバスやりたい」と言い出したのです。
しかし、潮やタイミングは悪すぎます。
また、水曜の夕方に俺が会議が入ってしまい、21時出発がかなりきびしくなってきました。

そんなわけで、ナマズは諦め、できるだけ早めに伊豆入りし、下げ止まりまでのワンチャンスでヒラスズキをやることにしました。

この時点でのプランが以下の感じです。

22:00 集合&出発&移動
1:00-2:30 第1戦:ヒラスズキ
6:00-9:00 第2戦:河津川中流コース
9:30-12:30 第3戦:河津川大堰堤コース
15:00-18:00 第4戦:青物(ショアジギング&弓角)

***

そしていよいよ出発の日(決行前日)です。
予報を見ると、伊豆は一日中雨です。

伊豆はやめて、サバ船とかあるいは北関東あたりの渓流などを考えてみました。
が、結局どこも天気は良くないみたいですので、大して強い雨にならないことを期待して、伊豆決行としました。

最終プランが以下の感じです。

22:00 集合&出発&移動
1:00-2:30 第1戦:ヒラスズキ
7:00-11:00 第2戦:渓流
15:00-18:00 第3戦:青物(ショアジギング&弓角)

渓流に関しては、まず川を見てみて、入れそうなら入る。
無理そうなら、狩野川に逃げるようなアバウトな感じにしました。
そして持ち込みタックルですが、弓角は取りやめにし、かなり減らすことができました。

さて、いよいよ出発を待つばかりです。

***

帰宅したのが20時半くらい、それからバタバタと夕食と荷物の入れ替えなどをして、やっと22時に出発です。
小田原を過ぎたくらいからポツポツと雨っぽくなってきましたが、あまり雨脚は強くないようです。

休憩無しで走り続け、ヒラスズキのポイントに着きました。
早速準備をしますが、小潮の下げ止まり1時間半前という条件なので、そこそこしか潮が動いていません。

Tは川の中の橋桁付近、俺は河口から外向きを攻めました。
サラシなんかは期待できないので、大きめのミノーを遠投して広く探ります。
時々突風や強い雨に打たれます。

離岸提と突堤の隙間が結構強い流れになっているようで、そこを通しているときに一瞬押さえ込まれるような感触がありました。
これがアタリかどうかはわかりませんが、シーバスのアタリかも、と思えなくもない感触だったので、モチベーションを無理矢理上げて付近を攻め倒しました。

1時間ほどやっていると、さらに潮が下がって毎回何かがひっかかるようになってきました。
そのころは雨も強くなってきて、モチベーションも下がったことだし、2時半くらいに終了としました。

まずは第1戦、共にボーズです。
想定内想定内。

***

ツマミと酒を買ってきて軽く宴会をしてから仮眠をしました。
雨なので車の中にずっといたんですが、結構強い雨が車を叩く音とTのイビキの音でイマイチ寝付けません。

2時間近くウトウトした6時過ぎにTも目を覚まし、とりあえず移動することにしました。

***

サイポスで確認してみると、10センチ近く増水しているようです。
途中で川を見ると、下流部は結構濁っているようです。

まずは現場を見てから判断しようと大鍋川の出合いに行ってみると、増水してはいるようですが、濁り具合はササ濁りといった感じです。
これ、行けんじゃね?ということで、入渓しました。

とは言っても、増水はしていますし、流れは強くなっています。
そうなると、狙える場所は大きな岩の裏とかの流れのポケットになって必然的に絞り込まれるのです。

Kc3i0106_640

何度かチェイスはあるのですが、なかなかヒットには至りません。

しばらくすると、Tにヒットです。
前回GWではバラシまくっていたTですが、今回はきちんとキャッチできていました。
20センチちょっとのアマゴでした。
なんだよ、釣れるじゃん、と2人ともモチベーションを上げて、先に進みました。

落ち込みからのヒラキで淵のようになっているポイントで、かなり押しの強い流心の向こうの岩盤にアップクロスでキャストし、ポーズを入れたトゥウィッチで引いてくると、流心に入る手前でヒットしました。
そのまま流心を下られたので、ドラグを鳴らして抵抗します。
やや焦りながらキャッチしたのは24センチのキレイな体の朱点のほとんどないアマゴでした。
俺もトライアスロンでのボーズを逃れることができました。

写真を撮ろうとしたら、暴れられて逃げられました。

さらに同じ落ち込みで、少し流れが緩まっている岩盤のエグレにキャストするとすぐにヒットしました。
あまり引かないのでゴミかと思ったのは、15センチくらいのマメアマゴでした。

だんだんと雨も強くなり、水量もいくらか増えてきたみたいです。
かつ、Tのウェーディングシューズのソールのフェルトが剥げかけてきました。

あまりモタモタせずに、急いで要所だけを撃ちながら上がっていくと、途中でTがマメを1キャッチです。

そして最後のポイントで、Tがナイスサイズをヒットさせますが、足元でバラシ。
多分、俺の同じくらいのサイズ、24センチくらいだったそうです。

これ以上続けるとさらに増水しそうなので、11時くらいに迷わず退渓しました。

***

予定ではこの後ランチをして昼寝をして、夕マズメ前からジグを投げ倒す予定でした。
が、Tも俺もカカリ気味で、早く釣りをしたくてたまらないわけです。

コンビニでランチを買い、釣具屋に寄ってから13時に堤防到着です。
小雨のせいか、誰もいません。
小雨の誰もいない午後の堤防で爆釣・・・・6年前のセンチメンタルジャーニーを思い出し、テンションが上がりました。

もう気合い入れてジグを投げまくっていたら、地元のオッサンが来ました。
「ここ数日、ルアーでもカゴでもなにも釣れてないら。
XXが調子いいみたいだけどね。」

それを聞いて一気に力が抜けたのですが、姑息な俺らはそのオッサンがいなくなるや否や、現場を小一時間で撤収して、そのXXに向かいました。

***

現場に着いたのが15時くらいですが、結構強い雨が降っています。

ただ、雨宿りしているアングラーもいて、堤防の上では血抜きをするためにバケツに入れられているサバが2本ほどあります。
さあ準備は整った。

雨を避けるヤツは避けろ。
Tはウェーダー履きっぱなしにレインジャケット、俺も上下レインスーツで濡れるてナンボです。
つか、渓流でたっぷり濡れてるからね。

それから3時間。
雨は強くなったり弱くなったりします。
鳥が近づいてきたり、アタリっぽいのもあり、モチベーションは落ちませんでした。

一体何100投したでしょう。
3時間経って、わかりました。
今日、このあたりにいるサバは2匹だけで、すでに捕獲された後である、と。

そんな調子で、18時に終了としました。

明け方にほんの少し眠っただけなのに、その後温泉に入って回転寿司を食い、仮眠もせずにボーイズトークで盛り上がりながら帰宅しました。
まるでシャブ中のように元気でした。

***

久しぶりのトライアスロン、アマゴを各自2キャッチのみという、まさに想定内の結果でした。
一日中雨が降り続くという、コンディションは悪い以外の何者でもない状況でした。

そのわりに、なんか楽しかったです。
渓流はもちろん、ショアジギングがヤケに楽しかったです。

最近、夏の青物は弓角に偏重していましたが、今年はちょっとショアジギをがんばってみようかと思いました。

さて、次に伊豆に行くのは夏合宿かな。
リベンジしたります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/07/04

初夏のトライアスロン2010

先週半ばにふと思い立ちました。
トライアスロンやろう・・・・
というわけで、金曜に突然強引に休みを取り、久々の平日トライアスロンを決行しました。

それにしても、この時期(5月末から7月頭)って歴史的にトライアスロンやってるんですよ。
2009年2008年2007年2006年2005年、と判で押したように継続しています。

***

[0:00-1:00]
自宅を出発して向かった先は10分で到着する多摩川です。
まずはナマズラウンドです。

二箇所の支流流れ込みをサクっと探りますが、どこも増水でシャローがつぶれていて、流れも速くナマズが出そうな雰囲気ではありません。

魚っ気と言えば、岸のブッシュに平行にキャストしたらルアーが直撃したようで定位していた鯉がすごい水音を立てて逃げていったくらいです。

***

[1:30-2:00]
せめてナマズのアタック音くらいは聞きたいと、先日行ったファンタジスタS君自宅付近のドブ川に移動です。

今回は前回のように釣り下りながらじっくりと移動していくのではなく、ピンポイントで前回アタックがあったところを叩きにいきました。
が、ここも増水で、先日とは様子が変わっています。

結局ナマズラウンドはここまで、どちらの川も増水でやられた感じです。
つか、ここ最近たまには降るけど、そんな増水するほど降ったっけ?

***

[3:30-5:00]
途中で仮眠をはさんで西湘真鶴方面に移動し、イカ狙いをします。
今回は時間をかけるつもりは無いのでエギです。

ここは沖に向かって突き出している堤防なので先端と両岸で釣りができます。
先端部に餌師がいたので、まずは堤防左岸から正面(すなわち沖に90度)にキャストをしました。
すると沖方向(斜め右方向)にイイ感じで払い出しているではないですか。

すぐに隣のエギ師とかウキ師の邪魔にならずに堤防斜め右方向にキャストできる立ち位置を探して移動します。
そして移動後の一投目4時ごろ、フォール後のダートでやけに押さえ込まれるような違和感を感じました。

Imgp1418_640

アワセてみると乗りましたが、200グラムくらいのケンサキでした。
なんかブレブレの写真ですんません。

その後、漁船が頻繁に出港しだして、フォール中のラインに触れたようで(巻き取り間に合わず)、結構な距離をロスト(エギは生還)してしまいました。
この状態だとフルキャスト後のフォールで残り数巻きってくらいになってしまったんで5時前にエギラウンド終了しました。

***

[9:30-12:30]
今までの俺だったらさらに西湘の浜あたりで弓角でも投げるところですが、なんかやたらと眠かったので、サバ船の予約電話を入れた後、がっちりと仮眠を取りました。

なんか、命をセーブしてますねえ。
だって眠いんだもん。

そうなんです、初夏のトライアスロンの恒例、最後は風俗、サバ船です。

結果として、20近くヒットしてキャッチが10、すなわちバラシまくりでした。
サイズは細身中型で小型が一本、大型は混じらずといった感じ。
バラシたヤツがでかかったような気がするんですけど。

最初の1時間近くは俺は1本キャッチしただけで全くヒットが無く、ところが周囲はポツポツとヒットしているのです。
こういう状況になるとすげえ焦るんすよ、俺。

両側のヒットしている人との違い、ジグの形状や色、シャクり方、などなどを必死でチラ見しながら色々試行錯誤をしました。
その結果気づいたのが、どの人もリアフックを付けているということです。

リアにフックをつけるとラインを拾ってしまうという「エビちゃん&エビゾー」状態になるのが面倒なんでイヤなんですが、試してみないとしょうがないので俺もアシストをリアに付けてみました。
すると、急にヒットしだすではないですか。

で、その後ほとんどのヒットはリアフックに掛かっていました。
かと言ってフォール中のアタリは全くと言っていいほどなかったです。

今までの経験上、アシストフックがフロントのみであってもそんなに釣れ方に変わりがあるという経験が無かったのですが、今日は顕著でした。

バラシに関しては、前代未聞のバラシっぷりでした。
周囲でも相当バラシが多かったことから、サバ自体の食いが浅かったとも思えます。

とにかくしっかりとアワセることを心がけましたが、あまり効果がありません。
で、途中でアシストの針先をチェックすると、ややナマッてるではないですか。

前日の準備のときにはちゃんと爪の上でフックが立つのを確認していたのですが、急激にナマるってことあるんでしょうか?
確かに途中からやたらとバラすようになったんで、どっかにひっかけたり打ち付けたりしてナマってしまったのかもしれません。

いずれにしても、ナマっているのに気づいたのは散々バラシまくった終盤の終盤です。
この時点でフックを変えましたが、後の祭りのカーニバルです。
気づくの遅すぎました。
巨大な痛恨、略して巨根です。

***

そんなわけでサバはおなじみの胡麻鯖鯖茶漬シメサバ、刺身、潮汁などなどのフルコースで食いました。

Kc3i0017

あまり脂が乗っているシーズンではないですが、それでもきっちりと〆て料理したサバは美味かったっす。

***

こんな感じのトライアスロンでした。
今年はGWにファンタジスタS君とドップリと濃いトライアスロンをしたので案外あっさりな印象です。

やっぱり午後から渓流に行くくらいの気合いを入れないとダメっすね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧